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Category Archives: 噛み合わせ・顎関節症

歯が痛い 歯がしみる 歯茎がうずく 顎が痛い  など・・・・・

 

こんにちは、もうあっという間に11月ですね。今年もあと残すところ2ヶ月を切ってしまいましたね。

当院は、通常の休診日は暦どおりのお休みとさせていただいておりますが、夏季休暇と同様に年末年始は4、5日(土日を含めると7日程度)のお休みをいただいております。

 

最近では、お店や企業でも、夏季休暇は、比較的分散してお休みを取る傾向も増えてきており、どこもお休みで困った!ってことも少なくなったように思います。

 

そんな傾向も年末年始はやはり、お休みの会社、お店や病院もおおいですよね。

 

当院も年末年始は、数日間休診になります。

連休の直前では処置内容が限られてしまうことがあります。

 

とくに外科的な処置が必要な場合や処置により痛みが生じる場合などです。痛みや気になる症状がある場合は、お早目の受診をお願いいたします。

 

また、矯正歯科治療でも連休直前の固定式装置の装着は避けるようにしています。

なぜなら?・・・・

 

個人差はありますが、装置に慣れるまで、口内炎ができたり、硬いものを思いっきりガブッと噛んで、装置が外れたなんてことも起こりがちです。

 

クリスマスやお正月に不具合が生じて、食べにくい!なんて嫌ですよね。

 

歯が痛い 歯がしみる 歯茎がうずく 顎が痛いなど、すこしでも気になる症状があれば、年末は特に早目の受診をしてください。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター

院長・スタッフ一同

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:噛み合わせ・顎関節症

赤ちゃん おしゃぶり について 

 

だいぶ、外の空気もヒンヤリしてきましたね。もう気づけば11月です。冬もそこまで来てますね。

赤ちゃんや小さなお子さんをお持ちの皆様(自分も含め)、風邪・インフルエンザやマイコプラズマ肺炎など要注意な季節がやってきました・・・・

 外で遊ばせたり、人がたくさん集まる楽しい場所に連れて行くにもなんだか気が引けてしまうのではないでしょうか?

 

そんなあんまり外に出られない時、赤ちゃんがお家ですることといえば・・・・・

「おもちゃでひとり遊び?」「なんでも噛みカミ?」「おしゃぶりチュウチュウ?」

 

そこでこんかい、 「おしゃぶり」 についてです・・・・(ちょっと強引?)

 

皆さんは「おしゃぶり」に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?

特に子育て奮闘中のお母さんはすごく興味があるのではないでしょうか?

 

従来は、おしゃぶりを使用することで「顎・歯の育成を促し、鼻呼吸を促す」など良いことだとされてきました。ある先生の本によると、ヨーロッパのある会社の研究ではおしゃぶりを使った子供とと使わなかった子供では使った子供の方が顎の発育がよく、鼻呼吸も改善されたと書かれているようです。しかし、このことははっきりした医学的な根拠はありません。

 

アメリカのある団体の調査では・・・・・

 

 

眠っているときのおしゃぶりの使用で乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが減らせると発表されています。
 

また、寝具や柔らかなぬいぐるみなど赤ちゃんの窒息を引き起こしやすいものが顔にかかっても、おしゃぶりの付属品などが、顔への密着予防になっているなどが理由として挙げられています。

 

このようなことから、アメリカの小児科学会は、幼児突然死症候群(SIDS)の予防におしゃぶりを推奨すると発表しています。アメリカはもともとおしゃぶりに寛容で自立歩行ができる3歳児や4歳児までもがおしゃぶりをくわえて街中を歩いているほどです。

 

じゃあ、日本ではどういう考えなのか・・・・?

 

日本小児科学会や日本小児歯科学会などが発表した内容によれば、「おしゃぶりは出来るだけ使用しない方がよい」との意見で、就寝時に使うなど、長期間の使用で歯のかみ合わせが悪くなるなどの悪影響が重視されています。

 

どうしても使用するなら1歳までに常用をやめ、2歳半までには「卒業」するべきだという意見だそうです。歯が揃い始める時期である、この年齢の設定にも、「歯並び」に対する注意の高さがうかがえます。

 

現在、日本の赤ちゃん(24ヶ月未満)のうち、おしゃぶりを使っているのは約3割弱で、その用途はぐずりを落ち着かせる、鼻呼吸の練習、寝かしつけなどだそうです。寝かしつけに使っている場合は、必然的に使用は長時間で、頻度も高くなります。この状況からして、寝かしつけに使っている場合は、寝ぐずりがピークになる1歳までに常用をやめるというのは、なかなか難しいのが現状ではないでしょうか?
  

