横浜駅前 電車・バスを降りてすぐ!!!
横浜駅西口から徒歩30秒 横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた自由通路」を通るとすぐ横浜駅から最も近い一般歯科と矯正歯科専門の施設を併設する歯科医院です。
横浜駅前にて開業44年を超える歴史ある医院です。
9月1日は防災の日でした。地震・台風・水害などの自然災害や新型コロナウィルスの感染なども含めて様々な災害に備えておきましょう。
虫歯の治療時に、麻酔を使用しないで削る場合があります。当然痛いだろう、つらいだろうと考え、できるだけ短時間で済むよう心がけています。しかし、これには理由があります。
実は、虫歯の状態によっては、詰めるだけで済む虫歯なのかそれとも神経(歯髄)をとる治療が必要なのか判断に迷うことがあります。
これは、虫歯の深さや広がり、あるいはレントゲン写真など客観的な検査によってその区別がつけられればいいのですが、そうではありません。
神経(歯髄)を取らずに残せる、つまりは詰める物(充填物)で済むのかは歯髄が炎症を起こしていないかまたは起こさない可能性が高いかによるので難しい判断です。
●麻酔なしで削ることによって削った直後に自発的な痛みがあるようであれば、歯髄はとったほうが良いでしょう。
●削っている最中には痛みを感じても、削り終わった時には痛みを感じないのであれば歯髄は残して充填で済むでしょう。
ところがどんな状態の虫歯であっても麻酔をしてしまうとこの区別がつけられなくなります。
そのため、もし歯髄を取らなければならないような状態の歯を、虫歯の深さなどだけで判断して充填で済ました場合、自宅などお帰りになった後、麻酔が切れた時に自発的な酷い痛みが出て辛い思いをすることもあるのです。
昼間治療を受けて、夜間に激痛! ということも多々あるのです。
また、痛みを感じていないがために削る時間が長くなってしまったり、必要以上に削ってさらに歯髄にダメージを与えてしまうリスクもあります。
ですので、麻酔を使うということは患者さんにとってその治療時には楽だとは思いますがその後のことを考え使用しない場合があります。
前述のとおり、辛い場合もあると思いますがなるべく短時間で済ますようにしていますので、ご理解ください。
村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記
日付: 2022年9月4日 カテゴリ:虫歯(症状・治療など), 歯科医療全般・全身との関連