先日の連休中、近所の埠頭にイカ(エギング)を釣りに行ってきました。趣味が釣りで、特にルアーやフライフィッシングは今ほどメジャーではない頃からやっています(30年くらい前から)。マニアックです。
釣果は・・・・・・こんな感じです。
裁いて美味しくいただきました。やわらかくネットリした感じのイカもまた美味しいですが、今回は、焼きイカと茹でイカにしました。噛めば噛むほど味が出る歯ごたえがなんともいいですよね。
そこで、今回、イカなど歯ごたえのある食べ物の大切さ!について、ちょっとお話したいと思います。とくに成長期において・・・・
成長著しい乳幼児期でのあごの骨は噛むトレー二ングによって、そしゃく力(噛む力)を高め、歯並びを整えながら段々と顔や顎を形成していきます。さらに、歯ぐき、あごの骨、咀嚼筋、舌、唇などがうまく働いてその機能を高めて行きます。
また、歯槽骨(歯が植わっている骨)の細胞はカルシウムなどの栄養をかむことによって取込んでおり、軟らかいものばかり食べて、噛む力が弱すぎると代謝機能がうまく働かず骨が発育不良になる。次第に歯ぐきの抵抗力も弱まってしまうことにもなりかねません。
また、成長期の子供だと、顔の輪郭にゆがみができたり、姿勢にも影響する場合があります。良く噛めば、舌や周囲の筋肉が良く動き、歯列(歯が並んで出来るアーチ)のバランスが大きく発達しやすく歯列不正(歯ならびが悪いこと)になりにくくなります。
その歯列弓が、狭く歯並びが左右でズレていると、あごの関節に加わる力に左右で差ができてしまい、将来、顎関節症ってことにもなりかねません。
噛めば噛むほど筋肉が正常に作用して姿勢が良くなり、運動能力が高まるという報告もあります。
よく噛んでいると自然に姿勢が良くなるり、運動能力も高まると同時に、多くの全身的な病気の予防にもなるということです。
このように噛むことは大切です!頑張って皆さんもイカ釣りに挑戦してみてください。タコでもいいですよ (笑)・・・・・(00;)/
「噛むことの大切さは」・・・ part2に続きます
村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人