 

さらに、最近では、このようにおしゃぶりの長期連用が、不正咬合・口唇変形・顎顔面変形・口呼吸・発音構音不全・咀嚼不全などの重い症状を引き起こす原因にないうるということが言われるようにもなってきました。

 

まだ骨が柔らかく機能もまだ確立していない成長の最も著しい乳幼児期に、おしゃぶりのゴムやシリコンの微弱な圧力がその周囲の軟組織や骨の成長に影響するのです。

言わば矯正装置として作用してしまい、特に顎の成長が盛んな時期では顎骨を変形、歯列を悪化させ舌や口唇などの軟組織まで偏位、変形させてしまう可能性があるとまで言われてきています。

 

一時期は、育児用品メーカーの努力もあり、おしゃぶりも「決しては並びを悪くするわけではない、むしろ歯並びを整える」というようなおしゃぶり肯定の風潮も出ましたが、やはい最近の傾向としては、おしゃぶりの連用は良くないといわれる傾向にあるのではないでしょうか?

 

 

このようにアメリカと日本での違った見解・・・・どうすればいいのでしょうか?

 

 

矯正歯科専門医として意見は・・・・・・

 

個人的意見ですが、常用は1~2歳まで、なるべく3歳までには辞めた方が良いと思います。無理させても赤ちゃんのストレスが増しては良くないですからね。

 

学会の見解よりちょっと甘い設定ですかね・・・・・(汗)

 

確かにおしゃぶりをしているため不正咬合・口唇変形・顎顔面変形・口呼吸・発音構音不全・咀嚼不全などの重い症状を引き起こす原因になる可能性があります。

 

実際、自分の患者さんのなかでも、おしゃぶりを長期連用した子供さんが「重度の開口(咬んでも前歯が開いた状態)」になってしまったケースも診ています。

 

 

考え方も色々あると思います。諸事情により、おしゃぶりを使うとしても、その使い方、その使用時間の長さが問題なのかもしれません。長時間同じ状態で力がかかりつけるようなことは良くないと思います。

現在、おしゃぶりを使用されている方で、やめさせるタイミングがわからない方も多いでしょう。

おしゃぶりは、早い時期にやめさせようとすると、逆に指しゃぶりをはじめたりする場合が多くありますし、ついつい、赤ちゃんをおとなしくさせるため、おしゃぶりを与えてしまいがちです。たしかにその場では楽になりますが、あとあとやめさせるのが大変ですし、歯並びにもよくありません。

 

 

ですから、使用している方は、使用時間や使用をやめるタイミング設定して、みてはいかがでしょうか?赤ちゃんの個人差もあると思いますから、なかなか明確にするのは難しいでしょうが・・・・・

 

要は「期間限定」をなるべく明確に・・・・

 

また、赤ちゃんを一人でほおっておくのではなく、いろいろ遊んであげる事で、不安をとりのぞいたりすることもできます。後悔しないためにも、これらのことを頭にいれておいてみてはいかがでしょうか?

 

忙しい時間でつい気が回らなくなることもあると思います。ですがちょっとだけでも、より楽しく、安心させてあげる事を心がけて接してみれば、早くおしゃぶりも卒業してしまうかもしれません。

 

余談ですが・・・・・(恒例?)・・・・・ (00;)/☆

 

ウチの息子も1歳ちょっとです。最近、夜中に突然起きて、寝ぐずりします。妻が抱っこしたり、時には、まだ授乳します。

 

私も実は気にして起きてしまいます。

眠い目をこすりながら・・・・・(あ、あまりお役にたてませんが・・・・)

 

「あー、こんな時におしゃぶりを使うと安心するのかな・・・・」

「こんな時、おしゃぶりを使うと嫁さんも楽なのかな?」

 

と思ったりしてしまいます。

 

でも、ウチでは最初から「おしゃぶり使わない」派です。

 

理由はやはり、不正咬合・口唇変形・顎顔面変形・口呼吸・発音構音不全・咀嚼不全などの重い症状を誘発してします可能性があるから!と考えているためです。

上下のアゴの成長ピークは違います。特に上アゴの成長は早めに始まります(8歳ごろから)。もし、その前におしゃぶりを使用した事により、悪い症状を誘発する噛み癖や舌の癖、悪い飲み込み方(異常嚥下癖)がでたら困ってしまいます。

おしゃぶりは一生のうちほんの一時期です。噛んだり、食べたり、飲み込んだりは、一生続きます。

 

賛否両論はあると思いますが、ウチでは、こんな意見です。

 

その代わり、噛みおもちゃや歯磨き練習用歯ブラシを噛み噛みしてもらっています。アゴの発達の促しますし、ずっと同じ状態で咬むこともすくないですしね。

 

幸い、ウチの子は喜んで  カミカミ

 

以上、ご参考になりましたでしょうか・・・・・・

 

おしゃぶりを長期連用してしまい、歯並びにちょっと不安があるという方は、一度、矯正歯科を受診されてみてはいかがでしょうか?

 

不安なまま過ごすのも、親としてもストレスになって、子供にも影響してしまいますしね・・・・・・・・

 

 

村田歯科 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター   村田正人

 

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:赤ちゃん・子供の治療, 噛み合わせ・顎関節症, 矯正歯科(歯並び・症状・治療法など) and tagged , ,

子供 歯ぎしり

 

先日、赤ちゃんの歯ぎしりについて、お話させていただきました。

今回は、「続編」とでも申しましょうか?

