横浜駅前 電車・バスを降りてすぐ!!!
横浜駅西口から徒歩30秒 横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた自由通路」を通るとすぐ横浜駅から最も近い一般歯科と矯正歯科専門の施設を併設する歯科医院です。
横浜駅前にて開業44年を超える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。
村田歯科医院内にある矯正歯科専門「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険による矯正)などにより、専門的な矯正歯科治療を行っています(矯正専門医常勤)。
次第に暖かさを増しすでに暑い日も出てきました。蚊も出現し始めてるようです。
GWは久々に規制のない休日を過ごせるようですが、新型コロナウィルスは消滅したわけではありません。お休みが取れる方は、気を付けて楽しい時間を過ごしてリフレッシュいたしましょう。
再び「歯ぎしり」です。最近「歯ぎしりがあるので、マウスピースを作ってください」というご依頼で受診される方が増えています。
歯ぎしり自体が増加傾向にあるのでしょうか?それとも、ネットに依る情報があるためマウスピースの使用というのを良くご存じなのかとも推察します。
☆原因
明確にはわかっていません。多くはストレス、歯ぎしりによってストレスを発散しようとするためです。
そして歯並びやかみ合わせの不良と言われています。それによって口回りにストレスを感じ起こる。
飲酒・喫煙も遠因として挙げられます。睡眠の質を低下させ歯ぎしりを誘発、悪化させます。
病気によるものとして、逆流性食道炎の場合胃酸が口腔内に逆流し酸性になるため中和しようと唾液が増えることで無意識に歯ぎしりが起こることが最近の研究でわかってきました。
また、睡眠時無呼吸症候群の場合やはり睡眠の質が低下するので歯ぎしりを起こすことになります。
☆種類
歯ぎしりは睡眠中だけでなく、起きている時にもしていることがあり、重いものを持ったり何かに集中している時に食いしばるのも歯ぎしりの一つです。
●グラインディング
ポピュラーで最も多いタイプで、ギリギリと音を立てて上下の歯を擦り合わせるもので家族などに指摘されることが多い
●タッピング
細かな上下動により小さい音でカチカチするタイプで他人には気付かれにくく、あまり多くはありません。
●クレンチング
いわゆる噛み締め・食いしばりです。音が出ないので周りもご自身も気づきません。
☆歯ぎしりを起こしやすいタイプ
●頑張るタイプ
●ストレスの発散が苦手
●とことんこだわるタイプ
●忙しい人
●睡眠が浅い(睡眠時無呼吸症候群など)
☆影響
歯には強い力がかかることで、削れる・欠けるということが起こり、それによりしみる・痛むということも起こります。また、詰め物が割れる・取れることもあります。
また、歯だけでなく周囲の組織にも負担をかけるため歯周病を悪化させ、歯肉の退縮や歯並びにも影響します。
歯ぎしりの時のかかる力は、食事の際より強いために顎にも大きな負担がかかるため顎関節症の原因になります。
さらに、口腔内だけにとどまらず、肩こりや頭痛をも引き起こします。
☆改善方法
睡眠の質を向上させることや適度な運動、ストレスの解消でしょう。
☆歯科での治療
ナイトガードというゴム製のマウスピースを製作し装着します。市販の物もありますが、合わなくて歯や歯肉に痛みが出ることもありますので歯科医院にて型取りをしてきちんとあった物を使用した方が違和感も少なく使用できます。保険適用なので、2日通院3割負担で3000円程度です。
就寝時はもちろん、何か集中してやっている時など歯ぎしり・噛み締めが起きそうな時に装着することで、歯や顎への負担がかなり抑えられます。
現時点で特に不快事項や自覚症状が無くても、歯ぎしりがあるのであればご相談ください。
村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記
日付: 2023年4月30日 カテゴリ:歯周病(症状・治療など), 予防歯科・デンタルケア, 矯正歯科(歯並び・症状・治療法など), 歯ぎしり・噛みしめ・噛み癖, 噛み合わせ・顎関節症 and tagged 歯ぎしり、マウスピース、ストレス