横浜駅前 電車・バスを降りて直ぐ!!! 横浜駅西口から徒歩30秒、横浜駅から一番近い一般歯科と矯正歯科専門の施設を併設する医院です。横浜駅前にて、開業40年を迎える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。
横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。
皆さん お口の健康 そして体の健康のために、歯科医院で歯石のチェックをしましょう!
☆歯石とは?☆
歯の表面にこべりついて堆積した白や黒の硬い物質で容易に除去できないのが歯石です。
歯石は、口腔内の細菌の死骸やプラーク(歯垢)が唾液中や血液中のカルシウムおよび無機塩類と塊になって石灰化したものです。
つまり、もともとは歯みがきの際の磨き残しです。
プラークのうちは軟らかいものですが、歯石となり無機質量が増すことで本当に石のように硬くなります。
こうなると歯みがきでは落とせません。
たまに、あまりに歯石が多くついてしまって、その一部が何かの拍子に欠けたことで歯が欠けたと勘違いされて来院される方もいらっしゃいます。
歯石は付着する場所によって、歯肉の縁より上につくものを歯肉縁上歯石、歯肉の縁より下につくものを歯肉縁下歯石と呼びます。
歯肉縁上歯石は、唾液由来の黄白色もしくは灰白色で唾液腺(唾液を造る工場)の開口部(唾液が口腔内に出てくる蛇口)が好発部位です。形成速度は速いですが歯面への固着力は弱くスケーラー(歯石を取る器具)にて容易に除去することができます。
特に下の前歯の裏側(舌側)がつきやすく、これは顎下腺・舌下腺の開口部が舌の前付近にあるためです。
歯肉縁下歯石は、歯肉の炎症によって歯肉と歯の間にできた深い隙間(ポケット)内の滲出液や血液由来の暗褐色の歯石である。特に好発部位はありません。形成速度は歯肉縁上歯石に比べると遅いのですが、密度は高く除去が困難です。
歯肉縁下歯石はご自身で見ることは難しいのですが、歯肉縁に黒いものが見えていることに気付いて虫歯と勘違いされる方がいらっしゃいます。
歯石のつきやすさはもちろん歯みがきの仕方に左右されますが、唾液の性状や歯並びなども影響し個人差があります。
歯石は簡単に取れません。ご自身で取ろうとすると歯肉を傷つけたり一部だけ取れて尖った角ができてしまったりということがあります。注意してください。
歯科医院にいらして、歯科医師または歯科衛生士によって手用スケーラーや超音波スケーラー・エアスケーラーという専用の器具を使って落とさないと取れません。
付着している期間が長ければその分量も増えますし、歯周病により歯周組織に与える影響も大きくなるので、なるべく早くとっておくことが重要です。
歯石は、歯周病の大きな原因です。
歯周病は様々な全身疾患とも関連性があり歯周病菌がその要因となっています。
糖尿病・リウマチ・食道がん・胃がん・大腸がん・心筋梗塞・脳梗塞・アルツハイマー・・・
付着の速度・量・場所には個人差があるので、ご自身に見合った頻度(期間)で定期的に除去しましょう。
3か月か6か月くらいが目安でしょうか。
大事な歯周病治療なので、「歯石を取りに来た」「歯石を見てください」「検診」で結構です。
定期検診を
村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記
日付: 2018年10月28日 カテゴリ:歯周病(症状・治療など), 予防歯科・デンタルケア, 歯科医療全般・全身との関連 and tagged 歯石、歯科検診