横浜駅前 電車・バスを降りてすぐ!!!
横浜駅西口から徒歩30秒 横浜駅東口からも駅の東京寄り「きた自由通路」を通るとすぐ横浜駅から最も近い一般歯科と矯正歯科専門の施設を併設する歯科医院です。
横浜駅前にて開業44年を超える歴史ある医院です。また、当院は自立支援(育成・更生)医療の指定医療機関です。
村田歯科医院内にある矯正歯科専門「村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、矯正専門医による舌側矯正、マウスピース矯正や顎変形症(保険による矯正)などにより、専門的な矯正歯科治療を行っています(矯正専門医常勤)。
例年になく暑い日がまだまだ続きそうですが、熱中症に注意の上お過ごしください。
新型コロナウィルス感染予防のためマスク生活など続けてきたことで免疫力が弱っていて風邪などもひきやすくなっているようです。熱中症予防のためエアコンは使用された方が良いですが、適切な使用をしないと風邪をひくことがあります。私もひいてしまい、治りが悪く長引いています。お気を付けください。
歯周病と全身疾患との関係性は、最近特に言われるようになってきましたが、実はもうすでに紀元前にヒポクラテスが口腔内の状態の悪い歯を抜歯したところ関節炎が寛解したという2症例を報告しており、また1818年にも悪くなった歯の抜歯によって関節炎が軽快したという複数の症例が報告されていました。
1600年代に顕微鏡が発明され口腔細菌の存在が明らかになると、歯周病は最も罹患率の高い感染症であることもわかってきて、1891年口腔細菌が歯科疾患のみならず全身疾患にも影響があることが再認識されました。
血液中に細菌が存在する状態を「菌血症」それによって全身性に炎症が起きている状態を「敗血症」と言います。
心臓疾患の「感染性心内膜炎」の約半分は口腔細菌の菌血症が原因だそうです。
歯周病患者は、咀嚼やブラッシング、歯石の除去によって菌血症を起こす可能性が高いため、献血のパンフレットにも「3日以内に出血を伴う歯科治療(抜歯、歯石除去等)を受けた方」は献血できない旨の記述がある事をご存じの方もいるかと思います。
リウマチの患者さんの血液中の菌の組成と使用した歯ブラシの菌の組成を調べたところほぼ一致したことが今年報告され、口腔内細菌による菌血症がリウマチの発症と憎悪に関与していることが証明されました。
掌蹠膿疱症は手のひらや足の裏に膿みをもった小さな水ぶくれ(嚢胞)がくりかえしできる病気ですが、その合併症として骨関節炎が特に鎖骨前胸部に起こることがあります。この関節炎の約半数が歯性病巣が原因と言われています。
掌蹠膿疱症においては、歯科疾患の治療や口腔内のクリーニングは必須です。
この前胸部痛があった患者が、抜歯が必要な歯を抜歯したり歯周病を治療したことにより、およそ3週間で前胸部痛が消失し、6か月で前胸部の骨炎、9か月で皮疹が消失したとの報告もあります。
糖尿病との関連性はかなり以前から指摘がありましたが、特に2型の糖尿病は歯周病の治療によって血糖値の改善の可能性があります。
全身疾患・基礎疾患がある方はもちろん、そうでない方であっても定期的に歯科検診およびクリーニングを受けましょう。
村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 一般歯科担当 岡田一記