もう少し大きくなってからの歯ぎしりについて、

「子供の歯ぎしり」 についてです。

 

だいたい、2歳半~3歳以降です。

 

 

ウチの自分の子供が歯ぎしりをする!!(><;)

 

と心配される方は意外と多いのではないでしょうか。

乳歯が生えそろい、歯ぎしりが収まっても、生え代わりなどの時期に再び歯ぎしりが出易い場合があります。

 

子供の歯ぎしりは大人の歯ぎしりと違って、精神的ストレスからくるものではない場合が多いと言われています。その為、大人の歯ぎしりのように特別に治療したり予防したりする事は少ないものです。

 

子供の歯ぎしりは、顎など骨の成長過程によるものと考えられていて、生活環境の変化や歯の環境の変化が大きい時に出易いものとされています。

 

生活環境の変化が大きい!?

 

例えば、保育園や幼稚園への入学時などに起りやすいとされています。親元から離れて、沢山のお友達との生活は子供にとっては大きな環境の変化です。こういった時期に歯ぎしりが出やすいとされています。

これらの子供の歯ぎしりは放っておいてもこれらの環境が落ち着いて慣れてくる事で改善される事が殆どです。

 

ただ、やはり稀に違ったケースもあります。

 

では、注意しなければならないケースとはどんな場合でしょうか?

歯ぎしりが原因で歯の減りが異様に多かったり顎に痛みをうったえる事があれば歯科医院で診察を受ける様にして下さい。

 

いくら落ち着くケースがほとんどといっても、子供の歯ぎしりでも負担が掛かっていない訳ではないので注意しておく事が大切です。

 

今回は、歯ぎしりについてでしたが、他にも注意が必要な症状や癖もたくさんあります。

 

口呼吸、噛みしめ、頬杖、母子吸引癖(指しゃぶり)、舌突出癖、咬唇癖(唇を咬む)や嚥下(飲み込み)の異常などなど・・・・・・・

 

まだまだ、たくさんの専門用語のついて、良くない症状や癖があります。

 

将来の咬み合わせ医や歯並びの良し悪しにも繋がりますから日頃からきちんと子供の姿勢や癖をよーく観察をしておく事が大切と言えます。 

これ大事です!!                                        

 

なにか、気になったことがあれば、とりあえず受診されることをオススメします。

 

なんでもなかったら、「あー、良かったね v(0。0)/」で済みますから・・・・・
村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

 

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赤ちゃん 歯ぎしり 

 

最近、離乳食をパクパク食べるようになった、1歳になるウチの息子が、ギリギリを歯ぎしりをしています。それも楽しそうに・・・・・・・

 

一般的に歯ぎしりは、ストレスという原因を抱えた人に起こる症状というイメージがあると思います。

 

その歯ぎしりの症状が、赤ちゃんに出たら、お母さまは心配になってしまいますよね。とくに初めてのお子さんの場合ならばなおさらですよね。

 

ウチの息子も第一子です

 

そこで今回は、実際、自分の息子のことも交えながら、そんな初めてのお子さんを持つ、お母さんやお父さんの不安を和らげるべく「赤ちゃんの歯ぎしり「子供のはぎしり」についてです。

( 「子供のはぎしり」  については次回お話します)

 

個人差はありますが、ちょうど乳歯が生え始める頃の6ヶ月辺りに赤ちゃんの歯ぎしりが始まると言われています。大人の歯ぎしりの場合は、歯の負担を軽減する治療やマウスピースなどを使用し予防をしていく必要があるのですが、赤ちゃんの歯ぎしりは、歯や顎が正常に成長していく成長過程で、大切なものとされています。

 

歯ぎしりをすることによって次に生えてくる歯の位置や顎の位置を定めようとしているのです。

 

また、赤ちゃんの場合は寝ている時だけでなく、起きている時も歯ぎしりをすることがあります。小さな赤ちゃんが歯ぎしりしているのを聞いてしまったら、心配せずにはいられないでしょうが、乳歯が生えそろうまではかなりの頻度で続くことも考えられますが赤ちゃんの成長の証だと思って見守っていきましょう。

 

では、心配なのはどんな場合はないのでしょうか?(><;)

 

あります!!

 

お母さまの目で見て、明らかに歯列不正の心配がある場合です。乳歯が生えそろったころに一度、矯正歯科医に相談してみると良いでしょう。顎の発育や歯列に影響する考えられますので、気になる症状があるときには放っておかず、とりあえず受診して相談してみると良いと思います。

 

乳歯が生えそろった頃は、まだ、矯正治療は早いです!と言われるかもしれませんが、どのような歯列不正になる可能性があるか予測ができ、虫歯や歯周病だけでなく、歯並びに対しても、定期検診は大切なのものと考えています。

 

ちなみに明らかな歯列不正とは、著しい反対咬合(受け口)、  開咬(咬んでも前歯がかみ合わない)、 著しい上顎前突(出っ歯)、 交叉咬合(かみ合わせがスレ違っている・上下の正中が極度にあっていない) などです。

 

また、乳歯が生えそろった後もなお歯ぎしりが続くような場合にも歯科医に相談が必要です。

歯ぎしりによって乳歯が擦り減ってしまったり、歯神経に炎症が起きてしまったりする可能性もあります。治療が必要な場合もあるります。

 

以上のように、余程のことが無ければ、乳歯が生え始めた赤ちゃんの歯ぎしりはあまり心配するものではありません。乳歯が生えそろうまで、安心して見守ってください。

 

 

ウチでも、朝早くからワーワー、キャーキャー!

