横浜駅前 電車・バスを降りて直ぐ!!! 横浜駅西口から徒歩30秒、横浜駅から一番近い一般歯科と矯正歯科専門の施設を併設する医院です。横浜駅前にて、開業40年を迎える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。
横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。
前回記述しましたが、現在 顎関節症の原因の約8割はTCH(Tooth Contacting Habit)であると言われています。
TCHとは、人間は一日のうちで上下の歯が接触している時間は10数分であるものが何かに集中してしまっていると接触状態が長く続き顎関節症など様々な症状を引き起こす習癖です。
強い噛み締め状態を考えますが、短時間の噛み締めは実はそれほど害ではありません。
問題となるTCHは、長時間歯が軽い力ても触れ合っている状態で、無意識に長く続けてしまうことで、さまざまな障害を引き起こす要因になります。
歯が接触していると、口を動かすための筋肉(咬筋・側頭筋など)が収縮し続けることにより、歯に過大な負担がかかります。
本来顎関節及び筋肉は、上下の歯が噛み合わずにやや開いた状態が安静なリラックスした状態なのです。
TCHにより、関節だけでなくもちろん歯にも悪影響を及ぼし、歯痛の原因や破折・歯周病の悪化なども引き起こします。
通常は噛んでいる時間が長く続くと筋肉が疲労し脳が歯を離して緊張を解く指令を出すのですが、緊張状態が長時間続いてしまうと指令を無視し気付かなくなってしまいます。
長時間のパソコン作業、スマホでの長時間のゲームなど軽く噛んだ状態で集中することが常態化することによりTCHに陥ります。
TCHを治すには、まず上下の歯が接触状態にあると前述の筋肉が緊張していることを認識して感じていただきます。それによって様々な障害をもたらしていることを認識するのです。
そのうえで、当院では歯のイラストシールをお渡ししています。これはご自身で紙に例えば「歯を離す」など書いていただいたものでも良いのですが、パソコンのディスプレイサイドやスマホなど目が行くところに貼っていただき、それを見た時には鼻から息を吸い口から出すという脱力をして上下の歯を離すことを繰り返し行っていただきます。
これを繰り返すことで条件反射となって、歯の接触に気付くと離すという習慣が身につくようになります。
きちんと取り組んでいただければ、2~3か月で効果がでるでしょう。
まずは、ご相談ください。
村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 横浜一般担当 岡田一記
日付: 2018年8月5日 カテゴリ:歯周病(症状・治療など), 歯ぎしり・噛みしめ・噛み癖, 噛み合わせ・顎関節症 and tagged TCH