神奈川県横浜市西区にある当院は横浜駅から一番近い場所に立地した歯科医院です(横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分、横浜駅東口「きた通路」より徒歩2分)。院内技工室併設しており、一般歯科の虫歯治療、詰め物・かぶせ物(ブリッジやクラウン)や入れ歯の製作や調整が迅速に行なえます。抜歯などの口腔外科処置などもあわせて受けることが出来ます。併設の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。
今回は 「歯の痛み」 についてです。
歯の痛みの種類にはいくつかあります。
大きく分けると、何もしなくてもズキズキ痛む(自発痛)、
冷たいものや熱いもので歯がしみる(冷水痛・温熱痛)、
歯を咬み合わせると痛む(咬合痛)、
などが挙げられます。
また歯が直接の原因で痛むものと、歯の周りの歯ぐきや歯をささえる骨(歯槽骨)が原因で歯が痛いと感じる場合があります。
その代表例でもある「咬合痛」について、今回は主な原因を挙げてみたいと思います。
もしみなさんの中で咬合痛のある方がいらっしゃれば参考にしてみて下さい。
① 大きな虫歯
虫歯の大きな穴に食べカスが詰まり圧迫されると痛みが出ます。その前にしみて痛いかもしれませんが・・・・
② 重度の歯周病
歯周病で歯を支えている骨が少なくなると、歯が動揺して固いものを咬むと痛くなります。
③ 歯根の感染
歯の神経(歯髄)の入っていた部位(根管)に細菌が感染すると増えた細菌によって、歯の根っ子の先から骨の方に膿が出て溜まり、咬むと痛くなります。
④ 象牙質の露出、酸蝕歯
歯ぎしりや食いしばりで歯の表面のエナメル質が摩耗して、その下にある象牙質が露出すると、咬むたびに食ものが象牙質に接触し痛みが生じます。胃液の逆流や酸性食品の過剰摂取による酸蝕歯も同様です。
⑤ 詰め物の接着不良
銀歯などの詰め物の長期使用で接着が剥がれてくると、咬む力が詰め物に伝わり接合部にズレが生じることで象牙質に刺激が伝わり痛みが出ます
⑥ 詰め物・被せ物の調整不良
咬み合わせの不調で、その歯だけ強く接触すると歯が痛くなります(咬合性外傷)。
⑦ 歯根破折
何らかの原因で、歯の根っこ(歯根)にひびが入ると、咬むたびに歯根が割れる方向に力がかかり痛みを生じます。
⑧ 乳歯の生え代わりの時期
乳歯から永久歯に生え変わる時期になると、乳歯の歯根は吸収されてなくなって咬む力を支えることが困難になり、痛みを生じます。
いずれにしても、歯に痛みが出るときは、思った以上に歯や歯ぐきが悪くなっていることが多いです。
痛みが出る前に定期検診を心掛けてください。