ニコニコしながら、「ギリギリ」歯ぎしりやってます。

次の歯も生えてきました

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

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歯ごたえのある食べ物  大人 編

 

前回、歯ごたえのあるたべもについて、主に子供さんのアゴや歯並びとの関係についてでした。

 

今回は、大人編?です。そのなかでも、ダイレクトに「歯ごたえ」についてです。

 

 「歯ごたえ」 とは?

 

「冷麺」や「さぬきうどん」麺類のおいしさは麺のこしにあるといわれています。私たちが、食べ物のおいしさを味わうとき、味を区別するのは味覚という感覚器です。

 

食べ物おいしさでは、歯ざわりや歯ごたえというのも大切なものです。柔らかくて噛む必要のない歯ごたえのない食事では、食べた気がしませんよね。

 

 歯ごたえという感覚は、歯の感覚と、噛むための筋肉(咀嚼筋といいます)の感覚から成り立っていると考えられています。

 

 まず、歯の感覚とは、虫歯や歯周病などで生じる痛みとは違うもので、何かものを噛んだ!という感覚です。例えば、細い髪の毛1本を噛んだとします。噛んだことがわかりますよね。その繊細な接触感覚のことです。この歯の感覚は、歯の根の周りをおおっている歯根膜の、圧力を感じるセンサーで感じます。

 

 また、咀嚼筋の感覚とは、顎を動かす筋肉の中にあるセンサー(筋紡錘といいます)が感じる感覚のことです。この筋肉の感覚もたいへん敏感です。例えば階段を上っていて、目でみてもわかりにくいわずかな段差があったとします。でも、すぐに感知して、歩く感じで段差がわかり、歩くことが出来ますよね。それは足の筋肉の感覚が敏感にすばやく働いたからなのです。

 

 「冷麺」や「うどん」を噛んで、歯に当たったことは、これらのセンサーが働き、それらの情報が大脳で総合的に判断されて、「冷麺」や「うどん」のこしがわかると考えられています。つまり、 「歯ごたえ」 がわかるわけです。

 

では、歯がすべて無くなってしまった総入れ歯の人の場合はどうなるのでしょうか?

 

入れ歯を支える歯茎のセンサーが、歯根膜のセンサーの代わりをすると考えられていますが、接触感覚や熱さ・冷たさなど感度があまりよくありません。

 

ちなみにこの熱さ・冷たさなどの感覚や入れ歯の厚みを薄くした接触感覚を非常に良くしたものが、「金属床(きんぞくしょう)」という金属でできた入れ歯になります。

 

もちろん、きちんとした入れ歯ならばしっかり食べられます。

 入れ歯安定剤など使う必要も一切ありません。現に当院では入れ歯安定剤の使用は進めていません。安定剤が必要な状態は、入れ歯自体が合わないか、調整が必要な状態です。

 

(ちょっと話がそれましたが・・・・・・・・汗)

 

しかし、「冷麺」や「うどん」などの麺のこしや食べ物のおいしさは、やはりよく噛める正しい歯並びで、歯が健康でなければわかりにくいのものです。

 

お口の中の病気は、きちんと予防して、いつまでも「歯ごたえのある食べ物」を楽しみたいものですね。

 

村田歯科医院

 

 

大人も子供の日ごろから、適度に歯ごたえのある食べ物を食べることは大切です。

 

かむことは、成人病(生活習慣病)の予防にも大切なポイントです。

 

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:噛み合わせ・顎関節症, 予防歯科・デンタルケア and tagged

歯ごたえのある食べ物 子供 歯並び

 

先日、猛烈な台風が通り過ぎていきましたね。 

 

先週、盛岡で開催された「日本矯正歯科学会大会」も無事終わり、発表の方も無事終了しました。9月28日(金)が最終日でしたの台風の影響も無く、予定通りに帰宅することが出来ました。

 

台風の襲来がもう2、3日ズレていたらどうなっていたことだでしょう!

危なかったです。(><;)

 

 

盛岡では、色々バタバタしてましたが、オフ時間はしっかり、名物を食べたり、お土産を買ったりしました。

盛岡名物といえば、「盛岡冷麺」「じゃじゃ麺」「南部せんべい」「わんこそば」など、美味しいものがたくさんあります。

今回は、「盛岡冷麺」「じゃじゃ麺」「南部せんべい(お土産)」をしっかい堪能させていただきました。

 

なかでも、「盛岡冷麺」の歯ごたえはすごくしっかりしていて、ガッツリ噛まないと噛み切れませんでした。

 

そこで、今回、「歯ごたえのある食べ物」についてです(前置きがながくなりましたが・・・・・)。主に歯並びとの関係についてです。

 

アゴの成長が著しい子供さんではどうでしょう?

