当院でも、小さなお子さんが来院致します。
乳歯のうちから、虫歯チェックや検診に・・・・・・・
乳歯のころから、予防!予防!
非常に良い傾向だと思います。
最近は、お母さん、お父さん向けの指導書や本も多く、また各地域で資料配布などを行っているところも多く、子供の歯の知識や教育も進んでいるように思います。私の住んでいる地域も様々な情報・資料をいただくことが多いです。
そんな地域の努力もあってか、近頃のお母さん方は、知識も向上してきています。
ですから、これから話すことは・・・・・
「そんなの当然」
「そんなのわかっています」
とか言われてしまいそうですが・・・・・・(汗)
一応!いちおう・・・・・・・「放置してはいけない乳歯の虫歯」についてです。
一応・・・・・・/(00;)/
乳歯はどうせ抜けるから、ちょっとの虫歯でも「まーいいっか?」とか、まだ考えている方はいらっしゃいませんか?それはとんでもない大きな間違いです。(><+)
乳歯は乳・幼児期に食べ物を食べるためだけのものではなく、顎や顔の成長発育に影響したり、永久歯の歯並びが悪くならないために重要な役割を持っています。
歯磨きや手入れが悪く、乳歯の虫歯を長期放置すると、歯はボロボロ!
さらさらに放置すると歯の根っこの周囲に膿みがたまります。
その下には、これから生えて来ようとしている、★キレイなキレイな永久歯★が居ます。
その永久歯はキタナいキタナい膿みを避けて異常な位置に生えてしまい、咬み合わせや歯並びが悪くなります。
時にはこの膿が、キレイなキレイな永久歯にダメージを与えることもあります。
その他、虫歯で乳歯が早く抜けてしまうとことになるとこれまた大変です。
永久歯と乳歯の交換期で、乳歯が抜け落ちた後にすぐ永久歯が出てくればまだいいですが、交換の時期でもないのに早期に乳歯が抜け落ち、スペースが長期に渡りあいたままになっていると・・・・・・・・・・
隣接する歯がそこへ傾斜や移動して永久歯が生えるスペースが少なく(または、無くなり)、歯並びが悪くなってしまいます。
もし、早期に抜けてしまった場合でも、保隙装置といって永久歯が生えてくるまで、抜けた部分のスペースを確保しておく事ができます。
乳歯の虫歯も放置しない!
もし、早く抜けてしまった場合も放置しない!
これ!重要です。
やはり乳歯の時期からも「予防」は大切なんです。