初夏!!
だんだん気温が上がり、そろそろ半袖の日も増えてきますね。熱くなると喉が渇き口の中がも乾きますよね。水分補給は十分してくださいね。
そこで、今回、口内の水分の源!唾液について・・・・・
唾液には、消化を助けるアミラーゼ、骨や筋肉・血管・結合組織を丈夫にして老化を防ぐパロチン、口腔内細菌の繁殖を抑えるリゾチームなど様々な酵素や成分が含まれて居ます。
また、唾液には私達の食事に含まれる色々な発ガン性物質の毒性を消す効果があるといわれています。
唾液を混ぜる時間が長いほど毒消し効果は強く、毒性が元の1~2割に薄まるのに約30秒、1回かむのに成人でも子供でも大体1秒かかるので、「食事は1口30回噛む」ということがが望まれます。
これは発ガン性物質が作り出す活性酸素を、唾液に含まれるペルオキシダーゼという酵素が消してしまうからと考えられています。また、噛めば噛むほど口の中のが唾液による洗浄効果が促進されます(自浄作用)。
食物繊維や唾液などの流れによって口の中が自然にきれいになるということであり、話をしたり笑ったりすることでも、この自浄作用は促進されるといわれています。
当然、自浄作用が効果的に働けば、虫歯や歯周病の予防にもなるわけです。
口臭、歯周病や虫歯に悩む方は、一度、ご自身で口の中のネバネバ感をチェックしてみてください。どうもネバネバするなあ~と感じる方は、よく噛んだり、柑橘類など酸味のあるものを食べたりして、唾液がたくさん出るよう心がけてください。
こう考えてくると唾液は万能薬でもあり、
大切な役割を果たす!「お口のバリア」とも言えるのではないでしょうか?
村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人