★お盆休みですね★ (00)/
ご家族で旅行中や家でのんびりとしてる方々も多いのではないでしょうか?
私ものんびり?ダラダラ? しています。
お休みだから少しぐらいいいですよね・・・・・(0。0;
そんな中、つい朝寝坊したり夜更かししたりして、お口の中のケアも
「ダラダラ」してませんか?
いくらお休みでも、お口のケアは 「別のものです!」
そこで、夏休み「お口のチェック②」と称し、今回は歯磨きを怠けるとこびりついてしまう。
「歯石」 についてです。
(><;)/
歯および義歯などの表面に堆積(たいせき)する硬い物質のことを歯石いいます。歯石は、口の中の細菌の死骸や歯に付着した歯垢(プラーク)が、血液中のカルシウムや唾液(だえき)中の無機塩類の塊がこびりついた(石灰化)ものです。
つまり、
磨き残しがある
↓
最近により歯垢(プラーク)が形成
↓
歯石
となるわけで、きちんとしたお口のケアや歯磨きが大切なんです。
歯石は、はじめは軟らかいですが、古くなってくると次第に無機質量が増し、石のように硬くなります。歯石は堆積する場所によって歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石とに分けられます。
歯肉縁上歯石は、歯肉の辺縁(歯と歯ぐきの境目)より上部に堆積する、唾液由来の黄白色もしくは灰白色の歯石で、唾液腺の開口部(唾液が出る場所)に良くできます。
直接目で見ることができます。
特に舌下腺という唾液の開口部がすぐ近くに在る、下の前歯の裏側にでき易いです。鏡やライトを屈指して見てみてください。さらに最近では市販のデンタルミラー(歯科用の小さな鏡)も手軽に売っています。チェックしてみてください。
歯肉縁下歯石は、歯ぐきの炎症(歯周炎)によって、歯肉が歯の表面から剥離(はくり)したために出来てしまう深い溝(歯周ポケット)の中にでき、歯の根っこ(歯根)表面に堆積し、ポケット内の感染した歯周組織[からの浸出液、炎症、出血による血液由来の暗褐色の歯石です。
特に好発部位はなくあらゆる所にできます。
形成速度は歯肉縁上歯石に比べるとゆっくりですが、密度が高く、歯肉縁上歯石より硬く、また強固に付着しているため除去は可能ですが、きちんとした方法でないと除去することが困難です。
歯肉縁下歯石は基本的にはなかなか目で見ることはできないですが、中には注意深く口の中をケアしてる方は、見つけて!黒くこびりついているため、
「虫歯ではないのか?」
と心配される方がいらっしゃいます。実は縁下歯石だったなんてこともあります。
以上のように歯石は、石のように硬くこびりついている為、歯磨きなどでは簡単に取れるものではありません。
歯科医院にいって、スケーラーと呼ばれる専用の器具を使用し、歯科医か歯科衛生士にとってもらうしか落とす方法はありません。
また、歯石をとっても時間が経てば、また、歯石はついてきてしまいます。歯石の付きやすさは、歯磨きの仕方・頻度、唾液の性質や歯並びによって、人ぞれぞれ違います。
歯石自体には病原性はないとされるが、新たな歯垢(プラーク)が付着しやすくなるため、歯周病気の原因とされ、歯石の除去は歯周治療においてとても重要です。
歯周病予防のためにも歯石は定期的に歯科医院で除去してもらいましょう。
みなさん!
お休みでも歯磨きはナマケズ!
見えるところで構わないので、歯石もチェックしてみてください!
村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター