横浜駅前の歯医者、村田歯科医院です。
神奈川県横浜市西区にある当院は横浜駅から一番近い場所に立地した歯科医院のです(横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分、横浜駅東口「きた通路」より徒歩2分)。当院は矯正歯科専門外来の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」も併設しています。
最近、自宅を整理していると、いろいろな赤ちゃん用の歯磨きグッズや清掃器具が出てきました。
そんな、歯磨きグッズを使っていた息子ももう4歳です。すっかり自分で歯磨きをしています。歯磨き自体嫌がりません。
そんな息子に接してきた内容?方法?接し方?を昔の記事とかぶるところがあるかもしれませんが、書きたいと思います。
最近、子育てに奮闘しながら、矯正治療を受けている患者さんがよくいらっしゃいます。
ベビーカーを押しながら・・・・
時には、抱っこしながら・・・・
そんな時、治療中相談されるのが、赤ちゃんの歯みがきについて質問されることが多いです。やはり「赤ちゃんの歯みがき」についてです。
乳歯は、生後半年頃に下の前歯から生えることが多いです。1歳のお誕生を迎えてもまだ生えていないこともあります。乳歯が生える時期はお子さんによってかなり個人差があるものです。
歯が生えるのが遅いことは悪いことではありません。
逆にあまりにも早く生えすぎた場合には授乳の時にお母さんに噛み傷つをけたり、赤ちゃん自身の舌に潰瘍を作ることもあります(リーガフェーデ病)。
また、下の前歯が生えてきたからといって寝かしつけの授乳をやめる必要はありません。ただし、そろそろ歯のケアが必要になってきます。
上の前歯が生え初めたころから、ガーゼで上唇と上の歯の間に貯まったミルクをやさしく、ふき取って下さい。お口の中をさわることは歯みがきをする為の練習にもなります。
さてさて、ところで、「赤ちゃんの歯磨きはいつから始めたら良いのでしょうか?」
歯がはえてて来たら、初めてください!
最初は、指にガーゼを巻いて、拭き取るようにしても良いです。そして、お口のものを入れるに慣れてきたら、歯磨きグッズでもなんでも良いですから少しずつ磨いてあげてください。
そして、ここからが大事です(うちの息子にも同じようにしました→結果、今は歯磨きを自らしています。)
必ず!!
やさしく話かけてながら歯みがきしてあげてください。
おとなしくできたら、すご~く、いっぱいほめてあげてください。
ほめてあげること!
これは、すごーく大事です。
自分の思ったとおりに手を動かせるのはだいぶ先になりますし、乳幼児期はあまり言葉が理解できません!
お子さんが歯みがきに親しみをもってもらうだけでも良いと思います。さらにほめてもらえると楽しくなりますよね。必ず、お母さんとの楽しい時間ということを教えてあげてください。
もう、手振り身振りどんな手段でも良いです。
「歯磨き」=「お母さんとの楽しい時間」
これに限ります!
もしも、歯みがきが嫌いになり、歯磨きが嫌な時間という思いをもってしまえば、いくらお母さんが「あ~ん」と言ってもなかなか口をあけてくれません。
歌を歌いながら、甘い歯磨き粉(ジェル)をつけて歯磨きを刷り込んでみるのもいいかと思います。
うちでは、これが良かったように思います。
ただし、ど~うしてもうまくいかないということであれば、泣いても多少なりとも無理やり磨くことも必要な場合があります。まだ自分ですべてができる年齢でもないので、親が最初から仕上げ磨きしてしまいます。
時には、可愛そうにも思えますが、虫歯にしてしまうよりはましです。さじ加減が大切ですし、また、難しいところでもあります。
さらに歯がはえてくる影響で、歯ぐきがムズムズしてくることがあります。
色々なものを噛みたがります。そこで歯みがき練習もかねて、乳幼児用のリング歯ブラシとかを使用するのも良いかと思います。
「歯磨きは気持いい!楽しい!」
って、思ってくれるキッカケを作ってあげることが大切だと思います。
最初は、やっぱりお母さん、ママさんの「お歌」と「笑顔」が大切だと思います・・・・
そんなときお父さん、パパさんは、つい参加したくなるかと思いますが・・・・
そんなときは、遠くから暖かく見守ってあげてください。
そして、もう少し大きくなったら、必ず!洗面台の鏡の前で腰に手を当てながら、歯磨きを一緒にできるようになりますから・・・・
村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田 正人