 

アゴの成長は上アゴが先に成長(女子:7~11歳、男子:8~12歳ごろ)し、下アゴは、身長が伸びる骨格の成長と同時期(女子:12~16歳、男子:13~17歳ごろ)です。

 

よく言われることですが、小さい頃から歯ごたえのある食べ物を多くし、よく噛む習慣を身につけさせることは大切です。よく噛むことで歯は丈夫になり、アゴの発達をうながします。 

 

最近、歯が形成される胎児期や乳幼児期でも影響が豊富で、大きいしっかりした歯の子供が多いです。しかし、軟らかい食品が増えアゴが未発達で、歯並びが凹凸のお子さんが増えています。

 

現代の食べ物は軟らかい加工食品が多く、よくかまなくても飲み込めるため、かむ回数とかむ力が減少してる傾向にあります。

 
「かまない」から「かめない」、「かめない」から「かまない」

 

こうした悪循環で、アゴが力不足・運動不足を招いてしまいます。

 

 

適度にかみごたえのある食品を毎日の食卓メニューに加えてましょう。

アゴの発育や歯並び、全身の健康に与える影響を考えるならば、

 

 

「歯ごたえのある食べ物」を食べる(または、食べさせる)

 

ということは、大切なことはとても大切です。

 

さらにいつも同じようなものばかりではなく、多品目をしっかりかんで食べられるメニューをこどもの毎日の食事に考えてあげてください。

 
一日の食事で30品目、一口30回

 

 

また、食べ物の素材と調理の仕方も大切です。

いくら歯ごたえのある食べ物と言っても、小さく切るほど、かむ回数は減少し、8等分するとアゴの運動量は約30~40%減少するといわれています。食べ物の切り方をちょっと工夫することでも、歯ごたえを感じさせることができます。

 

 

歯並びが悪いと、ちゃんとものをかめないばかりでなく、全身の健康にも悪影響を与えます。また、発音や審美性、心理面での影響も見逃せなません。

丈夫なアゴをつくる基本は、毎日の食生活にあります。好き嫌いなく、なんでもよくかんで食べることがアゴの発育につながります。

 

小さなお子さんでは、「冷麺」は無理かも知れないですが、「コシのあるうどん」なんかは最適ではないでしょうか?消化も良いですし・・・・

 

是非、「歯ごたえ食べ物」を毎日の食卓にのせてあげてください!

 

ウチの子供にもそのうち「盛岡冷麺」を食べに連れて行こうと思います。

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

 

 

 

 

 

 

 

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日付:  カテゴリ:噛み合わせ・顎関節症

口内炎と歯の関係

 

まだまだ、日中は蒸し暑い日が続きますが、10月に入れば、いっきに秋めいてきそうですね。と同時に季節の変わり目はは体調管理に気をつけたいものです。

食欲の秋!体調が良くないと美味しい旬のものも、美味しく食べられないですからね(><;)

 

そこで、今回、体調不良やビタミン不足になるとなりやすいお口の中の病気!

 

「口内炎」についてです。       (><;)イタッタ・・・・

 

口内炎に悩まされた経験はどなたにもあると思います。食事中、粘膜や唇を噛んでしまったり、体調不良やビタミン不足、または、ストレスなども口内炎の原因のひとつです。

 

その他、ウィルスが原因のヘルペス性口内炎や真菌(カビ)が原因のカンジダ性口内炎や特定の食べ物に対し発症するアレルギー性のものもあります。

 

ここでちょっと話題にしたいのが、ちょっと聞きなれないかもしれませんが、カタル性口内炎とよばれるものがあります。

 

これは、虫歯や歯周病などで口の中の衛生状態がよくない時、また、入れ歯、矯正器具や詰め物などが、口の粘膜に何らかの刺激を与えたときによく出来るとされています(もちろん、体質にもよりますが・・・・)

 

治療法としては、抗生物質の入った口腔内用軟膏(ケナログなど)を塗布、うがい薬やぬるま湯などでうがいをして、口の中を清潔に保つようにします。もちろん、お薬を塗る前の歯磨きは行ってください。

 

ほとんどの場合は、1~2週間ほどで改善していきますが、入れ歯や矯正器具の不具合による場合は、医院を受診し不具合箇所を治してもらいます。

 

虫歯や歯周病が原因の場合も、お口の中にトラブルが発生している証拠です。この場合も受診して、必要に応じ歯科治療を受けてください。この場合は、ご自身がお口のケアを怠った結果、出来てしまった口内炎です。

 

やはり!しっかりしたお口のケアが口内炎予防になります。

 

歯ブラシに関しても、歯ブラシで口の中を傷つけないよう、歯ブラシの大きさや方法も適切に行わなければなりません。

 

