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Category Archives: 歯科医療全般・全身との関連

歯周病

 

「暑さ寒さも彼岸まで」 よく言ったものです。

まさにようやく涼しく 過ごしやすくなってきました。

季節の変わり目 お風邪などひきませんよう・・・

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さて、またしつこく「歯周病」の話です。

 

世界で最も多い病気 歯周病

 

言葉の認知度は 歯槽膿漏 も含めて非常に高いのですが、裏腹に大きな誤解をしている方が多く、虫歯と混同していたり他の病気への影響はないと安易に考えている人が未だに少なくありません。

 

日本の成人の8割が歯周病に罹患していながら 7割の人が自分は歯周病ではないと思っているという調査結果もあります。

 

歯科を受診するきっかけは、半数以上が口中のトラブルのためで、定期的に通院する「予防」の意識の高い人は3割以下と極めて少なく、歯茎が痛い、詰め物が取れた、などが起きてからの受診がほとんどです。

 

あなたもそうですか?

 

10~20代  歯周病知識なし 自覚なしが多い

40代 知識はないが  歯周病かもしれないが増える

50~60代 知識 自覚とも高まる

 

自覚が出てからでは遅いのです。若いうちから「予防」の意識を持ってください。

 

毎日のセルフケアと歯科医のプロケアが欠かせません。

 

 

人工物ではなく自分の歯でいつまでも健康で・・・

 

一般歯科担当 岡田 一記

 

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:歯周病(症状・治療など), 予防歯科・デンタルケア, 歯科医療全般・全身との関連

日本舌側矯正歯科学会 リンガル矯正 ベーシックコース

 

日中はまだまだ暑いですが、朝晩はだいぶ秋めいてきましたね。

 

さて、私事ですが、先日の連休に所属学会のひとつでもある。

 

日本舌側矯正歯科学会  の講習会・実習に参加してきました。

 

当院でも、舌側矯正(裏側矯正)はかなり行っておりますが、

 

改めて考え方や技術の再確認・見直しも含め・・・・

 

学会主催の

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「リンガル矯正 ベーシックタイポドントコース」

 

というものを受講してきました。

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基礎的な内容から、非常にわかり易い内容でした。

 

私の考えの中に

 

「基礎は応用をかねる」

 

とう考え方が強くあります。やはり基礎がしっかりしていないと、応用が利かないと思います。

 

今回は、色々なものを学び、再確認する意味ですごく有意義で充実した2日でした。

リンガル1

さらに自分の技術や考え方にも、磨きをかけなくては!

 

と改めて感じ、身の引き締まる思いでした・・・・・

 

ちょうど、台風に見舞われた2日間でした。朝が電車が遅れて大変でしたが、会場は駅直結だったので、幸いあまり影響はなかったです・・・・(00;)

 

 

村田歯科医院村田歯科 横浜矯正歯科センター

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日付:  カテゴリ:矯正歯科(歯並び・症状・治療法など), 歯科医療全般・全身との関連 and tagged , ,

歯と記憶力

 

 

まだまだ 暑い (@_@;)

みなさん熱中症にはくれぐれも気をつけてくださいね

 

さて食事を楽しく美味しく食べるためには健康な歯であることはもちろんです。

自分の歯を失った場合、人工の歯(インプラントや入れ歯)で補うことはできます、

 

でも、それだけではないことが最近色々とわかってきてるんです。

 

ある研究で55歳から88歳の273人を対象に記憶力のテストを行った結果が興味深い。対象者の歯の数は平均22本で親不知まで含めた32本より10本少なく、喪失歯の70%は臼歯(奥歯)でした。

 

結果は!

天然の歯の数が多いほど記憶能力が高い傾向が認められた

ほほー

 

何故?

