今回は「歯ぎしり」についてです。
自分が歯ぎしりをしているかどうかは、いびきなどと同様に誰かに指摘されないと分からないものですよね。
「歯ぎしりがうるさ~い!!」
と恋人、兄弟やルームメイトなど、同じ部屋で就寝する人から言われたことありませんか?
自分でも気づかずに寝る時間を共有している人を睡眠不足にしている可能性があります。
また、自分が歯ぎしりをしていることが分かれば、周りに迷惑をかけているのではないかと自分自身も気になって熟睡できていないかも知れません。
歯ぎしりを引き起こす原因は、そのメカニズムはざまざまありますが、なかなか特定しづらい部分もあり、細かくは解明されていないのが現状です。
そして、歯ぎしりをなくすことは中々ムヅカしいといってよいでしょう。
ただし、歯ぎしりをしても音が出ないようにすることは可能です。
透明なスプリントやマウスピース(ナイトガード)を歯科医院で作ってもらい就寝時に装着すれば、音を消すことができます。そして、アゴの負担も軽減できます。
また、歯ぎしりは耳障りな音だけでなく、通常の人と比較して大きな力で歯を噛み締めて擦るので、歯の磨耗が大きくなったり動揺してきたりする場合がありますが、これらの装置は歯を保護するのにも役立ちます。
スプリントやマウスピース(ナイトガード)は保険が適用されるので、五千円程度で作ることができます。厚さは約1mm前後なので違和感も比較的少ないと思います。
もし、歯ぎしりがうるさいと言われたことがあるのなら、一度作ってみてはいかがでしょうか?
村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター スタッフ一同