ただし、どうしても繰り返し口内炎を発症してしまったり、症状が長引く場合は、自己判断せずに必ず歯科医院を受診してください。大きな病気の症状のひとつである場合もあります。

 

☆美味しいものを美味しく食べられるよう口内炎を予防してくださいね☆

村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

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日付:  カテゴリ:歯科医療全般・全身との関連, 噛み合わせ・顎関節症

知覚過敏  - お口のチェック③ -

 

もう8月も終わりですね・・・・・

夏休み特別企画?・・・・・・(汗)

-お口のチェック ③-  も最終章です

 

もうすぐ9月!そろそろ秋の気配が・・・・・・

 

いやいや、連日、猛暑猛暑の真夏日!まだまだ続きそうです(><;)

 

夏休みが終わっても、まだまだ冷たい飲み物、冷たい食べ物、カキ氷、アイスクリームやガリガリ君(笑)が恋しいですね。

そこで、今回は、冷たい食べ物を口にしたとき

 

キ~~ン」(><;)

とした痛み!

 

そう!「 知 覚 過 敏 」についてです。

 

冷たい水がしみる、甘いお菓子を食べたら歯がジーンと痛む、風が当たるとしみる、歯ブラシで磨いたらキーンとしたというようなことがあります。その歯を見ても、黒く穴が開いているわけでもないし、普段はなんともない。それが、いわゆる知覚過敏という状態です。

 

知覚過敏は、歯の根元付近が露出しているような歯にみられることが多い症状です。数日の間、水にしみやすかった歯が、気づいたらしみなくなっていたということもあります。この場合は適切なケアをすれば、歯の神経の方で、バリアを作り知覚過敏は改善されていきます。軽度な段階では、自然に治っていきます。 

 

この歯がしみたり、痛みを感じるのは、エナメル質(歯の外層)の次の層にあたる象牙質という歯の内部の部分が露出しているときです。象牙質には細い管状の構造物(象牙細管といいます)があり、その管を通して外部からの刺激が歯の内部の神経(歯髄)に伝わります。

 

歯の神経は、温度、圧力などを区別することがなく、加えられた刺激は全て痛みとして感じることになります。

 

ですから冷たい水も、甘い食べ物も、歯ブラシの毛先の接触も、全てあの嫌な「キ~ン」とした痛みとなります。

 

よくある原因としては、

 

不適切な歯磨き方法によるもので、歯の根元の象牙質が露出することがあります。要は、強すぎる歯磨きによって、多かれ少なかれ歯の表面が削れてしまうのです。

 

ご自身で歯ブラシの持ち方をチェックしてみてください。ペングリップ(鉛筆持ち)の方を推奨します。

 

 

また歯周病の治療の過程で、知覚過敏が生じることもあります。歯茎がさがったりしてしまうときです。

 

さらに歯の根元付近のエナメル質が溶けてしまうことでも、象牙質が露出して知覚過敏が起きることがあります。歯を漂白して白くするホワイトニング治療でも知覚過敏を生じることがあります。状況によって、注意が必要です。

 

知覚過敏が酷くなった場合の治療法としては・・・・・

 

象牙質の露出している部分で、神経にまで刺激が伝わらないようにして改善できます。

 

 先ほどお話した象牙質にある細い管(象牙細管)を封鎖するのが基本的な治療法です。それには管の中を封鎖する方法と、管の入り口を覆う方法とがあります。

 

管の中を封鎖するには、フッ化物などを表面から塗布して管の中に結晶を形成して封鎖することができます。同じような作用を持つ歯磨き材を使用することで、症状が改善されることもあります。

 

表面を覆うには、歯に接着しやすい材料を使って表面に膜を形成して、管の入り口付近を封鎖します。表面に凹みがあるような場合には、凹みを埋めるようにして敏感な部分を覆います。

 

このほか過敏になっている神経に作用して痛みを感じにくくするという歯磨き材もあります。

 

しかし、確実に知覚過敏症を改善するという方法はありません。いくつかの方法を組み合わせて症状を改善してゆくことことになります。

 

こうした処置を行っても効果がなく、ひどく痛い、しみたあとしばらく痛みが残る、というような場合には、単なる知覚過敏ではなく、歯の神経に炎症がみられることもあり、最悪の場合、神経を除去するという治療が必要になることもあります。

 

最悪な状況になる前に可能な限り予防しなければなりません。

 

 ご自身でできる予防法は、虫歯や歯周病の予防と同じです。

 

適切な歯磨き方法!! 

 

これに尽きます!

