まだまだ 暑い (@_@;)
みなさん熱中症にはくれぐれも気をつけてくださいね
さて食事を楽しく美味しく食べるためには健康な歯であることはもちろんです。
自分の歯を失った場合、人工の歯(インプラントや入れ歯)で補うことはできます、
でも、それだけではないことが最近色々とわかってきてるんです。
ある研究で55歳から88歳の273人を対象に記憶力のテストを行った結果が興味深い。対象者の歯の数は平均22本で親不知まで含めた32本より10本少なく、喪失歯の70%は臼歯(奥歯)でした。
結果は!
天然の歯の数が多いほど記憶能力が高い傾向が認められた
ほほー
何故?
天然の歯から人工の歯に代わることによって、「歯の感覚」が低下し脳に送られる信号が減ってしまったり、「噛む力」の影響が考えられるようです。
「噛む力」が大きいと脳血流量が増えて脳の活動が活発化するのです。
また、歯を失ったことによる食生活の変化により、特定の食べ物を避けるようになり、ビタミン・タンパク質の摂取量が減ることが脳の活動に影響を与える可能性があります。
マウスの実験でも奥歯の無いものは記憶力が低下するなどアルツハイマー病の症状が悪化しやすいとの実験結果も報告されています。
自分の歯を長く健康に保つことは、美味しく楽しく食生活を維持できるだけでなく、記憶力を維持することにもつながるらしいので、健康で良好な歯を保つために歯のケアの意識向上を!!!
年齢にかかわらず、歯の定期検診を!
痛くないから何でも無い とは限りませんよ!
一般歯科 岡田 一記