横浜駅前 電車・バスを降りてすぐ!!!
横浜駅西口から徒歩30秒 横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた自由通路」を通るとすぐ横浜駅から最も近い一般歯科と矯正歯科専門の施設を併設する歯科医院です。
横浜駅前にて開業44年を超える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。
村田歯科医院内にある矯正歯科専門「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険による矯正)などにより、専門的な矯正歯科治療を行っています(矯正専門医常勤)。
北海道大学大学院歯学研究院の樋田京子教授らの研究グループにおいて、市販の洗口液に含まれる殺菌成分であるセチルピリジウム塩化物水和物(CPC)が、新型コロナウィルスに対して抗ウィルス効果があることを発見したそうです。
これまでの研究で高濃度では新型コロナウィルスエンベロープの破壊による感染症抑制は報告されていましたが、一般的な洗口液中の濃度においての効果が不明でした。
今回の研究により、洗口液中の濃度においても新型コロナウィルスの粒子の形態変化をもてらすことにより不活性化する感染性抑制効果があることが分かったそうです。
これは、大正製薬と熊本大学大学院生命科学研究部遺伝子機能応用学研究室の甲斐広文教授及び環境分子保健学研究室の三隅将吾教授らを中心とした同大学の研究チームでの研究においても新型コロナウイルスを99%以上不活化することを確認しています。
CPCは、細菌の脂質二重膜で構成されている細胞膜を破壊することで、殺菌作用を示すことが知られており、新型コロナウイルスのエンベロープはこの脂質二重膜構造であり、エンベロープを破壊することで、CPCは新型コロナウイルスを不活化すると考えられます。
新型コロナウイルスは様々に変異し、スパイクタンパク質の構造が変化した変異ウイルスの流行が確認されていますが、これらの変異ウイルスも同様のエンベロープを持っています。
この他にも、当院で積極的にお出ししている含嗽剤のアズレンもインフルエンザには効果が無いようですが、新型コロナウィルスの感染にはウイルスの粘膜への付着を防ぐ効果があるようです。
まだまだ、新型コロナウィルスの感染は予断を許さない状況です。
この年末年始はいろいろと移動や人混みへの外出が増える時期ですので、手洗いを含め様々な感染対策をして健康にお過ごしください。
この一年ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。
村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記
日付: 2022年12月25日 カテゴリ:予防歯科・デンタルケア, 歯科医療全般・全身との関連 and tagged 新型コロナウィルス、洗口液, CPC