横浜駅前 電車・バスを降りて直ぐ!!! 横浜駅西口から徒歩30秒、横浜駅から一番近い一般歯科と矯正歯科専門の施設を併設する医院です。横浜駅前にて、開業40年を迎える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。
横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた通路」を通るとすぐの村田歯科医院内にある矯正歯科専門の「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険の矯正)などより専門的な矯正歯科治療にも取り組んでおります(矯正専門医常勤)。
毎日 うんざりする暑さが続いています。人とのご挨拶の第一声は判で押したように「暑いですね~」の繰り返しです。例年になく暑い、熱い・・・
これも耳にタコができるくらいかと思いますが「熱中症にご注意を!」
先週の初診の方に顎の痛みを訴える方が何故か非常に多くいらっしゃいました。これもまた、暑さのせいでしょうか?暑くて歯を食いしばった結果とか・・・
顎の痛みや顎関節症の原因の多くは現在TCH(Tooth Contacting Habit)であると言われています。TCHとは、人間は一日のうちで上下の歯が接触している時間は10数分であるものが何かに集中してしまっていると接触状態が長く続き顎関節症など様々な症状を引き起こす習癖です。これに関しては次回にでもまたご説明いたします。
TCHとともに、顎関節症の原因にもなりまた歯を支える歯周組織を弱らせることになるのが「歯ぎしり」です。
歯ぎしりの多くのパターンは、睡眠中にギリギリと音をたてて歯を左右にこすらせる習癖です。
一般成人が奥歯で物を噛むときには、ほぼ自分の体重と同じ大きさの力が1本の歯にかかっています。しかし、歯ぎしりの際にはそれよりもさらに大きい力が歯を揺らすようにかかっているのです。これが障害をもたらします。
起床時に顎の筋肉に痛みやコリを感じたり、顎関節の痛み(顎関節症)、肩こり・頭痛などが引き起こされます。
歯ぎしりをすることにより、歯が削れて形が変わってしまったり(磨耗)、欠けたり折れたり(破折)ということがおこります。また歯周病の悪化を招き、歯を支える周囲の骨が吸収し、歯に動揺が起き、歯を失うことに近づいていきます。
歯ぎしり時にギリギリと音が生じるため、一緒に寝ている人に対して不快感や睡眠の妨げにもなります。
歯ぎしりは、睡眠中眠りが浅い時に起こっていて、睡眠の質の低下に関連しているため全身の健康状態にも影響を与えかねません。
歯ぎしりの原因は、ストレス、遺伝、抗うつ薬の服用、喫煙・飲酒、睡眠時無呼吸症候群や逆流性食道炎などの疾患など様々な因子が複合的に関与します。
歯科における治療としては、マウスガード(マウスピース)を作製し睡眠時に装着していただきます。
マウスガードは歯ぎしりの根本治療ではありませんが、装着することで歯ぎしりによって起こる多くの障害を抑制できます。
歯や歯周組織に加わる特に側方力が低減でき、歯の磨耗・破折は起きなくなります。
また、上下の歯が接触しないため歯ぎしり音が出なくなり、一緒に寝ている方の睡眠の妨げにならなくなり、睡眠の質向上に寄与します。
このように、歯ぎしりは本人の口腔健康状態だけでなく、本人及び一緒に寝ている方の全身健康状態にも影響があるので放置せずに治療を受けましょう。
歯ぎしり防止マウスガードは保険適用ですので、保険3割負担で装着時3000円程度で製作できます。
ご来院 ご相談ください。
村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 横浜一般歯科担当 岡田一記