当院は横浜駅から一番近い場所に立地した歯科医院 「村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター」です(横浜駅 きた西口徒歩30秒 西口徒歩1分、横浜駅東口「きた通路」より徒歩2分)。一般歯科治療に加え、専門的な矯正歯科治療(専門医担当)にも連携し取り組んでいます.
今日は、治療した個所の「咬み合わせ」についてです。
みなさん、歯科治療を受けて何か被せ物をしたり、詰め物をしたりした後、何か咬み合わせが高いようで他が咬みあっていないような気がしたことはありませんか?
咬み合わせが正しく合っていても、入れた直後は何となく高く感じる場合はあります。
これは、時間が経てば気にならなくなります。ほとんどその日の内に・・・
ですが、次の日2日後あるいは1週間経ってもやはり高いと感じるようであれば、必ず来院し調整を受けてください。
いずれ気にならなくなることがあっても、これを放置すると後々いろんな不具合を生じてきてしまいます。
そのひとつは「顎関節症」です。
咬み合わせが悪いと、それを回避して咬み今の状態に適応しようと正常とは異なった顎の運動をするようになるため、顎関節に以下のような様々な症状を引き起こしてきます。
口を開けると耳の前あたりに痛みがある。
口が開きにくい。
口を開けると音がする。
早期であれば、これらの症状が出ても治ります。時間が経ってしまうと治すのに時間が掛かりますから、気になるときは早く受診しましょう。
もうひとつ、咬み合わせが高いことによって起こることは、その歯または咬みあう相手の歯が揺れてくることです。
咬み合わせが高いことによって、噛む力がそこに集中してまるでその歯を押し沈めるように力がかかり、これを繰り返すことで歯を支える骨が吸収し、支えを失い動揺してくるのです。
こうなってしまうと、元に戻すことは難しくなります。ひどくなれば、抜歯も考えられます。
さて、咬み合わせが高い場合のみ書いてきましたが、当然低い場合もあります。
低い場合は、高い時ほどトラブルは起きにくいのですが、咬み合わせに参加せず他の歯に負担を掛けるので、良いことではありません。
1週間経って、「もうすぐ慣れるかな」はありません。「そのうち慣れます」と歯科医に言われたという悲しい話も聞きましたが・・・
咬み合わせは大事なので、おかしいと感じたら早く受診しましょう。
村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般担当 岡田 一記