• トップページ
  • ドクター紹介
  • 診療科目
  • 治療費
  • クリニック紹介
  • 地図・診療時間
  • ブログ

Category Archives: 矯正歯科(歯並び・症状・治療法など)

子供 悪い歯並び ①  - 受け口 - 

 

当然ですが、「村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター」では、お子さんの悪い歯並び(不正咬合)について、ご質問をうける機会が多くあります。

 

ご自身またはお子さんが、矯正治療を受けるうえで・・・・・

今すぐやるべきなのか?まだ、待ってもいいのか?

治るのか?治らないのか?

簡単なケースなのか?

難しいケースなのか?

などなど・・・・

 

そこで今回は、不正咬合の種類や注意点などについて、特に「お子さんの歯並び」について、シリーズで情報発信したいと思います。

 

まずは、「 受け口 」 です!

 

受け口とは、正式には反対咬合といい、乳歯の時期の噛み合わせの異常で、いちばん多くみられるものの1つです。

 

その原因は様々で、舌・唇や飲み込み方の癖によるもの、乳歯の虫歯の影響によるもの、遺伝的なもの、お口の癖に関するもの、原因不明のものなどがあります。

 

3歳児の約5~15%程度に「受け口」が見られるという報告もありますが、前歯が永久歯へ生え代わる際に、正常な噛み合わせに戻ることもあります

 

ただし、永久歯に生え変わっても、そのまま治らず永久歯でも「受け口」になってしまう場合や、骨格にも影響して、さらにひどくなる場合もあるようです。骨格性に移行した場合は、将来的には、外科矯正(矯正治療と手術を併用した治療・・・保険適応)が必要になります。

 

特に遺伝的場合や、横から見た顔の輪郭が凹型をしている場合には、そのまま「受け口」になり易いともいわれています。

 

また、「受け口」と一言でいっても、いろいろなタイプがあります。

 

見た目、下顎が出ているように見えるため「受け口」「下アゴがでている」と捕らえがちですが、以下のように大きく分類されます。

  1. 上アゴが正常で下アゴが出ている場合
  2. 下アゴが正常で上アゴが小さい場合
  3. 上下アゴの骨格は正常だが、前歯だけが反対の場合
  4. 上下アゴの骨格は正常だが、しっかり咬みこむと反対になる場合

 

などで、また、これらに先ほども述べたように、舌や唇の癖、飲み込み方の影響、虫歯による生え変わりに対する影響など、いろいろな要素が絡んできます。

 

ご自身のお子さんがどのタイプか?

 

これが非常に重要です。その後の対処法や治療のタイミングもそれぞれ違う場合があります。

 

具体的な治療は少なくとも小学校就学後のほうがスムースに行く場合が多いのも確かですが、お子さんの噛み合わせが気になるようならば、4~5歳ごろ矯正歯科を受診されるといいでしょう。

 

矯正の精密検査の上、必要ならば!そして治療できる条件が整えば、噛み合わせの治療が始められるかもしれません。

 

また、まだ、実質的な矯正治療をはじめるには早いとしても、お子さんがどのタイプなのか?確認できます。その後のケアもできます。状態がわかっていれば、親御さんの不安も取り除けますしね。

 

いずれにしても、子供の「受け口は、早めに診察を受けておくケースではあると思います。

 

一度、お子さんの歯並びチェックしてみてください。

 

 

 村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:矯正歯科(歯並び・症状・治療法など) and tagged , ,

こどもの歯科矯正 いつごろから?

 

早いもので、年が明けて既に10日あまりが経過しましたね。受験シーズ突入ですね。

そして、受験シーズンが終われば、あっという間に進学の時期ですね。

最近も小・中学生の患者さんやその親御さんと・・・・

 

「 ◎◇☆ちゃんは今度何年生だっけ? 」・・・・・(私)

「 今度、6年生です 」・・・・・・・(◎◇☆ちゃん)

「 えっ、もう6年生かあ・・・はやいね~ 」

「 先生はあっというまにおじいちゃんになっちゃうよ~(笑) 」・・・・(私)

 

