「 赤ちゃんは 歯磨きいつ頃からがいいですか? 」
患者さんから、そんな質問が最近多いように思います。
いや、もしかしたら、私も1歳ちょっとの息子がいるから?人事ではないように感じてしまうから?
そう感じるのかも知れません\(0。0)
そこで、以前も「赤ちゃん 歯磨き」というタイトルで、ブログを書きましたが、今回は「 赤ちゃん 歯磨き いつから 」を言葉を追加して、実体験も含めてちょくちょくはさんで書きたいと思います★
単刀直入に・・・・・・
赤ちゃん歯磨きは1本でも生えてきたら始めた方が良いと思います。
赤ちゃんの歯が生えてくるのは、だいたい生後5~7カ月(約6ヶ月)ごろからです。
口の中がムズムズしてきた様子が見られたら、そろそろ生えはじめるサインなのです。そのムズムズが始まると、すぐに物をお口に運び・・・・
個人差はあれど、お口のなかをイジリ始めます。
はじめに下の前歯が2本、それから上の前歯が2本と生えはじめるのが通常です。
わたしの息子は今、前歯上下4本づつ8本が生えています
やっぱり、良くお口の中をイジッタリ、カミカミしますね。
そんな初期でも、虫歯を防ぐには、やはり歯磨きです。
赤ちゃん用の歯磨きをしてあげましょう。
歯が生え始める生後6カ月ごろは、ちょうど何でも口に入れたがる時期でもありますので、このころに便乗して、歯ブラシに慣れさせておくと、後になって苦労が少ないかもしれません。
普通の子供用の歯ブラシを口の中に入れたり、歯ブラシで歯ぐきをなでたり、あるいは手に持たせるなどして慣れさせてあげてもいいです。
ただ、ブラシの毛先が嫌で!または、くすぐったくって!嫌がる赤ちゃんもいます。また、一般的な歯ブラシは、赤ちゃんに持たせるには危なすぎます。転んだら大変です(><;)。まー、皆さん、赤ちゃんが立ったまま持たせることはしないと思いますが・・・・・
またまた、我が家での話ですが、 ★息子の歯磨きデビュー★の時は、
赤ちゃん歯ブラシ「ぷうぴぃ」で、歯ブラシの毛先の感覚になれてもらいました。勿論、はじめはただ噛んでいるです。
でも、カミカミしてるうちの慣れてきて、その後の歯ブラシもやり易くなるのではないでしょうか?
次のアイテム(方法)としては・・・・・・
ガーゼ や ペーパーです。
歯の数が少ないうちは、市販のガーゼや市販のお手入れペーパー・ティッシュなどを使って、歯の汚れを優しくふき取るようにしてあげて下さい。
上下8本ぐらい歯が生えたら、できるだけ歯ブラシで、赤ちゃん歯磨をしましょう。ただ、「ぷうぴぃ」はあくまで、ブラシの感覚になれるためで、あまり、清掃効果は期待できないかもしれませんね。
1才を過ぎたら赤ちゃん歯磨きの習慣づけに、歯ブラシを子どもに持たせて自分でみがかせたりします。
このとき、くれぐれも転んだりして喉に刺さらないように、歯ブラシガードの使用や持たせる時は座らせてくださいね。
もちろんまだ、自分ではみがけないので、歯が生えそろうまでは、ママがひざに寝かせてみがいてあげるようにします。
いやがるときはマネごとでもいいので、ともかくも習慣づけする事が赤ちゃん歯磨きには大切なのです。
さらに補助的なものも応用するのも良いかもしれません。
うちでは、「レゴビーノ」です。 フッ素剤です・・・・
ネットで見ると良い事悪い事色々と、賛否両論あるみたいですが、あくまで、補助剤みたいなものですし、適切な使い方なら私は良いとおもいます。
ちなみに、ウチの息子はお母さんの歯磨きをなんとかこなしたあと・・・
「シューシュー」っていうと・・・・・・・・(仕上げにレゴビーノです)
気に入ってるのか? 喜んで、レゴビーノをやるため「アーン」って大きなお口をあけます。何回もせがみますが、やりすぎは禁物!
適量です。
どんな時、どんな年代でも「食べたらみがく」が基本ですが、赤ちゃん歯磨きは食べ物の残りかすを取るのも大変です。
どうしても、食後できない場合もありますよね。
そんなときは、食後にこだわらず、特に大事なのは、オヤスミ前 zzzzz
特に寝ている間は唾液の量が減って、虫歯になりやすいので、できたら夜寝る前やお昼寝の前など、1日1回はてていねいに磨いててあげましょう。
そして、赤ちゃん歯磨きを無理やり行うことは良くないです。
これ大事です!!
楽しい 雰囲気で磨いてあげましょう。歌でも歌いながら♪でもよいです。
そのお子さんの好きな・興味を持つものや遊び感覚で楽しめる方法を、お母さんが工夫してあげて下さい。
ぬいぐるみやお人形さんに歯磨きしてみせたり・・・・
歯磨きできたらご本を読んであげたり、歯磨きの本なんてのもあります。
赤ちゃんの好きな色や形を使ってあげたり・・・・
子どもの歯ブラシや歯磨きグッズは、お店で買うとき子ども自身に選ばせてあげる・・・・・
などなど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ウチでは、「しまじろう」が、活躍しています。
色々親子で楽しみながら赤ちゃん歯磨きの習慣づけを!
これが一番です。
歯磨きをいやがる原因は、「歯磨きが痛い」「歯磨きが気持ち悪い」と感じるからです。
親御さんも赤ちゃん用歯磨きをマスターしてください!
歯をみがくときは、ブラシ部分が歯に当たっているかどうか、注意深く確認をしながらみがいてあげてください。
無理やり続けていると、歯みがきが大嫌いなってしまいます
なるべく機嫌のいい時間帯に、楽しい雰囲気で行うようにしてあげましょう。
ウチ息子の今は、「ぷうぴぃ」は卒業しました。乳幼児用歯ブラシにガードをつけて使用中です。レゴビーノは相変わらず好きなようです。
赤ちゃん 歯磨き がんばってくださいね!
村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人
日付: 2013年1月25日 カテゴリ:歯周病(症状・治療など), 予防歯科・デンタルケア, 赤ちゃん・子供の治療 and tagged いつから, 歯磨き, 赤ちゃん