最近、不安定なお天気が続きますが、もう7月中旬!
そろそろ★夏本番★といったところでしょうか?
前回、大人の矯正について、記事を書かせていただきましたが、今回は、夏休みということで・・・・・・・
(特別企画というわけでもあえいませんが)・・・・・(00;)
「子供の歯並びは何歳ごろチェックしたらよいのか?」
「矯正治療を始めるならいつごろが一番良いタイミングなのか?」
についてです
★結論から言います★
歯列不正(歯並びの悪い状態)の種類や永久歯の生え具合で、矯正装置の種類や使用開始時期が、各個人で変わってきますので、一概に何歳から!!というものではありませんが、永久歯生え変わり中の混合歯列期が最も良いタイミングです。これは「小児矯正」や「第Ⅰ期矯正治療」と呼ばれる早期治療のタイミングです。
だいたい、6~7歳ごろ矯正相談でチェックした方が良いと思います
早期治療を行うと アゴの成長をコントロールしながら矯正治療を行うことができるので非常に効率的で苦痛の少ない矯正治療が可能となります。特に上アゴと下アゴの成長のピークは違います。一番良いタイミングを見極めるのが大切なんです。
それからでも、遅いことはありません。実際、8歳頃から始めるお子さんも多いです。
良く、前歯4本が生え変わったくらいが良いタイミングです!という言葉を耳にすることが多いし、私たち矯正専門医もそういう言葉を使う場合もあります。
アゴの成長傾向と歯の生え変わりの時期が平均的なお子さんなら、それでも十分良い治療効果が得られると思います。
しかし、個人的な見解も少し含みますが、最近、どうも歯の生え変わりの時期が遅いお子さんも良く見られます。食習慣との関連性もあるのでしょう。
ですから、
前歯4本生え変わったのを待ってると、小学校高学年になっってしまった!
アゴの成長はどんどん進んでしまい最も良いタイミングを逃してしまった!
ということになります。
このような理由で、少々早めの
6~7歳ごろ
が、矯正相談を受ける最も良い時期だと考えています。(ただし、乳歯列期で、受け口がひどい場合は、3~5歳児から受け口の早期治療が必要なこともあります。乳歯の受け口は注意してください・・・・)
仮に矯正相談へ行った時の生え変わり具合が、治療を受けるには、少々早すぎる場合でも、歯列不正予備軍かは、ほとんどの場合判断できます。
早すぎた場合は、先を見据えて、3~6ヶ月の「歯並び定期検診」をオススメします。そうすれば
「これだっ!!!!」 ってタイミングは逃しません!
ご両親が、あれ?と思うまえに、まずは矯正相談を受けてみてください。
しばらく様子をみましょうでは、最も良いタイミングでの治療が手遅れになることもあります。
また、永久歯の生え方にも影響するので、乳歯も安易に抜いてはいけません。乳歯の早期抜歯は永久歯が並ぶためのスペース不足にもつながります。
それにより、後の矯正治療が非常に困難なったり、治療期間も延びます。
是非、誰に言われるでもなく、6~7歳くらいに歯並びチェックで、矯正相談にお越しください。
最も良いタイミングでの矯正治療のために・・・・・・
村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人