なんて、会話をすることが多い気がします。そこで、よく質問されるのが、例えば・・・

「 下の女の子が、今度、2年生になるんですが、お姉ちゃんよりガタガタが出てきそうで、心配なんですが、乳歯がまだたくさん残っているので矯正はまだ早いですか?それとも一度連れてきたほうがいいですか? 」と・・・・・このような質問です。

 

お子さんをお持ちの家庭では、歯が生え始めてきたころや小学生の永久歯生え変わってきた頃など

 

「 歯並びやかみ合わせは大丈夫なのだろうか? 」

「 子供の歯科矯正は、いつごろからはじめればよいのか? 」

 など心配されているようでした。

 

そこで、今回、

「 子供の歯並びは、いつごろチェックすべきなのか? 」

「 子供の矯正治療はいつごろからはじめるべきなのか? 」 についてです。

 

結論を先にいうと、

 

「 6~7歳ごろに一度、矯正歯科で歯並びのチェックをうけてください 」

と言っています。矯正歯科学会でも7歳ごろを推奨しています。

 

よく、我々、矯正歯科医の間でも、前歯4本が永久歯に生え変わった頃が目安ですので、その頃診せてくださいということが多いようです。つまり7~8歳ごろとなるわけです。私も以前は、そのようなことを伝えてました。

 

しかし!最近、食生活や食べ物(軟食)の変化ならなのか?永久歯のはえ代わりが遅いお子さんが多いような気がします(もちろん、個人差はありますが)、成長期のお子さんの矯正治療はアゴの成長をうまくコントロールするのが重要です。

 

矯正治療は、歯並びを治すだけではありません。

見た目はもちろん、咬めること、舌の癖、飲み込み方や咬みかたなど色々な要素も含め治療します。とくに、成長期のお子さんの矯正治療では非常に重要です。

 

もし、歯の生え変わりだけを治療開始の目安にしているとアゴの成長はどんどん進んでしまい、一番ベストなタイミングを逃してしまう可能性があります。

 

ですから、最近では、ちょっと早めの年齢の6~7歳で、歯並びをチェックさせていただくことを推奨しています。

 

早めのタイミングでやるべきなのか?

まだ、待ってていいのか?

実は、治療しなくても大丈夫なのか?

 

早めの判断が出来ますしね・・・・・m(00)V

 

 

最近は、学校検診で「歯列不正」という項目があります。通知をもらって初めて気がついた!なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

以前は、我々、歯科医のなかでも、永久歯に生え変わるまで待っていいですよ!というの考え方が多かった気がします。だいたい、中学生ごろでしょうか?

その理由としては、歯がはえてくるときは、歯の根っこ(歯根)が形成されながら出てきます。

歯が少し頭を出した時、横を向いてるからと言って、スグに矯正治療で向きを変えてしまうと、形成中の歯根が曲がってしまったり、短くなり、質の悪い歯ができてしまいます。

ですから、歯根の形成が終わってから、つまり、永久歯が生えそろってから、矯正をしましょう!という考え方でした(もちろん、ケースにより必ずしもこの通りではない場合もあります)。

 

しかし、今は早期治療が原則です。

早く始めるほどアゴの成長をコントロールしながら矯正治療を行うことができるので非常に効率的で苦痛の少ない矯正治療が可能となる場合も多くあります。

 

一昔言われていたように、永久歯に生え変わってからで良い!と思っていらっしゃる方もおられるようですが、答えは「バツ」です。

 

気になることがあれば、自己判断はせずに、一度、矯正歯科相談を受けてみてください。

 

村田歯科医院 /  村田歯科 横浜矯正歯科センター

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:矯正歯科(歯並び・症状・治療法など), 噛み合わせ・顎関節症 and tagged , ,

本年もどうぞよろしくお願いいたします

本年も総合的な質の高い歯科医療目指し日々精進して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

2013年の診療も気持ち新たに無事スタートしました

 

一般歯科1月4日(金)からは通常通り診察開始いたしました。

矯正歯科(村田歯科 横浜矯正歯科センター) 1月5日(土)から診療を開始しました。

 

 より安心できる歯科医療を提供できるよう、年始よりハリキッテ頑張って行きたいと思っています。

 

本年もどうぞ

 

「村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター」

 

をよろしくお願いいたします。

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター スタッフ一同

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:お知らせ・医院情報, 矯正歯科(歯並び・症状・治療法など) and tagged ,

