横浜駅前 電車・バスを降りて直ぐ!!! 横浜駅西口から徒歩30秒、横浜駅から一番近い一般歯科と矯正歯科専門の施設を併設する医院です。横浜駅前にて、開業40年を迎える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。
しばらく、ブログの書き込みに不具合があり、思う様に更新できませんでした。
新年のご挨拶も最低限の内容になってしまいました。
申し訳ありません。
今日からリスタートいたします。
さて 歯が欠けた!
来院動機の多いパターンです。
実際には、歯そのものが欠けた場合と詰め物が欠けた場合とあり、どちらも患者さんからすると「歯が欠けた」という訴えになります。
原因には虫歯に起因するものとそうでないものがあります。
まず、虫歯に起因しない場合
前歯などで、どこかにぶつけてしまって一部が欠けてしまったり、極端に硬い物を噛んでしまい欠けてしまうことによって起こる歯牙破折です。
歯ぎしりも大きな原因です。
若年者でも起こり得ますが、年齢が進むと歯の表面のエナメル質という硬い部分が歯磨きや咀嚼による磨耗などにより次第に削れて薄くなり、破折を起こし易くなります。
一部が欠けただけであれば、その部分だけの補修、主に白い樹脂での充填で済みますが、大きく欠けてしまった場合は、神経を取ることになりその後被せ物をすることになる場合もあります。すでに、神経が無い歯の場合は大きく欠ける危険性があります。
ぶつけて欠けるというのは、奥歯では起きにくいので神経の有る虫歯の無い歯では大きく欠けることは滅多にないのですが、私はこれまでに2例ほど普通に食事をしていてある時急に歯が縦に真っ二つに割れてしまい、抜歯に至ったケースに遭遇しました。何故こんなことが起こったのかは良くわかりません。
また、虫歯が無くてもすでに詰め物をしている歯では長く使用していると磨耗をすることでその境目で歯または詰め物(充填物)が欠けることがあります。
これは、歯牙と充填物ではしょせん物質的に違うので磨耗の仕方などにも違いが出て歪みや不適合が生じて、エナメル質が欠けたり充填物の角が欠けるのです。
ほとんどは充填のやり直しで済むと思いますが、放置すればそこから虫歯が発生して大事になってしまうので早く受診しましょう。
次に、虫歯に原因がある場合です。
歯と歯の間に虫歯が発生して内部(水平方向)に進行したり、詰め物(充填物)の境や下から虫歯が進行したことで、歯の表面が内部から薄くなりそこへ食べ物などが接触した際に欠けて気付くことが多いケースです。
このケースはほとんどの場合、神経を取る、あるいは被せ物をするという治療になり時間と費用がかかることになります。
表面に穴を感じることが少なく、欠けた時にはかなり進行しているということが多いのです。
これは、検診を受けていれば早期に発見が可能で充填物で済ませられる可能性が高いので、定期検診を受けることや違和感を感じたら早めに受診することが簡単な治療で終わらせられることになります。
違和感とは、ある頃から物が挟まりやすくなったとか冷たい物がしみるようになった、とんがった部分ができた、などです。
早期発見・早期治療です。
村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記