 

 

歯の根元の歯垢(プラーク)を正しく除去すれば、歯周病により歯茎が下がって歯の根っこが露出することもありません。

 

知覚過敏がありしみるからといって歯ブラシをあてなくなると、歯垢がつきやすくなります。そうすると歯垢中の細菌が作る酸のせいで歯が溶けて、知覚過敏がひどくなるということもあります。どんなときでも歯垢が歯に付着していることはよいことではありません。

 

さらに注意しなくてはならないことは・・・・・・

自分で勝手に「知覚過敏」と決め付けてしまうと、あとになって困ることもあります。歯がしみたりするのは、知覚過敏のときだけではないからです。自分では見えなくても、歯と歯の間や、つめてある材料の下でむし歯が神経の近くまで進行していることもあります。

 

また、歯に目に見えない程度のヒビ(亀裂)が入っているようなときにも、知覚過敏と同じような症状となります。

 

それぞれに適切な処置が必要になりますから、早めに歯科医院を受診して、きちんと調べてもらって適切な対応をとるべきでしょう。定期検診も大切です。

 

村田歯科医院  村田正人

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:噛み合わせ・顎関節症, 歯周病(症状・治療など)

大人の矯正治療 何歳まで?

 

そろそろ夏休みですね。小さなお子さんをお持ちの家庭では、家族みんなでお出かけや旅行にと、楽しいやら、忙しいやら賑やかな時期になりますね。

当院でも、学校がお休みで、日中に矯正治療の相談にこられるお子さんも増えてきます。

夏休みになったなあ・・・・・と実感してしまいます。

 

お子さんの矯正相談時に、

「この子の歯並び悪いのは、私に似て遺伝だと思うんです」

「私もガタガタなんで・・・・・ニッ!!」

「私も治したかったんですが、もういい歳だし、治せませんよね?」

なかには、そんなことをおっしゃるお母さんがいらっしゃいます。

 

「・・・・・・・・・・・」 その答えは・・・・・

「いえ、ちゃんと治せます。矯正治療に年齢は関係ありません!です

 そう!年齢は関係ないのです。

 

そこで今回、大人になってから矯正治療をしたいけど、果たしてきちんと治るのかどうか?年齢を考えて、もう矯正を出来ないと思い治療の機会を逃してしまっている方々へ

 

「大人になってから、矯正治療を始める場合」 

についてです。

 

まず、結論から言いますと・・・・・・・・

 

そうです!矯正治療に年齢制限はありません。

 

もちろん、人が成長する中で、顎の成長期など一番良いタイミングというのはあります(この時期については、違う記事でお話します)。しかし、この時期、このタイミングを逸してしまうと、「歯並びが治らない、矯正治療ができない」ということでは決してありません。

 

 歯と歯茎と歯を支える骨が、矯正治療を許容できる範囲で健康であれば、いくつになっても治療は可能です。大人の方でも、矯正治療を受けている方はたくさんいらっしゃいます。

当院でも、かみ合わせや歯並びが悪く歯周病になりやすいために60~70歳代の方で矯正治療を開始したかたもいらっしゃいます。

また、最近は、子育てに一段落した40~50歳代の主婦の方々が矯正治療を始められるケースも多いです。

 

いろいろ話を伺うと・・・・・・・・

「ずーと悩んでいたけど、なかなか忙しくて相談に行けなかった」とか

「大人になって歯並びがすごく気になっていたけど、矯正治療はもっと若い頃しか出来ないとおもっていた」とか

そうおっしゃる方が多いです。

虫歯や歯周病で、歯を何本か無くしてしまって、部分入れ歯を使用していたが、矯正治療を行ったために、入れ歯からブリッジへ変更できたり、矯正治療とインプラント治療を併用したため、最小限の治療で済み、さらに入れ歯を使うことから脱したなんて患者さんもいらしゃいます。

通常、歯が悪くなる過程としては・・・・・

虫歯や歯周病 ⇒ インレーやクラウン(銀歯) ⇒ 歯が抜ける ⇒ ブリッジ ⇒ さらに抜ける ⇒ 部分入れ歯 ⇒ どんどん悪くなる ⇒ 総入れ歯 

なんて過程があるわけです(もちろん、この過程を踏まないよう治療や指導していくのが歯科医の役目ですが・・・・・

 

しかし、矯正治療をいれることで

「 部分入歯 ⇒ ブリッジ 」 「 ブリッジ ⇒ クラウン 」 のような歯が悪くなる過程を逆行することが出来る場合も多々あります。

いわゆる、「口のなかのアンチエイジング」とでも言いましょうか!!

 

当院でも、始めはお子さんの矯正相談にいらして、その時、お母さんも治せることがわかって!

 

親子そろって矯正治療!!

 

なんて患者さんもいらっしゃいます。

年齢を考えて、もう矯正を出来ないと思いこんで、治療の機会を逃してはいませんか?どんな年齢でも必ず矯正治療は出来ます。

とりあえず、あきらめないで一度、矯正相談を受けてみてはいかがでしょうか?

村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:噛み合わせ・顎関節症, 矯正歯科(歯並び・症状・治療法など)

歯ぎしり 噛みしめ について

いよいよ梅雨入り本番、さらに暑くなり、ジメジメ!ムシムシ!そんなときは、なんだかストレスたまってしまいますよね。

そこで今回、噛むことに対するストレスの影響についてです。

ストレスから来るもの?