姿勢(頬杖、うつぶせ寝) と かみ合わせ 

 

最近、寒さが厳しいですね。今年は、「クリスマス寒波」なんてことにもなりそうですね。

そんなときは、ヌクヌクしてお家にこもりがちになってしまいますよね。しかも、クリスマス 

(その後は、大晦日~お正月と続きますしね)

ちょっと一杯・・・・・・zzzzz (- -)m スヤスヤ なんてこも

 

そして・・・・・起きたら

「手がしびれた!」「首が痛い!」 (><;)

ときにには「顎が痛い」・・・・なんてことにもなりかねません。

 

そこで、今回「姿勢」が、かみ合わせや発育に及ぼす影響についてです。

 

 

頬杖うつぶせ寝などの癖は、かみ合わせや顔の骨格の発育に影響を及ぼす可能性があると言われています。

歯並びや骨は、弱い力でも長時間、長期に渡ると発育に影響がでることは知られています。勿論、矯正治療もその原理を利用しています。

 

例えば、舌の力は弱いものですが、舌の癖がかみ合わせに影響するのは矯正医なら嫌というほど体験し、治療に苦労する場合も経験しています。

舌が前歯を押す力はすごく小さいのですが(数十グラムされています)、毎回つばを飲み込むときに舌を前歯に突き出す癖があると歯が前に出たり、上に上がってしまったりして、前歯に隙間がでます。これを上顎前突開咬といいます。

 

この癖があると、無理矢理矯正治療で直しても、癖がなおらないと再び空隙が生じます(後戻り)。この状態が、先ほど言った矯正医が苦労する場合です。

 

 頬杖やうつぶせ寝も短時間ならそれほど影響はないと思いますが、長時間に渡ると歯列に影響がでる可能性があります。

 

特ににうつぶせ寝の癖がある方は、夜寝ているときにはかなり長い時間することが予測されるため影響は大きいと思われます。

 

頭の重さは、だいたい4~5キロぐらいとされています。、その力がうつぶせ寝では顔面にかかってきます。

 

下あごは関節のところでは固定されているものの、体の各関節としては唯一、四方八方に動く可動域広い関節なので、その力は直接アゴを横や奥に動かす力として働き、アゴの関節に強い負荷をかけてしまいます。

 

その結果、あごが横にずれたり、奥歯のかみ合わせが逆になったり、あごの関節部が痛くなったりします(顎関節症)。

 

 ですから、うつぶせ寝は注意が必要です。

 

従来、日本人の頭の形を美しくということで赤ちゃんのうつぶせ寝が推奨されてきましたが、その後、乳幼児突然死症候群の原因の1つとされていて、現在では推奨されていません。

 

ただ高齢者や睡眠時無呼吸症候群の患者さんでは、たんなどがつまやすいため、気道が確保しやすいなどの理由で、うつぶせ寝が推奨されている場合があります。

 

特別な場合を除いて、特に発育期の子供たちでうつぶせ寝をしてしまっている方は、なるべく早期に直すべきだと思います。

 

以前、矯正治療中にどうしても!なかなか歯列の変形、あごのゆがみが治りにくい患者さんが居ました。

色々とお話を伺っているうちに、うつぶせ寝をほとんど毎晩やっている事がわかりました。特に左側を下にして・・・・・・

 

見事に!?(00;) アゴが右側にズレる傾向がありあました。

 

その患者さんには、枕などを工夫して、徹底的にうつぶせ寝をやめるようにしてもらいました。

 

その結果、見事に改善され、矯正治療も無事に終わりました。

 

寝ているときの行動は、思った以上に頻度が高いのかもしれません。

古来、たたみの上に薄い布団を引いて寝るような場合、うつぶせ寝は痛くてできないと思います。

しかし、最近では。日本人もふかふかのふとん、ベッドで寝ることが当たり前になったため、うつぶせ寝も可能になり、そこ結果頻度も多くなったのかもしれません。江戸時代までのような固くて高い枕も同様だと思います。

 

うつぶせ寝ができるような寝具が発達してのは最近のことかも知れません。

 

頬杖 や うつぶせ寝!