 

天然の歯から人工の歯に代わることによって、「歯の感覚」が低下し脳に送られる信号が減ってしまったり、「噛む力」の影響が考えられるようです。

「噛む力」が大きいと脳血流量が増えて脳の活動が活発化するのです。

 

また、歯を失ったことによる食生活の変化により、特定の食べ物を避けるようになり、ビタミン・タンパク質の摂取量が減ることが脳の活動に影響を与える可能性があります。

 

マウスの実験でも奥歯の無いものは記憶力が低下するなどアルツハイマー病の症状が悪化しやすいとの実験結果も報告されています。

 

 

 

自分の歯を長く健康に保つことは、美味しく楽しく食生活を維持できるだけでなく、記憶力を維持することにもつながるらしいので、健康で良好な歯を保つために歯のケアの意識向上を!!!

 

年齢にかかわらず、歯の定期検診を!

痛くないから何でも無い とは限りませんよ!

 

一般歯科 岡田 一記

 

 

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日付:  カテゴリ:噛み合わせ・顎関節症, 虫歯(症状・治療など), 歯周病(症状・治療など), 予防歯科・デンタルケア, 入れ歯, 歯科医療全般・全身との関連

利きアゴ 片噛み 片側噛み 

 

先日、友人から最近アゴが曲がってきたような気がする!と相談を受けました。

成人です!もちろん成長は止まっています。

特別な病気にならない限り、アゴの成長も止まっています。

曲がってくることはありません!

 

いろいろ話を聞いてみると、

 

食事の時「いつも噛んでいる」アゴがあることがわかりました・・・・

 

いわゆる「利きアゴ」 「片側噛み」 です。

 

そこで今回、 「利きアゴ」  「片噛み」 「片側噛み」 についてです。

 

色々な言い方をしていますが、どれも同じ意味です。

 

要は、食事など物を噛むときに、左右のどちらかで、主に噛んで食べる癖のことです。

 

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食事をしたり、ガムを噛む時、無意識のうちに噛んでいる方があなたの「利きアゴ」です。 利き手が右の人は、利きあごも右の人が多い傾向にあります。 利き手・利き足の関係に似ています。

 
その「利きアゴ」である!いつも同じ側で食べ物を噛んでしまうクセを、 「片側噛み(片噛み)」 といいます。

 
原因としては、単なる癖であったり、歯並びが悪かったり、噛み合わせが悪く、つい噛みやすい方ばかりで噛んでしまう場合、虫歯出来てしまい、虫歯がある側では痛くて噛めない、欠けたり穴があって噛みにくいなどの色々な理由からなることがあります。

 

 

その片側噛みは、色々な弊害を引き起こす原因となります。

 

 

片側噛みでは、よく使われる一方の筋肉にコリが発生します(過緊張)。逆にもう一方の側は筋肉が緩みます(筋の弛緩)、結果として顔のバランスが崩れます。

 

 

まさに、今回相談された友人がこの状態でした。右で良く噛む癖がありました・・・・(><;)

 

 

 また、歯並びにも歪みがおき、顎がカクカクと鳴ったり、口が開きにくくなる顎関節症になることもあります。

アゴイメージ
さらに顎と首の筋肉は連動しているので、片側噛みを続けると首の筋肉が片側噛みの側の筋肉に引っぱらて、首が片側噛みの側に傾いてきます。そのゆがみは肩、腰へと伝わり、姿勢にも影響する場合があります。

 

 

この片側噛みの治療法として、歯並び・噛み合わせの悪さが原因の場合は、歯列矯正治療、虫歯が原因の場合は、虫歯治療してきっちり噛めるようにします。

 

 

また、習慣になってしまった「噛み癖」については、左右均等に噛むように意識しなくてはなりません。

 

ガムなど片側噛み応えのあるものを両側に入れ、小刻みに噛むなど訓練が必要になります。

 
また、 大きく顎を動かして噛むと、舌本来の働きで、自然に食物が口の中を右に左に移動します。大きく顎を動かして食べると、逆に片側だけで食べる方が難しいほどです。

 

ただし、噛み癖のない方で噛むと、最初のうちはすごく疲れてしまいます。これは、当然です。今までは噛んでいた方は、しっかり「筋トレ」が出来ています。噛んでいなかった方は筋肉がなまっています。

 

皆さんも学生の頃の部活やジム通いで最初はすごく疲れた経験あると思います。

 

そして、ついまた、「片側噛み」をしてしまいがちです。

 
ですから「片側噛み」の癖を克服するには、しっかりした目標と意思が大切です。

 

