GWはいかがでしたか?先週はGW明けで長く感じた方もおおいのでは?
また、新社会人になられた方は、環境の変化なども多く、そろそろ疲れやストレスが溜まってくるころでは?五月病にも注意です。
ストレスが溜まるとお口の健康にも影響があります。
ストレスが溜まるとよくある症状のひとつに「歯ぎしり」があります。
そんな中・・・・・・
先日、
「歯ぎしりをよくしているみたいなんですが、矯正したほうがいいですか?」
「矯正で治りますか?」
こんなご質問を受けました。
そこで今回、「歯ぎしり」についてです。特に「歯並びとの関連性」です。
皆さんは、まわりの人に寝ている時に歯ぎしりをしている!と言われたことはありませんか?
歯ぎしりは周りに迷惑なだけではなく、ご自分の健康にも深く関わっています。
眠りも浅くなりがちで、睡眠の質にも影響します。
歯や口の中全体の健康にも影響を及ぼします。
歯ぎしりは周りに迷惑なだけではなく、ご自分の健康にも深く関わっています。
眠りも浅くなりがちで、睡眠の質にも影響します。
歯や口の中全体の健康にも影響を及ぼします。
歯ぎしりは想像以上に大きな力(自分の体重以上)で噛んでいますので、朝起きた時に・・・・・・
「アゴが疲れる」
「口を開けられない」
「歯が痛い」
など色々な症状が見られる場合があります。
ひどい場合には歯が削れてしまったり、最悪、歯が割れてしまうケースもあります。また、アゴの関節にも大きな負担がかかっています。
さて、そんな「歯ぎしり」ですが、歯並びが悪いとどうなるか?もうおわかりだと思いますが・・・・・・
良くない!大変、良くない!
この一言につきます。
歯並びが悪いということは、当然、歯は正しい向きで生えていないということです。
歯は解剖学的に正しい向きで、上下正しく咬みあっている事で、はじめてしっかり機能しますし、長持ちするものです。
さらに前歯・犬歯や奥歯でその向きや角度もそれぞれ違います。
もし、正しく咬んでいても、歯ぎしりは良くないものです。歯が、変な方向に向いていれば、余計に歯の負担が増えて、ひどい場合は、歯が揺れてきてしまい、さらには歯ぐきが下がってしまいます。
歯もナナメに削れてしまい、欠けやすくなったりします。
言わば「歯が常に外傷を受けている」ということです(咬合性外傷といいます)。
では、矯正すると歯ぎしりは治るのか?
これは、「治る場合」と「ナカナカ治らない場合」があります。
正直、「ナカナカ治らない場合」もあり、一概に全て良くなるとは言い切れません。
ただし、「ナカナカ治らない場合」でも歯への負担は軽減されますし、歯の強度も増します。歯並びが悪いままでいるよりはメリットはたくさんあります。
さらに、歯ぎしりが歯並びに与える影響より、歯並びの悪いことが、歯ぎしりに与える影響のほうが強いといわれています。
歯ぎしりの原因は、今のところ細かく十分に解明されていないのが実情です。一般的には精神的ストレスや肉体的ストレス、上下のかみ合わせが悪いなどが主な原因といわれています。
咬み合わせが原因である「歯ぎしり」は、矯正治療を受ければよくなります。
なかなか原因が特定できないものが・・・・・・・
「ナカナカ治らない場合」
になるわけです。
ストレス社会といわれる近年では、
「大抵の人がある程度の歯ぎしりをしている」とも言われています。
そのまま放置せず、一度、歯科医師や矯正相談を受けてみることをお勧めします。
必要に応じて、夜、寝る時に装着し、歯ぎしりを和らげるために、「ナイトガード」「スプリント」というマウスピースを作って治療・予防することができます。
さらに、
「ナイトガード」「スプリント」を併用した矯正治療
で、より効果的な治療を行うこともできます。
日常的に「歯ぎしり」が自覚または、指摘されている方は、ちょっと注意してみてください。
村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人