 

ものすごーく神経質になることも良くないかも知れないですが、癖になってしまわない程度に!ご自身も含め、家族も!今一度、確認してみてください。

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:噛み合わせ・顎関節症, 矯正歯科(歯並び・症状・治療法など) and tagged ,

指定自立支援医療機関(育成・更正医療機関) 顎機能診断施設 指定

 

さて、いよいよ12月に入り今年ものこりわずか!師走の忙しい時期に突入というかたも多いのではないでしょうか?

さてさて、そんな忙しい時期に!

巷では、選挙がはじまりましたね。町の!駅の!あちらこちらで

 

演説!演説!!演説っう・・・・・・!!!

忙しさ、あわただしさをがさらに増した気がしてしまいます(><;)/

 

まあ、今後の政策や法律を決める上でも、選挙は大切!是非とも国民の意識、思いを反映した政策ができる政権になってもらいたいものです。

 

そこで今回は、当院の政策について・・・・・?いや、政策ではなく当院が受けている指定(指定医療機関)に1つについてです。

 

当院が 「横浜市妊婦歯科健診実地医療機関」 の指定を受けていることは以前お知らせしたと思います。

 

さて、今回は別の指定についてです。

 

指定自立支援医療機関(育成・更正医療機関) 

顎機能診断施設 の指定を受けています。

 

 

きいたことがありますか?

 

 

すごく簡単にいうと、当院は

保険適応の矯正治療ができる医療機関である

ということです。

 

 

どのようなことなのでしょうか?まとめてみました・・・・

 保険診療にて矯正治療をおこなうためには、更生医療指定機関の指定を受ける必要があります。更生医療指定機関では、顎変形症の歯科矯正治療が健康保険でおこなえますが、指定されていない施設で顎変形症の矯正治療をする場合は、自費診療となりかなりの高額になります。

 

更生医療機関として施設が指定されるためには、施設の基準と適切な医療機関(大学病院など)で5年以上の矯正臨床経験日本口蓋裂学会会員および口唇・口蓋裂の治療経験のある歯科医師が常勤している等の用件を満たすことが必要です。

 

さらに顎変形症に保険を適応するためには、施設に顎運動測定器筋電図などの器材の設置が義務づけられています。

 

難しそうなことですが、

 

必要器材が設置され、該当資格をもった矯正歯科医が居れば

「保険で矯正歯科治療ができる」ということです。

 

 

※ ただし、適応には制限があります。

 

では、今度は、保険が適応される矯正治療とはどのようなものなのかさらにまとめてみました・・・・

 

 保険適応の矯正とは?

指定自立支援医療機関(育成・更正医療機関)および顎機能診断施設の指定を受けた医療機関では、唇顎口蓋裂・指定症候群および骨格性不正咬合(外科矯正)の矯正治療がすべて保険の範囲で可能となります、

 

以下の内容に該当する方であれば、矯正治療および外科的処置を保険の範囲内ですべて受診することが出来るため、患者さんの負担もかなり少なくなります。

 

対象となる主な疾患(厚生労働省)
唇顎口蓋裂・口唇裂・口蓋裂・顔面裂、第1第2鰓弓症候群、鎖骨頭蓋異骨症、Crouzon症候群、トリチャーコリンズ症候群、ピエールロバン症候群、ダウン症候群、ロンベルグ症候群、先天性ミオパチー、顔面半側肥大症、エリス・ヴァン・クレベルド症候群、軟骨形成不全症、外胚葉異形成症、神経線維腫症、基底細胞母斑症候群、ヌーナン症候群、マルファン症候群、プラダーウィリー症候群、6歯以上の先天欠損歯が認められる場合 さらに顎変形症手術を必要とする骨格性の反対交合、上顎前突や開口症等も矯正治療が健康保険適用となります(外科矯正)

その他、徐々にではありますが、適応範囲はひろがりつつありあます。

 

上記のように色々な指定疾患のみでなく、骨格性反対咬合(受け口)や上顎前突(出っ歯)なども顎変形症として健康保険が適用されます。

 

本来、顎変形症の適応であるにもかかわらず、いきなり美容整形を受診し、高額治療を受けてしまったケースもあります。

 

