診療において最も多い訴えが「歯がしみる」「歯が痛い」です。
この時期、だんだん空気が冷たくなってきて口に入る外気だけで「うわっ、なんか歯がしみる!」なんてこともありますよね
この歯の痛み、しみる原因はなんでしょうか?
①知覚過敏
歯肉が下がって(退縮して)歯の根の面が露出することによって起こってくる場合が多く、冷たいものを口に含んだ時や外気や歯磨きの際に感じる
②虫歯(齲蝕)
虫歯が進行して歯に穴があいて痛みが出てくる。一度治療をした歯であっても、再びその周囲から新たに虫歯が発生し(2次齲蝕)しみたり痛んだりする
③歯髄炎
虫歯の進行によって、歯の神経(歯髄)近くまで及んだことで神経(歯髄)が炎症を起こしてしまい痛みが出る。冷たいものよりも熱いものにしみたり自発的な痛みが出たりする
治療法
①の場合、知覚過敏を防止する薬を塗布したり、露出した根の面に覆いをすることで治まる可能性が高い。
②の場合、齲蝕部位を取り除き詰める(充填する)か冠を被せる(補綴する)ことで治まる。
③の場合、齲蝕部位とともに歯の神経(歯髄)を取り除き根の治療を行ったうえで失われた歯を充填するか補綴する。
①②の治療は、1日~2日程度で治療が完了しますが、③の治療は数回の治療で場合により数週間かかることがあります。
年末で忙しい時期でもあり、残りの日数も少なく、また放置して年末年始の歯科医院が休診中にひどい痛みが出たら最悪です。
早めに受診しましょう
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村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記
日付: 2018年12月9日 カテゴリ:虫歯(症状・治療など), 予防歯科・デンタルケア and tagged 知覚過敏, 虫歯, 2次カリエス、2次虫歯、2次齲蝕, 根面露出