まだまだ寒い日が続いています。
そろそろ暖かくなってほしいものですが・・・
さて日々の診療で、比較的ブラッシングがうまくいっていて歯肉の状態も良かった方が、突然悪化したり出血や腫れを訴える場合に, 歯ブラシを交換したことが原因になっていることが意外と良くあります。
「あれっ どうしたんだろう?」と思って尋ねてみると最近歯ブラシを今までと異なる種類のブラシに替えたと言うのです。
ブラシが変われば、毛の硬さや長さ、大きさ、先の形状、密度など違ってきますからそれまでの磨き方では合わないことがあります。
その結果、歯肉を傷つけてしまったり、汚れ(プラーク)がきちんと落とせなくなってしまったりということが起こります。
それまでうまく清掃ができていたのであれば、違うブラシに替える必要はなく、毛先が開いてきて腰がなくなり傷んで来たら、同じタイプの新しいものに交換するだけでよいのです。
この写真のように後ろから見てブラシがはみ出ていたらもうお取替え・・・
やや遅いくらいです。
歯ブラシは、非常に多くの種類が販売されていますが、これを使えば大丈夫と言えるものは無いので、ご自身が使いやすくきちんと汚れを落とすことができるものを見つけていただいて、同じ物を使っていく方が良いと思います。
見つかるまでは色々試してもよいでしょう。
宣伝などに騙されて違うものに取り替えてみたりすると、それが仇になるかもしれません。
気を付けてください。
わからないことは ご相談を・・・(^_^)/~
村田歯科医院 横浜 一般歯科担当 岡田 一記