ちなみに、矯正歯科(外科矯正)治療と美容外科(美容整形)治療は全く別物ですので、誤解のないようにしてください。

 

正しく納得のいく治療を受けるために、まずは一人で悩まず気軽に顎変形症の適応であるかを相談してみてください。

 

つい先日も、ずっと悩んでた方が、矯正相談を受けられ、

 

☆疑問や不安が解消した!スッキリした!☆

 

「矯正治療をがんばります!」

 

と意気込んで、矯正治療を開始しした方がいらっしゃいました。

 

わたしも気合を入れなおしました  m(00)/

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田 正人

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:お知らせ・医院情報, 矯正歯科(歯並び・症状・治療法など), 顎変形症(外科矯正) and tagged ,

村田歯科 横浜矯正歯科センター 通院中の患者さんへ 

 

 こんにちは、ほんとにたいしたことない話ですが・・・・・

矯正治療で当院併設の

 

「村田歯科 横浜矯正歯科センター」

 

通院中の患者さんへ、矯正歯科の診療日がわかり易いように受付カレンダーに「」赤丸印をつけました。

一般歯科に通院中の患者さんも

これから、矯正相談(初診)を受けて見ようかとお考えの方もご参考にしてください。

 

以上、たいしたことないですが、「お知らせ」でした。

 

非常に原始的ですが、しばらくは、これで行きます・・・・・・~(00;)~(汗)

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:お知らせ・医院情報, 矯正歯科(歯並び・症状・治療法など)

赤ちゃん おしゃぶり について 

 

だいぶ、外の空気もヒンヤリしてきましたね。もう気づけば11月です。冬もそこまで来てますね。

赤ちゃんや小さなお子さんをお持ちの皆様(自分も含め)、風邪・インフルエンザやマイコプラズマ肺炎など要注意な季節がやってきました・・・・

 外で遊ばせたり、人がたくさん集まる楽しい場所に連れて行くにもなんだか気が引けてしまうのではないでしょうか?

 

そんなあんまり外に出られない時、赤ちゃんがお家ですることといえば・・・・・

「おもちゃでひとり遊び?」「なんでも噛みカミ?」「おしゃぶりチュウチュウ?」

 

そこでこんかい、 「おしゃぶり」 についてです・・・・(ちょっと強引?)

 

皆さんは「おしゃぶり」に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?

特に子育て奮闘中のお母さんはすごく興味があるのではないでしょうか?

 

従来は、おしゃぶりを使用することで「顎・歯の育成を促し、鼻呼吸を促す」など良いことだとされてきました。ある先生の本によると、ヨーロッパのある会社の研究ではおしゃぶりを使った子供とと使わなかった子供では使った子供の方が顎の発育がよく、鼻呼吸も改善されたと書かれているようです。しかし、このことははっきりした医学的な根拠はありません。

 

アメリカのある団体の調査では・・・・・

 

 

眠っているときのおしゃぶりの使用で乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが減らせると発表されています。
 

また、寝具や柔らかなぬいぐるみなど赤ちゃんの窒息を引き起こしやすいものが顔にかかっても、おしゃぶりの付属品などが、顔への密着予防になっているなどが理由として挙げられています。

 

このようなことから、アメリカの小児科学会は、幼児突然死症候群(SIDS)の予防におしゃぶりを推奨すると発表しています。アメリカはもともとおしゃぶりに寛容で自立歩行ができる3歳児や4歳児までもがおしゃぶりをくわえて街中を歩いているほどです。

 

じゃあ、日本ではどういう考えなのか・・・・?

 

日本小児科学会や日本小児歯科学会などが発表した内容によれば、「おしゃぶりは出来るだけ使用しない方がよい」との意見で、就寝時に使うなど、長期間の使用で歯のかみ合わせが悪くなるなどの悪影響が重視されています。

 

どうしても使用するなら1歳までに常用をやめ、2歳半までには「卒業」するべきだという意見だそうです。歯が揃い始める時期である、この年齢の設定にも、「歯並び」に対する注意の高さがうかがえます。

 

現在、日本の赤ちゃん(24ヶ月未満)のうち、おしゃぶりを使っているのは約3割弱で、その用途はぐずりを落ち着かせる、鼻呼吸の練習、寝かしつけなどだそうです。寝かしつけに使っている場合は、必然的に使用は長時間で、頻度も高くなります。この状況からして、寝かしつけに使っている場合は、寝ぐずりがピークになる1歳までに常用をやめるというのは、なかなか難しいのが現状ではないでしょうか?
  