なかなか心が折れそうなら、専門家である「歯科医」の指導を受けながら頑張ってみても良いとおもいます。

 

早い人なら数週間で効果が現れはじめます。左右で正しく噛んでバランスの良い引き締まった顔と正しい姿勢が健康には大切です。

 

 

ちなみに私も左で噛んでしまいがちです!自分でも意識はしています。

 

矯正歯科医として、患者さんの良きお手本にならなくてはと日々気をつけています。

 

まだ、ご自身でも「片側噛み」に気づいていない方も一度意識して、「片側噛み」をしていないか?チェックしてみてください。

あご(トビウオ=あご)

 

村田歯科医院村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:歯ぎしり・噛みしめ・噛み癖, 噛み合わせ・顎関節症, 歯科医療全般・全身との関連

歯茎の腫れ(歯肉の腫れ)

毎日 暑い です。こう暑いと体も疲労! ましてやゲリラ豪雨なるものも頻発し高い湿気やなんやらで 体が着いていかない。(-_-;)

なんて こんな時 歯茎(歯肉)腫れ が、わりと起こるもんです。

 

さて 歯肉に起こる 「腫れ」 の原因について・・・

 

 虫歯など「歯」に原因があるもの

歯の神経が強い炎症を起こし根の先にまで影響を及ぼして腫れたり、神経が死んでしまった或いは神経をすでにとってある歯が根の先に化膿を起こし膿が溜まって腫れを起こす

 歯肉に原因があるもの

歯周病(歯槽膿漏)により、歯肉に膿が溜まって腫れを起こす場合や、親不知の周囲が炎症を起こして腫れるなど

 口内炎など

口内炎でも腫れを感じることがあります

 腫瘍など

 

その処置は・・・

 

①の場合、歯の根の治療が必要です。詰め物や被せ物があればはずして根の治療を何回かしたうえで、再び詰めたり被せたりとなります。腫れが強い場合は切開をして膿を出します。

②の場合、歯周病が原因であれば腫れが強い時には切開のうえ膿を出し、収まった段階で歯周病の処置をする。親不知が原因で腫れた場合は、内服薬等により腫れを抑え場合によっては抜歯をする。

③の場合は、軟膏をつけるなど。

④は稀な場合であるが、処置はもちろん症例により異なり専門の口腔外科を受診

 

この他、歯肉部分が硬く膨れてあたかも腫れているように感じる、骨が何らかの原因により増殖した「骨隆起」というものがありますが、これは異常ではないので処置の必要は原則的にはありません。

 

③の口内炎を除き、いずれの場合でも腫れが収まったとしてもけっして治癒したわけではないので、必ず何らかの処置が必要です。 

 

そのまま放置すると、後でしっぺ返しがきますよ(~_~;)

 

また、よく日々の診療で、通院中の患者さんから「口内炎ができたので通院を一時やめます」とか 「口内炎ができたので来ませんでした」などおっしゃる方がいますが、口内炎も私たちの治療の範疇ですから処置をしたうえで歯の治療に支障がでないよう、そして患者さんの苦痛が無いようにしますので、来院してください。

 

 

「歯」のみならず、皆さんの「口腔」が健康であるよう日々診療しています。何でもご相談ください。

 

一般歯科担当 岡田 一記

 

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定期検診の大切さ 

 

お子さんも夏休みに入り、夏本番!ムシムシと嫌な暑さが続きますね。

 

ところで、今回は「定期検診の大切さ」についてです。

 

最近、ある雑誌のモデルさんたちのお口のケアについての特集を目にしました。

 

その中で、

 

「デンタルクリニックで行っているケアは?」

という項目がありました。

 

ほとんどの方が、「1~3ヶ月ごと」に定期的なクリーニングやブラッシング指導を受けていました。

 

  • 「歯がキレイなり、虫歯が未然に防げるので、結果、治療費もかからず経済的」
  • 「クリーニング後は、ツルツルの歯を実感しそれをキープしようと!歯への意識がたかまり、良い習慣だと思います」
  • 「虫歯や歯周病予防だけでなく、口臭予防にもなり、歯をキレイにすることが気持ち良いです」

などなどのご意見が出ていました。

 

私たち歯科医としては、頼もしい意識をお持ちの皆さんです!!

