横浜駅前 電車・バスを降りてすぐ!!!
横浜駅西口から徒歩30秒 横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた自由通路」を通るとすぐ横浜駅から最も近い一般歯科と矯正歯科専門の施設を併設する歯科医院です。
横浜駅前にて開業44年を超える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。
村田歯科医院内にある矯正歯科専門「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険による矯正)などにより、専門的な矯正歯科治療を行っています(矯正専門医常勤)。
急に寒くなりました。
インフルエンザも流行ってきています。ご注意を・・・!
口内炎とは、口の中に起こる炎症だから「口内炎」であり、鼻に起こる炎症だから「鼻炎」などと一緒です。
アフター性口内炎・カタル性口内炎・ウイルス性口内炎・アレルギー性口内炎などが主です。
通常、「口内炎」はアフター性口内炎を指すことが多いと思います。
アフター性口内炎の場合、境界が明瞭で周囲が赤く中央に白いややくぼんだような潰瘍が1個または数個、歯肉・舌・口唇・頬の内側などにできます。
この原因ははっきりとわかっていませんが、栄養不足(ビタミンB2欠乏など)・ストレス・免疫力低下・睡眠不足などと言われています。
以前に書きましたが、アフター性口内炎はレーザー照射ですぐに痛みが無くなります。
ただ、通常数日で自然治癒することがほとんどです。
カタル性口内炎は、入れ歯(義歯)や矯正器具の接触であったり、頬の内側を噛んでしまったりして細菌が繁殖、熱湯・薬品の刺激などの原因による口内炎です。この場合は境界が不明瞭で赤く腫れたり水疱を作ったりします。
ウイルス性口内炎は、ヘルペスウイルスによるものや、梅毒・淋病・クラミジアなどの性感染症による口内炎です。
アレルギー性口内炎は、特定の食物・薬物・金属の刺激によりアレルギー反応を起こして発症するものです。
一方、患者さんが「口内炎」と勘違いされているものに、フィステル(瘻孔)というものがあります。
この多くは、歯肉に出現します。周囲は赤く中央はやや盛り上がった形で痛みのない場合もありますが、痛みがある場合は盛り上がり膨れてきて、時間が経つと破裂したようになり膿が出て、この後は痛みは引き、あたかも治ったかのようになってしまいます。
フィステル(瘻孔)とはこの内部に溜まった膿の出口です。
自然治癒したかのようになってしまうことがありますが、原因を取り除かない限り完全治癒はしません。症状が無くなってしまっただけなのです。そのため、再発し次第に拡大し重症化していきます。
フィステル(瘻孔)のできる原因は、歯周病から歯肉に膿が溜まり(歯肉膿瘍)起こるものと、歯の根の先端部に膿が溜まり(歯根嚢胞)できるものと2通りあります。
歯周病からの場合は、歯の周囲にできたポケットと呼ぶ隙間に磨き残しが入ることによって起こるので、このポケットを無くす為の歯周病治療が必要です。
また、歯根嚢胞の場合は歯の根に原因があるので、この嚢胞を無くすための治療が必要になります。この治療法については後日ご説明いたします。
多く見られる「アフター性口内炎」は粘膜の表面的な炎症兆候ですが、「フィステル」は内部に原因がある炎症兆候ですのでこのように対処は全く違います。
簡単に判断せず、受診されてください。
村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記
日付: 2019年12月1日 カテゴリ:虫歯(症状・治療など), 歯周病(症状・治療など), 歯科医療全般・全身との関連 and tagged 口内炎 化膿