最近まで天候不順で大雨なところもたくさんありましたね。
このところ、日中は微妙にまだ蒸し暑いですが、だいぶ過ごしやすくなってきました。
さて、今回は私事ですが、前々から挑戦したいとおもっていた、激辛ラーメンのカラミ(辛味?)でちょっとトピックスを・・・・・・
さて、先日!やっとチャレンジしてみたかった激辛ラーメンを食べる事ができました。
激辛フリークではないですが・・・・・・
一度、食べて見たかった激辛ラーメンです。
始めは恐る恐る!緊張しながら食べたのですが、そのうち「辛ウマイ」の連続でした。
このラーメン、決してかきこんでは食べてはいけません。むせたら最後・・・・(0。<)
喉と鼻が大変なことになると思います。
私も、一瞬危なかったです・・・・(汗)
さて、その辛ウマイ ラーメンですが、唐辛子がたくさん入っており、カプサイシンたっぷりな感じです。
そこで、今回「カプサイシンにかんする実験、研究報告」につて少々・・・・・
以前、大学病院に「助教」 として常勤勤務していた頃・・・・
「矯正治療中の口臭」や「唾液中のストレスマーカー」について少々、研究をしておりました。
その関係で調べていた資料で拝見したことがあるのですが、
激辛 = カプサイシンの矯正治療中の鎮静効果についての報告がありました。
矯正治療での歯の移動中の痛みは、歯の移動に必要な矯正力によって引き起こされ、数日から一週間続くことがあります。
最近では、ワイヤーや装置の改良により、かなり改善され苦痛に感じるじるほどの痛みはなくなってきてはいます。
しかし、個人差もあり、全く痛くない方もいれば、比較的痛みを感じ易い方もいらっしゃいます。そこでこんな動物実験が行われていました。
「近年、侵害受容器であるカプサイシン受容体が新しい鎮痛方法として注目されている。カプサイシンで持続的な刺激をカプサイシン受容体に加えると、痛みに対する感受性が低下し痛覚のみの不応期を導くと考えられている。そこで本研究では、カプサイシンによる感受性の低下に着眼し、これを矯正治療中の痛みの軽減に応用することを目的とした。」ということです。
結果は、カプサイシンの持続的使用により、顔のグルーミングが減少するなどの行動が見られることから、カプサイシンの鎮痛作用が見られると考えられる。
とのことでした。
(グルーミングは痛み刺激などのストレスがかかっているときに動物が行う行動です。)
その他、カプサイシンの鎮静効果について色々な研究報告がありました。
口腔乾燥症という歯科領域の病気にも効果的であるとの報告などもあり、今後その効果が期待されているそうです。
そのうち、矯正治療による歯の移動中、痛みを感じる方のために・・・・
「唐辛子入り歯磨き粉」
「唐辛子入りうがい薬」
なんていうのが出来たりするかも知れませんね・・・・・ /(><;)
まー、でもいくら効果が期待できても、辛いものの摂りすぎは良くないもの・・・・・
適度に刺激的に・・・・・
また、美味しい「激辛ラーメン」挑戦してみようと思います。
適度な辛さは、お口の中にも良い効果があるようです。
村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田 正人
横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者
日付: 2013年9月10日 カテゴリ:歯周病(症状・治療など), 矯正歯科(歯並び・症状・治療法など), 噛み合わせ・顎関節症, 未分類 and tagged カプサイシン, 激辛, 痛み