横浜駅前 電車・バスを降りてすぐ!!!
横浜駅西口から徒歩30秒 横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた自由通路」を通るとすぐ横浜駅から最も近い一般歯科と矯正歯科専門の施設を併設する歯科医院です。
横浜駅前にて開業44年を超える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。
村田歯科医院内にある矯正歯科専門「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険による矯正)などにより、専門的な矯正歯科治療を行っています(矯正専門医常勤)。
歯周病は文字通り歯の周囲の病気であり、歯肉およびその中にある骨(歯槽骨)に対して影響を及ぼす疾患です。
歯槽骨は歯を支えている重要な部分で、これが歯周病の進行に従って溶けて無くなっていくことにより次第に歯は支えを失ってぐらついてきてしまい、いずれは抜かざるを得なくなります。
高齢になってもご自身の歯を使えるかどうかは、そのほとんどがこの歯周病の進行による歯槽骨の喪失如何に関わってくると言ってもいいでしょう。
虫歯の治療は、その虫歯による穴や削ることで失われた形を詰める物や被せる物などを私たちが型をとって製作し装着することによって回復し「治った」という状態にすることはできます。
一方歯周病はその治療も予防も、患者さんの努力 つまりはブラッシングがきちんとできていないとできません。
つまりは、私たちがいくら頑張っても診療室だけでは治すことはできません。
本来、歯肉と歯、歯槽骨と歯はお互い繊維でつながっています。
ところが、歯周病が発生し進行すると歯と歯肉の繊維によるつながりが切れてしまいそこにポケットと呼ぶ隙間が生じてくることにより、このポケット内に歯垢・歯石が侵入し歯周病菌が繁殖しさらに悪化していきます。
治療としては、この歯垢・歯石を取り除くこととポケットを無くすことになります。
歯垢・歯石の除去をするクリーニング的なことや、進行の具合によっては歯肉に対する外科的な治療も必要になる場合もあります。
その上で、治療と予防の一助として「歯周内科治療」というものがあります。
これは歯周病を引き起こす歯周病菌を薬により減少させる治療です。
内服の抗生物質を3日間だけ1日1回服用していただき抗菌剤のシロップをブラッシング後に歯肉縁に塗布していただく治療になります。
これによって細菌を減少させることで歯周病による歯肉の腫れや出血を抑えることができます。
痛みもなく短期間で非常に高い治療効果・予防効果が得られます。
歯周病が重度の方であれば症状を軽減させその後の治療が楽になり、軽度の場合は歯肉の治療が不要になったり、歯周病治療後には現状を維持させやすくなります。
もちろんブラッシングは不可欠ですが、効果的な治療法ですので歯周病の傾向が強い方や再発しやすい方には特に最適な治療法です。
なお、歯周内科治療は保険外治療となりますので自費負担となります。費用負担はスタートの時1回だけです。
歯周病は全身疾患との関連性も多く指摘されてきており、心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病・食道がん・胃がん・大腸がん・リウマチ・認知症・早産・未熟児出産などにも関連する本来怖い疾患です。
ご相談下さい。
村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記
日付: 2021年11月7日 カテゴリ:歯周病(症状・治療など), 予防歯科・デンタルケア and tagged 歯周内科治療、歯周病内服薬