 

「ママさんモデル」の方は、お子さんと一緒にお出かけ気分で検診に行くそうです。するとお子さんの虫歯の進行減り、歯が急に健康になったとのこと・・・・・

 

子供さんだけだと、怖がったり!嫌がってしまうので・・・・ (><;)

 

「お母さんも一緒にキレイ!キレイ!」が大切なんだと思います。

 

その他、ホワイトニングなども合わせて定期的に行っている意見も多かったです。

 

やはり、ご自身の歯をキレイに白く保つ!という意識がお高いのでしょう。

 

そう!

 

「キレイな歯!キレイな歯ぐき!健康なお口!」

 

を保つための意識が大事です。

 

 

そのためにも、皆さん!

「お口の健康には、定期検診が大切」

ということを忘れないでください。

 

んー、個人差があり、お口の中の状態にもよりますが・・・・

だいたい1~3ヶ月に1度くらいの検診が理想ですね ★(0。0)/

 

まだまだ、暑い夏!お口の管理も含め!体調管理にも気をつけてください。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター

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お花見 花粉症 鼻づまり 口呼吸 お口のトラブル の連鎖

 

今年は、桜の開花が3月中旬に早まりましたね。梅とのダブル花見もできたところもあるみたいですね。私の周りでは、残念ながらダブルではなかったようです。

さあ~、今週末あたり ♪ 花見」  のピークとなるのでしょうか?

 

ところで「花粉症」の方はどうでしょうか?

もう、3月後半となればピークは過ぎたのでしょうか?私は、実は花粉症の影響もあり、慢性副鼻腔炎となってしまっているようです。

 

耳鼻科の先生から、季節ものと考えずにちょっと、ここらで、本気で通って治しましょう!と言われてしまいました。

「はい!そうですね」・・・・・・・・・(汗)

なかなか通院できる時間が開かないのですが、なんとか頑張って通院する事にしました。

 

「鼻づまり」もあるし、「花見」も行かなきゃならないし、忙しいです・・・

まー冗談です。耳鼻科は本気で通院します

 

昨年の記事にも書きましたが、日本全国お花見といえば・・・・・

ワイワイ?

ガヤガヤ?

どんちゃか?どんちゃか?

宴会が楽しみの一つです・・・・・(笑)

ついつい、楽しくて飲み過ぎてしまう方もおられると思います。

 

そこで・・・

 

「お花見」の時期、 「花粉症の方が特に注意したいお口のトラブル」についてです。実体験も含めて・・・・

 

アルコールを飲んだ時やその後の行動や習慣が影響を及ぼすと考えられます。つまり、口の中には食べかすが長時間残ります。不潔で歯垢がが多く出来やすくなり、歯周病になってもおかしくない環境といえるでしょう。

 お花見で長時間にわたり、美味しい物を食べ、たくさん飲んで、楽しい気分で帰宅して・・・・・グーグーzzzzz

そんなことはありませんか?

 

お酒を飲んで深酔いしたまま就寝すると、普段あまりいびきをかかない人が、口を大きく開けていびきをかいたり、するようになることがあります!

さらに、「花粉症」の方は、「鼻づまり」あります。

ダブルパンチです。

 

口が長時間開いていると口の中が乾燥します。乾燥すると歯茎は炎症を起こしやすくなります。

これにより歯周病の始まり「歯肉炎」になってしまう可能性があります。

さらに、お口の中の乾燥は、口内炎や口臭、歯周病・前歯の色素沈着などの原因にもなります。

 

また、「鼻づまり」の影響もあり、大きく口を開けがちになり、喉のほまで乾燥してしまい、喉の炎症もひきこしてしまいます。

 

口呼吸だと汚れた空気や乾燥した空気が直接に体内に入り、その結果、風邪をひきやすくなったり、全身のトラブルにもつながり易くなります。

 

花粉症に限らず、最近では、多くの人が、ダニやハウスダストなど何らかの物質によりアレルギー性鼻炎になっているといわれています。

 