そう!皆さんは 「歯ぎしり」 や 「噛みしめ」 をまず思い浮かべるのではないでしょうか?

ギギギーと歯が強く擦れ合う時の音が出る歯ぎしりの他、歯を強く噛みしめたり、くいしばるクレンチング、歯と歯と小刻みすばやくかみ合わせカチカチ鳴らすタッピングがあります。これらは、昼夜問わず無意識に行います。

これらの3つをあわせてブラキシズムとか咬合神経症といいます。

歯ぎしりの原因については、直接原因なのか?直接的な原因のわからないものからなのか?よくわらないというのが現状です。一般的には、以下のようなことが考えられるとされています。

①精神的なストレスを抱えていて、さらにストレスにより眠りが浅い場合

②歯並びが悪かったり(不正咬合)、噛み合わせた時に均等に歯が接触しなくて、特定の歯が強く接触する噛み合わせになっている場合(早期接触や咬合性外傷)などです。

 

では、これらの症状を放置するとどうなるのか

 

まず、歯ぎしりのギシギシとした音は、他人に不快な思いをさせてしまいます。しかし、自分自身の身体にも重大な影響が出ます。

歯ぎしりが何年も続くと、間違いなく歯が急速に擦り減ります。その結果、咀嚼能率(そしゃくのうりつ)という、いわゆる食べ物を噛み砕く効率が低下し、噛み合わせが低くなります。

すると容貌の変化(とくに顔の下の方の部分)やアゴの関節に負担がかかり、顎関節症(がくかんせつしょう)になるという可能性がでてきます。

症状がひどい方だと、歯が欠けたり!歯が割れたり!なんてことも起こる場合があります。

さらに、歯を支えている歯肉や顎の骨に負担をかけ、歯周病を起こしたり、悪化させます。

 

では、一般的な治療法はどのようなものでしょうか?

 

①歯型をとって、それに合わせたマウスピースを作ります。夜間に 歯にかぶせるように装着して寝るようにします。これは、ナイトガード、バイトガード、バイトプレート、スプリントなど様々ないい方をされています。これを入れることによって、噛み合わせが1~2mm高くなり、顎の関節に無理がかからなくなり、側方への顎の動きがスムーズになり、歯ぎしりの癖がやがてとれることが期待できます。さらに、歯が削られることも防止するのに役立ちます。

 

②不正咬合や早期接触の治療をします。すなわち、歯並びを変える矯正治療をしたり、噛み合わせの高いところを少し削ります(咬合調整)。歯が抜けっぱなしになっていれば、ブリッジや義歯を入れて噛み合わせを回復させます。噛みあわせがひどくズレている場合は、①と合わせて矯正治療をすることもあります。

 

③夜寝るときには、「歯ぎしりをしたら目を覚ます」とか「くいしばりは歯に悪い」といった潜在意識をもって寝るようにしてもらう自己暗示法も人によっては有効です。

また、昼間の仕事中なども無意識に「食いしばり」などをしてしまう方も居ます。そんな時、私の指導法は、普段良く見るもの!例えば、携帯電話やパソコンなどの片隅に「歯のシール」などを貼っておいてください!と言っています。そのシールがふと視野に入ったとき!私に言われたことを思い出してもらうようにしています。

「歯のシールを見て」

「一瞬、止まって」

「噛みしめていないか?顎に力が入っていないか?確認!」

「医院で私に言われたことを思い出す」

「これはいけないことなんだ!」と再認識して、意識してもらう!

これを繰り返すことで、「無意識」を「意識」変える!!そんな指導をしています。

 

④さらにストレスや顎周囲の筋肉の緊張が強い人には、弱い精神安定剤を処方します。ただし、お薬を飲むと激しい眠気を催したり、体質によっては合わなかったりすることがあります。これはあくまで最終手段だと考えています。

 

では!症状も落ち着き、今後再発しないための諸注意は?

原因の大きなものにストレスがあります。ストレスを回避できればそれに越したことはありませんが、今の社会では、様々なストレスと無縁な生活はなかなかできることではありません。

次の日、早起きしなければならない時に、「明日は早起き!寝る前に朝5時に起きよう」と自分にいい聞かせて就寝すると、目覚まし時計が5時に鳴る前に目が覚めることがよくあります。

このように潜在意識に働きかけることが有効ですので、歯ぎしりは歯や顎、顎関節に悪いからやめなければならないと常日頃から意識していると、頻度が少なくなったり、治ることが期待できます。

また、 くいしばりは音が出ないので、なかなか発見できません。朝起きた時に顎が疲れたような気がすれば、就寝中にくいしばりをしている可能性があります。

先ほど言ったように、くいしばりは、昼間でも仕事など何かに集中している時くいしばってしまう人がいます。

自分の癖はなかなか意識されませんが、こんな時は、

「無意識」を「意識」変える!!

 

先ほどの「歯のシールによる自己暗示療法」 一度試してみてください。

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

 

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日付:  カテゴリ:歯ぎしり・噛みしめ・噛み癖, 噛み合わせ・顎関節症

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