毎日寒い日が続きますね。風邪やインフルエンザが流行っております。皆様、くれぐれもうがいと手洗いを小まめにして予防してください。
冬は特に空気が乾燥し、手肌や口の中も乾燥しがちです。
そこで、今回はお口の乾燥を防いでいる「唾液」についてです。
口の中が乾いて唾液量が減少すると、お口の中の自浄作用(みずからきれいにしようとする作用)が低下し、色々な病気が引き起こされる原因や口臭の原因にもなります。
唾液がもっともたくさん出るのは、食事の時です。レモン、お酢や梅干など、唾液の分泌を促進する効果のある食べ物を食事に摂り入れたり、意識して水分をこまめに摂るなど工夫をして、お口の中が乾燥しないようにしましょう。
あっ、この時、水分をこまめに摂るといっても、ビールなどアルコール類は意味がちがいます(><;)ご存知かもしれませんが、アルコール類は水分を奪いますから、きちんとした水分摂取が目的なら、アルコールではダメです。
また、唾液の分泌を抑制する働きのあるポリフェノールが含まれたウーロン茶や緑茶、口臭の原因となるジュースや牛乳はかえって逆効果になるので、これまた注意してください。
やはり一番よいのは
「水」
1日に1~2リットルを目安に飲むとよいでしょう!
唾液には、「ネバネバした唾液」と「サラサラした唾液」があります。
この唾液で、ネバネバよりもサラサラの方が、お口の中の自浄作用が高いといわれています。
サラサラの唾液を出す効果のあるキシリトールを含んだガムを噛むのも効果的です。舌を動かすことで唾液も活発に分泌されるので、ガムの味が無くなってからでも舌の上でコロコロ転がすなどすれば、唾液も分泌されお口の中も潤います。
また、ストレスや過度の緊張も唾液の分泌を低下させてしまいます。色々工夫して、自分にあったリラックス法を見つけてみてください。
唾液は多くでて、損なことはありませんから・・・・・・
唾液の自浄作用は、虫歯や歯周病の予防にもつながります。
いろいろ試してみてください
村田歯科医院 スタッフ