4人に1人

 

「通年性のアレルギー性鼻炎」にかかっているというデータもあります。

 

自分がどんな体質で、どんな物質に弱い(アレルギー反応がでやすい)か?理解しておく事が大切のようですね。

 

 

ちなみに「花粉」がまだまだ、飛んでいるこのシーズン

 

私なりの対処法としては、

 

晩酌は控えています。

でも、どうしても「お付き合い」や「風呂上りにちょっと一杯な気分」もあるかと思います。

 

そんなこんなで、などでお酒を飲んだ日などの就寝前は、必ずコップ1パイの水を飲んで寝るようにしています。

 

可能であれば、寝室に加湿器や濡れタオルを干して寝るのも良いでしょう。

個人差はあると思いますが、それだけでも少し違う気がします。

 

まー、鼻づまりがひどい日は、あまり「飲みたい気分」には、ならないと思いますが・・・・・・・(00;)/

 

村田歯科医院村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

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虫歯、歯周病と人工股関節

こんにちは (^^)/ 

一般歯科担当 岡田 一記 です。

今週 拝見させていただいた患者さんの中に、来月 股関節疾患のため人工股関節置換術という手術をされる方がいらっしゃいました。

担当医師からの依頼書をお持ちになり、そこには

「歯周病から人工股関節に感染が及ぶことはしばしば報告されており、感染予防のために術前に歯科受診を勧めております。貴院にて是非精密検査をお願い致します。歯周病や齲歯がありましたら、出来るだけ確実で十分な治療をお願い出来れば幸いです。」とありました。

以前にも歯周病と全身疾患との関連性をお話しましたが、特に糖尿病・心臓疾患・脳梗塞・リウマチなどとの関連性については周知のことでしたが、今回こういった依頼を正式に受けたのは初めてでしたので認識を新たにしました。

口は体内へのまさに入り口です。口腔内を健康に保つことは全身の健康にとって大切なことなのです。

今何でも無い方はぜひ検診を、そして何か不具合のある方は早めに治療を、そして予防を心がけてください。お手伝いをいたします。

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歯周病と再生医療

 

歯周病は言葉の通り、歯の周り つまり歯を支えている部分に起こる病気です。特に歯槽骨という歯の支えにとって特に大事な骨が吸収し無くなることによって、歯にぐらつきが起こりそのうち歯を抜くことになってしまいます

 

しかし、一度無くなってしまった歯槽骨は治療によっても元に戻すことが不可能でした。

 

それが、今話題の再生医療によってできるかもしれないのです。これは今後期待して良いことだと思います。歯槽骨が再生できれば自分の歯を失うことなく食べることができ、入れ歯(義歯)を入れなくて済むのかもしれません。これはもうあと一歩のところに来ているようです。

 

先月1月15日のテレビ朝日「報道ステーション」にて、歯周病と再生医療についての特集(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/feature/detail.php?news_id=28359)がありました。このレポートにはやや疑問を感じました。

 

自分の骨髄から採取した骨髄液から骨を培養しこれを移植するというものです。

 

この特集で取り上げた症例は、本来の歯周病ではありませんでした。歯の根の先に病巣ができ痛みがあるというものでしたが、これはきちんとした根の治療をすれば治るであろうと思われました。

 

また、これが無理だとしても病巣を掻爬してそこに培養骨を移植して再生させるのかと思ったのですが、行なったのは自分の歯は抜いてしまい、そこに培養骨を移植して歯槽骨に厚みを持たせインプラントを入れるという治療でした。

 

インプラントという人工のものを植える為の前処置としての培養骨の移植では再生医療という意味では若干違和感を感じました。

 

是非とも自分の歯を生かす為の再生医療であって欲しいと思います。

 

自分の持って生まれた歯に優るものはありませんから・・・

 

村田歯科医院 一般歯科担当 岡田 一記

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歯の磨きすぎ 強い歯磨き 歯ぐきが下がる 

 

