以前のブログにも書きましたが、日々の診療で歯磨きの仕方の2つの間違いが驚くほど多いことに気づきます。
その2つとは、
①歯磨きの回数が1日1回
②歯間ブラシの使い方の間違い
歯磨きの回数が1日1回は、朝だけの方が割合としては多く、夜だけの方もいます。
どちらにしても、歯の汚れは食べてから時間が経てば経つほど落ちにくくなりますから、丁寧に時間を掛けたとしても必ず磨き残しが出て、虫歯・歯周病の原因となります。
また、朝だけの場合1日の食べカスを残したまま夜寝てしまうので、就寝中は唾液の分泌が減少し洗い流される作用も無くなるとともに、虫歯菌・歯周病菌の格好の活動時間になってしまいます。
1日1回は歯磨きの効果がほとんど無いと言ってもいいでしょう。
歯磨きは、できるだけ回数と時間を増やしましょう。(^_^)/~
歯間ブラシは、歯と歯の間に大きなトンネル状の貫通した空間がある方が使用するもので、目で見えるような隙間が無いような方は使用してはいけません。
多くは年齢の高い方が対象で、若年者はほとんど適用ではありません。
歯の間に物が詰まるからと使い始め、良く物が取れるからと適用外の方が使用しているケースが多々ありますが、これは歯や歯肉を傷付けてしまいかえって良くありません。
こういった方は、デンタルフロスや糸ようじ(ホルダー付タイプ)などを使用してください。
適用の方でも太さの選択が重要です。
隙間の大きさより小さいものを選ばないといけません。
自分が使用に適しているかどうかわからなければ、ご相談ください。
正しい歯磨きで虫歯と歯周病を予防し、健康な生活を・・・
横浜駅から一番近い場所に立地した歯科医院です(横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分、横浜駅東口「きた通路」より徒歩2分) 一般歯科治療に加え、専門的な矯正歯科治療(専門医担当)にも連携し取り組んでいます
村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記