最近は、寒暖の差が激しく体調管理が大変ですよね。くれぐれもご注意ください。
さて、もうすぐでGWです。いわゆる!スギ花粉による花粉症はやっと落ち着いてきたところでしょうか?
そこで、花粉症の季節のしめくくりとして、今回は「鼻呼吸」「口呼吸」についてです。
今年は、しばらく鼻づまりに悩まされました(><;)
ようやく、鼻がスースー通るようになりました。
ところで、鼻での呼吸が主体で口呼吸をなるべく意識してしないようにしていると、なんとなくスッキリした感じがしたり、体の調子が良く感じると思いませんか?
花粉症や風邪などで鼻づまりになったりすると、なんとなくボーっとして、仕事や勉強に集中できなかったという経験を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これは脳に良質で充分な酸素が行っていないことによる症状であるともいえます。
余談ですが、私は、食欲が無くなり、さらになぜだか甘党ではないのに菓子パンなど甘い食事を好むようになりました(花粉症の時期だけですけど・・・・)
鼻呼吸は鼻から空気を吸うので、空気が鼻腔を通る間に空気に湿気がもたらされて、小さなホコリ、チリや細菌、ウィルスなどの異物や外敵が除去されるということで、まさに鼻はろ過装置と加湿器を兼用したすぐれものの器官でもあるといえます。
鼻を通って清浄され加湿された空気は、口呼吸に比べて肺から酸素を吸収しやすいといわれています。
一方、口呼吸は、もともと口から吸った空気を清浄するするようにはできていないため、ホコリやチリ、細菌やウィルス、さらに花粉やダニなどのアレルギーの原因物質などが、直接、喉の組織に入り、気管支から、場合によっては肺に入ってしまうことがあります。
そして、それらの組織をいためるばかりか、気道も乾燥して免疫機能を弱めたり、肺の機能を弱めたりで、細菌やウイルスに感染しやすくなったり花粉症などのアレルギー症状も出やすくなる可能性が高まります。
さらに口呼吸の方は、口の中が乾燥しやすく、歯肉炎・歯周病や虫歯にもなりやすいいわれています。
人間はいったん口呼吸をするようになるとそれに慣れてしまうので、鼻呼吸に交代しにくくなるという説もあります。
例えば風邪が長引いたり、花粉症や長い間風邪になったりすると、鼻づまりのせいで、口呼吸がクセになり身についてしまうことがあります。
とくに、発達期にある子供さんは要注意です。
とにもかくにも!花粉症の季節が終わったら!呼吸をチェックして、口呼吸をしているようだったら・・・・・
口呼吸から鼻呼吸に矯正するよう意識しましょう!
呼吸とかみ合わせと歯並びはすごく密接です。
通常の鼻呼吸ならいいのですが、とくに口呼吸は歯並びやアゴの成長に影響します。
一度、ご自身やお子さんをチェックしてみてはいかがでしょうか?
私はがんばって、まだまだ耳鼻科に通ってます。
村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人