最近は、皆さん予防の意識も高まってきて、一昔前に比べると、だいぶお口のケアを一生懸命頑張っていらっしゃる患者さんも多くなってきたように思います。

定期検診の際も、

お知らせのハガキ(定期検診のリコールハガキ)が来たから、検診おねがいしま~す」・・・・・・と・・・・・

キチンと来院していただく患者さんも増えました。すごく良いことだと思います。

 

ただし、歯磨きを頑張りすぎてしまう患者さんも少なく無いように思います。いわゆる、「歯磨きの力が強すぎる」です。

 

そこで今回「歯の磨きすぎ」の影響について

患者さんの中にも、以前、歯周病を経験した患者さんで・・・・(現在は良好な状態)

 

「 これからは歯を大切にしなければという気持ちが強くなりました。前は夜だけ軽く磨くらいだったのですが、今は、1日朝昼晩3回、特に寝る前は20分くらいかけて、歯と歯茎の間を丹念にゴシゴシブラッシングしています。 」

 
「 ただ、最近になって、目で見てわかるくらい下の歯茎が下がってきている 」

とおっしゃるのです。

これは、どうしてでしょうか?

 

考えられる大きな原因としては以下のようなことが考えられます。

まず・・・・

 

< 歯周病が治ってきた >

 歯磨きによるお口の中の清掃と歯科の治療で、ここ歯茎の汚れが良く取れて、歯ぐきが安定した状態になってきたということが考えられます。

歯周病は汚れ(歯垢)が原因物質となり、細菌などの影響で、炎症が起こり、歯を支える骨が下がる病気です。骨が下がれば歯ぐきも下がります。

しかし逆に、また、歯ぐきは腫れあがる歯ぐきの炎症も伴います。骨は下がっているのに、歯ぐきはモリモリ腫れた状態になることがあります。

健康になると骨の下がりは安定しますが、歯茎が締まります。今ある骨を基準として歯茎の位置が決まってきます。結果、見かけは下がります。

すると、患者さんは、なんとなく歯ぐきは悪くなったイメージをしてしまいます。ただ、これは現状の骨の位置まで歯ぐきは引き締まった良い状態なのです。

 

<歯磨きの力が強すぎた>


 強すぎる歯磨きで、歯周病で露出してきた根の部分を削り、根と歯茎のつながりを壊してきていることも考えられます。弱めにしているつもりでも、予想以上に力が入っている場合もあります。歯ブラシは、ただ長い時間磨くのではなく「鉛筆持ち」で1本1本を意識して磨くことが大切です。

 

また、良く患者さんから聞く話ですが、力を弱く意識して磨くと

① 「汚れが落ちているのか不安」

② 「磨いた気がしない」

などのこの二つの声をよく聞きます。

 

①    対しては、週に1回でもいいですから、まず、弱い力を意識して磨いて、そのあと、歯垢の染出し液(残っている歯垢が赤く染まる液)などを使って残っているかを目で見て確認し、それを再度落としてください。

そうすれば、どの程度の力で落ちているか?どの部位が磨けてないのか?確認できますし、目で見えるので不安もなくなります。

当院ではこれを使用・販売しています。「ハミガキ上手PRO」

②    に対しては、気持ちの問題です。ゴシゴシ感が気持ちいいのでしょう!でもこのゴシゴシが非常に良くないです。爽快感の問題ですから、自分好みの爽やかな洗口剤(マウスウォッシュなど)を歯磨き後に併用して、気分をごまかしてください。

 

とアドバイスしています。

事実、医院で染め出しをして、その場で鏡を見ながら磨いてもらうと、きちんと汚れを落とせている方が多いです。

そしてあまりみがき粉は研磨の強いものは避けましょう。歯磨き剤の研摩材でエナメル質はあまり削れませんが、根は骨と同じ程度の硬さしかないので乱暴だと削れます(知覚過敏もおきます。最近はこの知覚過敏も多いですね)。

 

下がった歯茎を元に戻すのは基本的には難しいです。ともかくこれ以上、歯周病を進行させないないよう,骨を下げないようにしてください。

 

ちゃんと磨いている」=「ちゃんと磨けている

 

になる歯磨きを心がけてください。

 

そして、定期検診もお忘れずに・・・・・・

 

村田歯科医院村田歯科 横浜矯正歯科センター

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村田歯科について

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