 

さらに、最近では、このようにおしゃぶりの長期連用が、不正咬合・口唇変形・顎顔面変形・口呼吸・発音構音不全・咀嚼不全などの重い症状を引き起こす原因にないうるということが言われるようにもなってきました。

 

まだ骨が柔らかく機能もまだ確立していない成長の最も著しい乳幼児期に、おしゃぶりのゴムやシリコンの微弱な圧力がその周囲の軟組織や骨の成長に影響するのです。

言わば矯正装置として作用してしまい、特に顎の成長が盛んな時期では顎骨を変形、歯列を悪化させ舌や口唇などの軟組織まで偏位、変形させてしまう可能性があるとまで言われてきています。

 

一時期は、育児用品メーカーの努力もあり、おしゃぶりも「決しては並びを悪くするわけではない、むしろ歯並びを整える」というようなおしゃぶり肯定の風潮も出ましたが、やはい最近の傾向としては、おしゃぶりの連用は良くないといわれる傾向にあるのではないでしょうか?

 

 

このようにアメリカと日本での違った見解・・・・どうすればいいのでしょうか?

 

 

矯正歯科専門医として意見は・・・・・・

 

個人的意見ですが、常用は1~2歳まで、なるべく3歳までには辞めた方が良いと思います。無理させても赤ちゃんのストレスが増しては良くないですからね。

 

学会の見解よりちょっと甘い設定ですかね・・・・・(汗)

 

確かにおしゃぶりをしているため不正咬合・口唇変形・顎顔面変形・口呼吸・発音構音不全・咀嚼不全などの重い症状を引き起こす原因になる可能性があります。

 

実際、自分の患者さんのなかでも、おしゃぶりを長期連用した子供さんが「重度の開口(咬んでも前歯が開いた状態)」になってしまったケースも診ています。

 

 

考え方も色々あると思います。諸事情により、おしゃぶりを使うとしても、その使い方、その使用時間の長さが問題なのかもしれません。長時間同じ状態で力がかかりつけるようなことは良くないと思います。

現在、おしゃぶりを使用されている方で、やめさせるタイミングがわからない方も多いでしょう。

おしゃぶりは、早い時期にやめさせようとすると、逆に指しゃぶりをはじめたりする場合が多くありますし、ついつい、赤ちゃんをおとなしくさせるため、おしゃぶりを与えてしまいがちです。たしかにその場では楽になりますが、あとあとやめさせるのが大変ですし、歯並びにもよくありません。

 

 

ですから、使用している方は、使用時間や使用をやめるタイミング設定して、みてはいかがでしょうか?赤ちゃんの個人差もあると思いますから、なかなか明確にするのは難しいでしょうが・・・・・

 

要は「期間限定」をなるべく明確に・・・・

 

また、赤ちゃんを一人でほおっておくのではなく、いろいろ遊んであげる事で、不安をとりのぞいたりすることもできます。後悔しないためにも、これらのことを頭にいれておいてみてはいかがでしょうか?

 

忙しい時間でつい気が回らなくなることもあると思います。ですがちょっとだけでも、より楽しく、安心させてあげる事を心がけて接してみれば、早くおしゃぶりも卒業してしまうかもしれません。

 

余談ですが・・・・・(恒例?)・・・・・ (00;)/☆

 

ウチの息子も1歳ちょっとです。最近、夜中に突然起きて、寝ぐずりします。妻が抱っこしたり、時には、まだ授乳します。

 

私も実は気にして起きてしまいます。

眠い目をこすりながら・・・・・(あ、あまりお役にたてませんが・・・・)

 

「あー、こんな時におしゃぶりを使うと安心するのかな・・・・」

「こんな時、おしゃぶりを使うと嫁さんも楽なのかな?」

 

と思ったりしてしまいます。

 

でも、ウチでは最初から「おしゃぶり使わない」派です。

 

