横浜駅前 電車・バスを降りてすぐ!!!
横浜駅西口から徒歩30秒 横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた自由通路」を通るとすぐ横浜駅から最も近い一般歯科と矯正歯科専門の施設を併設する歯科医院です。
横浜駅前にて開業44年を超える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。
村田歯科医院内にある矯正歯科専門「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険による矯正)などにより、専門的な矯正歯科治療を行っています(矯正専門医常勤)。
新型コロナウィルスの感染は収束の兆しが見えず、変異種という厄介な株が猛威を振るう勢いです。
くれぐれもご注意いただき、感染しない、感染させないをお願いいたします。
さて、前歯などで虫歯があり、過去に治療を受けて白い詰め物をしてもらった経験はかなりの方におありだと思います。
この場合現在ではレジンと呼ばれる樹脂による充填がほとんどです。
虫歯となった部分を取り除き、削って失われた部分にペースト状のレジンを詰めて形態を作り紫外線を照射して固めるというタイプの治療が主流です。
女性の方ならご存知かと思いますが、この手法はネイルサロンと同じです。ひょっとすると素材も同じ物を使用しているのかもしれません。
かつては2種類のペーストを混ぜ合わせると硬化が始まり、完全に硬化するまでの間に充填する化学重合と言うタイプの物でしたが、充填時間に限りがあるためにその操作がより余裕をもって楽に形態の付与ができる紫外線照射により硬化する光重合型の物が現在は多く使われています。
周囲の歯質との接着性もメーカーの様々な研究努力により昔より格段に向上しました。
ただ、いずれにせよレジンは充填時は非常に色がきれいで歯質と区別がつかないように充填ができますが、長期間経つとどうしても変色をきたしてきます。また、周囲の歯質との間に褐色のラインができてしまうこともあります。
そういった場合、やはりやり直したくなりますよね?
これが、虫歯の発生による着色・変色であれば当然治療し充填し直さなくてはいけません。
ですが、単なる着色・変色であれば少し考えましょう。
充填のやり直しをすれば間違いなく現在よりきれいになるでしょう。
ただ、やり直しをする上では充填されているレジンを削り取らないといけません。
その際に同じ大きさを保つことは困難であり、必ず今までの充填物より大きさは大きくなります。つまりは、それだけ残存している歯質は失われるわけです。
やり替えるごとに歯質は失われ、やがては詰めることもできなくなり被せなければならなくなることもあります。
ですので、少しでも気になったらすぐに詰め替えるというのは私はお勧めしません。
あまり真っ茶色でも困りますけどね・・・
そのリスクも考えた上でどうするか考えましょう。
着色と思っていたら実は虫歯だったというのも困ります。ご相談ください。
村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記
日付: 2021年4月11日 カテゴリ:虫歯(症状・治療など), 歯ぎしり・噛みしめ・噛み癖 and tagged 充填物、変色