虫歯や歯周病で歯を抜いた経験のあるかたもいらっしゃると思います。
抜いてしまったら、痛みはないし、それなりに食事もできる!
「いけない!」とはわかっているけど・・・・・ほったらかしにしている
そんな方はいらっしゃいませんか?
実際のところ!このように歯が抜けたまま放置しておいても大丈夫だと思いますか?
そこで、今回 「抜歯をして放置した場合」 についてです。
やはり、歯が抜けたままにしておくといろいろな弊害が生じる場合が多々あります。
例えば奥歯で途中の歯がない場合、隣の奥歯が手前に傾いてきます。
歯が斜めになってしまうため、強い力で食べ物が咬めなくなったり、咬み合わせのバランスが崩れて顎の調子が悪くなったりすることがあります。
いわゆる 「顎関節症」 です。
また歯を抜けたままにしておくと、反対側(上なら下の歯、下なら上の歯)が飛び出してきます。
こうなると飛び出した歯は食事のたびにひっかかり、顎の動きが妨げられて顎の調子が悪くなることがあります。
このような好ましくない歯の移動が起きてしまうと、歯を元の位置に戻すのは困難で、その後の歯の治療が大変になってしまいます。
歯が抜けた部分がある場合は、痛くないからといって放置せずに、状況に応じてブリッジやインプラントなどによる治療を早めに行ったほうがよいでしょう。
歯が抜けた部位の放置は、絶対に避けてくださいね。
村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター スタッフ
日付: 2014年6月15日 カテゴリ:噛み合わせ・顎関節症, 入れ歯 and tagged 噛み合わせ, 抜歯, 放置