理由はやはり、不正咬合・口唇変形・顎顔面変形・口呼吸・発音構音不全・咀嚼不全などの重い症状を誘発してします可能性があるから!と考えているためです。

上下のアゴの成長ピークは違います。特に上アゴの成長は早めに始まります(8歳ごろから)。もし、その前におしゃぶりを使用した事により、悪い症状を誘発する噛み癖や舌の癖、悪い飲み込み方(異常嚥下癖)がでたら困ってしまいます。

おしゃぶりは一生のうちほんの一時期です。噛んだり、食べたり、飲み込んだりは、一生続きます。

 

賛否両論はあると思いますが、ウチでは、こんな意見です。

 

その代わり、噛みおもちゃや歯磨き練習用歯ブラシを噛み噛みしてもらっています。アゴの発達の促しますし、ずっと同じ状態で咬むこともすくないですしね。

 

幸い、ウチの子は喜んで  カミカミ

 

以上、ご参考になりましたでしょうか・・・・・・

 

おしゃぶりを長期連用してしまい、歯並びにちょっと不安があるという方は、一度、矯正歯科を受診されてみてはいかがでしょうか?

 

不安なまま過ごすのも、親としてもストレスになって、子供にも影響してしまいますしね・・・・・・・・

 

 

村田歯科 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター   村田正人

 

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:矯正歯科(歯並び・症状・治療法など), 噛み合わせ・顎関節症, 赤ちゃん・子供の治療 and tagged , ,

子供 歯ぎしり

 

先日、赤ちゃんの歯ぎしりについて、お話させていただきました。

今回は、「続編」とでも申しましょうか?

もう少し大きくなってからの歯ぎしりについて、

「子供の歯ぎしり」 についてです。

 

だいたい、2歳半~3歳以降です。

 

 

ウチの自分の子供が歯ぎしりをする!!(><;)

 

と心配される方は意外と多いのではないでしょうか。

乳歯が生えそろい、歯ぎしりが収まっても、生え代わりなどの時期に再び歯ぎしりが出易い場合があります。

 

子供の歯ぎしりは大人の歯ぎしりと違って、精神的ストレスからくるものではない場合が多いと言われています。その為、大人の歯ぎしりのように特別に治療したり予防したりする事は少ないものです。

 

子供の歯ぎしりは、顎など骨の成長過程によるものと考えられていて、生活環境の変化や歯の環境の変化が大きい時に出易いものとされています。

 

生活環境の変化が大きい!?

 

例えば、保育園や幼稚園への入学時などに起りやすいとされています。親元から離れて、沢山のお友達との生活は子供にとっては大きな環境の変化です。こういった時期に歯ぎしりが出やすいとされています。

これらの子供の歯ぎしりは放っておいてもこれらの環境が落ち着いて慣れてくる事で改善される事が殆どです。

 

ただ、やはり稀に違ったケースもあります。

 

では、注意しなければならないケースとはどんな場合でしょうか?

歯ぎしりが原因で歯の減りが異様に多かったり顎に痛みをうったえる事があれば歯科医院で診察を受ける様にして下さい。

 

いくら落ち着くケースがほとんどといっても、子供の歯ぎしりでも負担が掛かっていない訳ではないので注意しておく事が大切です。

 

今回は、歯ぎしりについてでしたが、他にも注意が必要な症状や癖もたくさんあります。

 

口呼吸、噛みしめ、頬杖、母子吸引癖(指しゃぶり)、舌突出癖、咬唇癖(唇を咬む)や嚥下(飲み込み)の異常などなど・・・・・・・

 

まだまだ、たくさんの専門用語のついて、良くない症状や癖があります。

 

将来の咬み合わせ医や歯並びの良し悪しにも繋がりますから日頃からきちんと子供の姿勢や癖をよーく観察をしておく事が大切と言えます。 

これ大事です!!                                        

 

なにか、気になったことがあれば、とりあえず受診されることをオススメします。

 

なんでもなかったら、「あー、良かったね v(0。0)/」で済みますから・・・・・
村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

 

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:歯ぎしり・噛みしめ・噛み癖, 噛み合わせ・顎関節症, 矯正歯科(歯並び・症状・治療法など) and tagged ,

村田歯科 横浜矯正歯科センター  お知らせ

 

 

