横浜駅前 電車・バスを降りてすぐ!!!
横浜駅西口から徒歩30秒 横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた自由通路」を通るとすぐ横浜駅から最も近い一般歯科と矯正歯科専門の施設を併設する歯科医院です。
横浜駅前にて開業44年を超える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。
村田歯科医院内にある矯正歯科専門「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険による矯正)などにより、専門的な矯正歯科治療を行っています(矯正専門医常勤)。
秋の気配が少し感じられてきました。
季節の変わり目、お体には十分お気を付けください。
また、台風の被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。あまり経験したことが無いような風と雨でした。私も通勤に苦労しました。
異常気象が頻発し、いずれまたこのようなことがあるのでしょうか。
備えはしないといけないと思います。
さて、「レーザー」というのはお聞きになったことがあると思います。
ちょっと怖いイメージでしょうか?
そんなことはありません。
LASER(レーザー)とは、Light Amplification Stimulated Emission of Radiation(放射の誘導放出による光増幅)の略で、自然光は様々な波長・振幅を持ったものですが、レーザーは単一の波長で位相の揃った光のため集光させることにより強大なエネルギー密度が得られます。
レーザーには種類があり歯科において主に使用されているものは、赤外線領域からダイオード(半導体)レーザー、Nd:YAG(ネオジウム:ヤグ)レーザー、ER:YAG(エルビウム:ヤグ)レーザー、そしてCO2(炭酸ガス)レーザーです。
得られるエネルギーにより使用される臨床分野に違いがあり、半導体レーザー・ER:YAGレーザー・Nd:YAGレーザーは生体組織の切開、蒸散、止血、凝固、硬組織の齲蝕除去、歯石除去などであり、CO2レーザーは生体組織の切開、蒸散、止血、凝固です。
簡単に言えば、前3者はエネルギー量が高い高出力のもので、CO2レーザーは比較的低出力の物です。
ER:YAGレーザーは、治癒は一番早いのですが凝固されずに止血しながらの切開は苦手であり、半導体レーザーおよびNd:YAGレーザーは、切開効率はCO2レーザーより劣り蓄熱してしまうために周囲に熱による変性層が広く深くできやすいので照射に注意が必要です。
CO2レーザーは、熱による変性層は表面に限局されるため治癒が早く、凝固層が適度にできるため止血をしながらの切開が可能です。
また、切開に使用される器具として外科用メス、電気メスがあります。
外科用メスは、癒合は早いのですが、出血が多く腫脹や疼痛が大きいのが欠点です。
電気メスは、癒合不全が起こりやすく、熱侵襲が極めて大きく腫脹・疼痛も大きく出血があります。
また、半導体レーザー・Nd:YAGレーザーは癒合不全を起こすことがあり、熱侵襲が大きいですが、出血はありません。
CO2レーザーの場合は、熱侵襲が極めて少なく、出血も少なく、腫脹・疼痛も極めて少ないのですが、癒合は外科用メスよりやや遅い傾向にあります。
CO2レーザーが何故術後の腫脹・疼痛が少ないのかは、メスで切開した場合神経や血管・リンパ管の断端が露出したままとなり、術後に浸出液が大量に出ることにより痛み腫れが出るのですが、CO2レーザーの場合は、断端を凝固閉鎖しながら切開するため露出しないので浸出液が少ないことにより術後の疼痛が軽減され腫脹もほとんどありません。
CO2レーザーはメリットが多く、熱侵襲が少ないので安全性が高いのが特徴です。
当院では、このCO2レーザーを使用し様々な治療をおこなっています。
口内炎は表面粘膜を凝固させることで接触痛をその場で軽減できます。
歯周病等における歯肉の切除も出血が少なく術後の疼痛もなく処置を行えます。
メラニン色素沈着の除去や、小帯の切除、矯正治療に伴う歯牙の開窓などに有効利用できます。
村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記