横浜駅前 電車・バスを降りてすぐ!!!
横浜駅西口から徒歩30秒 横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた自由通路」を通るとすぐ横浜駅から最も近い一般歯科と矯正歯科専門の施設を併設する歯科医院です。
横浜駅前にて開業44年を超える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。
村田歯科医院内にある矯正歯科専門「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険による矯正)などにより、専門的な矯正歯科治療を行っています(矯正専門医常勤)。
最近、横浜市民病院や横浜市立大学附属病院などから手術前の患者さんの口腔ケアの依頼が増えてきました。
これは、周術期等口腔機能管理といって、がんなどの治療を開始する前に歯科医師や歯科衛生士が、口腔内からの感染源を除去,あるいはコントロールすることです。これは、虫歯や歯周病のケアをすることで口腔内の健康を維持して手術に悪影響を及ぼさないようにするためのものです。
「周術期」とは,「手術を中心に,入院前から術中・術後・退院後も含めて」という意味で,この一連の期間のことをさします。
周術期等口腔機能管理の対象となるのは、
①がんなどにかかわる手術で、頭頸部領域,呼吸器領域,消化器領域などの悪性腫瘍の手術,心臓血管外科手術,人工股関節置換手術等の整形外科手術,臓器移植手術,造血幹細胞移植,脳卒中に対する手術等を受ける患者さん
②がん等にかかわる放射線治療,化学療法もしくは緩和ケアを行っている(行う予定を含む)患者さん
入院中に口腔環境を良好に保つことで,術後肺炎,誤嚥性肺炎,感染性心内膜炎,口腔粘膜炎,薬剤関連顎骨壊死,放射線性顎骨骨髄炎といった合併症の発生を減少させられることが示されてきています。
また、周術期等の口腔管理をすることで手術後経口摂取までの日数が減少し,術後の早期回復・入院日数の減少にも繋がることが報告されています。
周術期等口腔機能管理を受ける患者さんは、術直後だけでなく生涯にわたってかかりつけ歯科医院で継続的な口腔機能管理を受けることは非常に有益なことです。
特に感染源となりうる歯周病のコントロールは、周術期等口腔機能管理を進める上では重要なポイントになります。
急な手術などで病院から依頼されても期間が短く十分なことができず、応急処置になってしまう場合もあります。その場合は、術後退院された時に適切な治療をすることにはなります。
できれば、こういった際に応急処置で済ませることが無いように体が健康な普段から歯科検診等を定期的に受けておくことが大事です。
村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記
日付: 2023年6月18日 カテゴリ:虫歯(症状・治療など), 歯周病(症状・治療など), 予防歯科・デンタルケア, 歯科医療全般・全身との関連, 健康保険・医療費 and tagged 手術、周術期