日本矯正歯科学会大会(盛岡) 参加による休診日のお知らせ>

 

9月25日(火)~28日(金) まで、盛岡にて開催される。

日本矯正歯科学会大会(盛岡) にて、参加・発表のため、

 

9月27日(木) ・ 9月28日(金)  の両日

 

村田歯科 横浜矯正歯科センターでの矯正診療は、臨時休診とさせていただきます。

 

村田歯科医院(一般歯科)の方では、通常通りの診療体制となっておりますので、どうぞご利用ください(月~金曜 10:00~19:00)。

 

なお、矯正歯科で通院中の患者さまで、応急処置が必要な場合も一般歯科の方で、対応しておりますので、ご安心ください。

 

当院での、矯正歯科外来をご利用希望または、通院中の患者さまには、大変ご迷惑をおかけいたします。

矯正歯科治療の進歩、知識や技術向上のため、学会や講習会にも積極的に参加、発表を行い、初心を忘れず研鑽を積んで参りたいと思っておりますので、ご理解の程、よろしくお願い致します。

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:お知らせ・医院情報, 矯正歯科(歯並び・症状・治療法など)

村田歯科医院(村田歯科 横浜矯正センター) 診療体制について

 

近年、いろいろな歯科医院がありますね。その診療体制は多岐にわたり、受診する患者さんの方も迷ってしまう方も居られるのではないでしょうか?

 

そこで、医院情報として当院の診療体制についてお知らせです。

 

文頭にもあるように当院は、横浜駅 徒歩1分 駅前の歯医者として、長い間地域医療の一旦を担いつつ数多くの患者さんの治療を行って参りました。

 

その中で、実は15、6年前にさかのぼりますが、矯正の専門治療を開始し、矯正専門の医療機関としても治療を行って来ていました。しばらくは、月曜、木曜日隔週で週1回の矯正治療日でしたが、3年ほど前、

 

「村田歯科 横浜矯正センター」

 

称し、矯正専門外来として再スタートしました。

さらに、同時に・・・・・

 

指定自立支援医療機関(育成・更正医療機関)および顎機能診断施設

 

の指定をうけました。

 

これにより、唇顎口蓋裂・指定症候群および顎変形症(外科矯正)などの矯正治療が保険の範囲で可能になりました。保険適応の矯正治療も可能になりました。

 

つまり、当院は、施設こそ同一医院内ですが、

 

「 一 般 歯 科 」    「 矯 正 歯 科 ( 専 門 ) 」 

 

を独立し併設している医院です

 

ですから、当院では、ホームページなどを見て来院されたり、近隣のかかりつけの一般歯科からご紹介で、来院されて、矯正治療のみで通院されている患者さんもたくさんいらっしゃいます。

矯正治療中でも、安心してクリーニングや虫歯チェックなどかかりつけの一般歯科に通院していただいてかまいません(もちろん、矯正歯科の方でも、虫歯チェック、クリにーニングや歯磨き指導は診療の際に行います)。

 

実は、最近、一般歯科の方で、長年、ご家族で通院されている患者さんの中で・・・・・

 

「矯正歯科を専門でやっているなんて知らなかった」

「悩んでたけど、もっと早く相談すればよかった」

 

という患者さんからの声がありました(汗)・・・・・

 

と言うことで再確認の意味も込めまして、今回のお知らせとなりました。今後は、看板の改良やホームページなどを利用し、なるべくわかり易い医院情報を発信していけるよう努力したいと思います。

 

矯正歯科の初診相談は、無料です。

お気軽にご相談ください ☆(0-0)/

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

 

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:矯正歯科(歯並び・症状・治療法など), お知らせ・医院情報 and tagged

村田歯科について

〒220-0004
神奈川県横浜市西区北幸1-1-6 菱進横浜ビル3F

TEL:045-314-0881

JR横浜駅西口・きた西口より徒歩1分

<< 横浜の歯医者 村田歯科 >>

〒220-0004
神奈川県横浜市西区北幸1-1-6 菱進横浜ビル3F

045-314-0881

JR横浜駅西口・きた西口より徒歩1分

 
午前診療
10:00∼12:30
× ×
午後診療
14:30∼19:00
× ×
© 横浜 歯医者/歯科|村田歯科医院