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Category Archives: 赤ちゃん・子供の治療

赤ちゃん 虫歯予防  出産前の歯科検診 について 

 

最近、妊娠中の方が検診にいらっしゃいます。当院は、

「横浜市妊婦歯科健診実地医療機関」 

の指定を受けております。

横浜市では昨年10月1日から、指定医療機関において、妊娠中に1回、妊婦歯科健診が無料で受けられることになりました。

 

その影響もあるのでしょうか?

ところで、なぜ?市が助成までして・・・・

出産前の妊婦歯科健診が大切なのか?お考えになったことありますか?

 

 

どうでしょうか?

 

そこで、今回「出産前に歯科健診を受けるこが大切な理由」についてです。

 

 

出産前の妊婦歯科健診が大切なのか?

一番は、生まれてくる赤ちゃんの虫歯予防のため!だと思います(もちろん、ママのお口も健康でなければなりませんが・・・)

 

生まれて来たとき、赤ちゃんのお口の中は、キレイな無菌状態です。ずっとそのままなら、虫歯にはなりません。

しかし、

逆に言えば、虫歯菌などにスグ感染してしまう状態です。

 

 

実は、虫歯の原因菌といわれているミュータンス菌に感染することで虫歯になってしまうのです!

 

原因は・・・・・

 

赤ちゃんがパパやママから、スキンシップや箸渡しなどの時、唾液を介して、お口の中の菌(ミュータンス菌)がうつると言われています。

 

 

そう、パパやママなどから感染してしまうのです・・・・(><;)

 

 

大体、3歳ごろ(生後19~31ヵ月)までの間に、母子のスキンシップや箸渡しなどの行為によって感染してしまいます。

 

その後、虫歯菌が居やすい環境ができてしまい。虫歯ができやすくなります。当然、パパやママが虫歯になりやすかったりすると、赤ちゃんもやがて同じような状態になります。

 

わが子には、そんなつらい思いはさせてたくないですよね!!

 

★「マイナス1歳からの虫歯予防」★

 

そんな話・言葉や本を聞いたことありませんか?

 

それは、正に赤ちゃんが生まれる前からできること!

 

「出産前の健診」  もその一つです・・・・・

 

産後、赤ちゃん虫歯菌の感染だけではありません。

 

妊娠中に歯周病になると、早産・低体重の赤ちゃんが生まれる危険率が通常の6倍になるという説もあります。

 

この危険率は、妊娠中の喫煙や飲酒によっても高まるといわれていますが、歯周病によるものが圧倒的に高い確率なんです。

 

妊娠中から歯周病、虫歯の予防、それらの治療がとても大切ですので出産前に歯科検診にぜひお越しください。

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だいたい、つわりが治まった6~8ヶ月ごろ(個人差はありますが)には健診を受けましょう。

 

 

 村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター 

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:虫歯(症状・治療など), 赤ちゃん・子供の治療, 結婚・妊娠・出産 and tagged , ,

小児の虫歯治療

 

寒い日もなくなりいよいよ初夏という感じです。うっとうしい梅雨もまじかでしょうか?

そろそろ学校では歯科検診もある頃だと思います。

たまに通院されている方から「ここは子供はみてくれるのでしょうか?」という質問を受けることがあります。

勿論拝見しますよ!!(^^)!

「小児歯科」とうたっていないのでそう思われるのでしょう。

特別なことと思っていないので・・・

 

他院で泣き叫んで治療ができないなんて言う子もきちんと治療ができますよ。

歯の治療は、大人でも痛い思いをしたり、怖いと思うものです。

ましてや子供はもっと恐怖心があって当たり前です。それをわかってあげれば大丈夫です。

 

一部の小児歯科では暴れる子供をユニット(治療椅子)にネットで固定して治療をする医院があるようですが、さらに恐怖心を植え付けるだけです。

そのようなことをしなくても、少しづつ慣らしながらやれば、一人できちんと治療が受けられるようになります。

 

ただ、保護者の方にお願いです

 

何かを買ってあげることを条件に連れてくるような、子供を物でつることはいけません。

 

また、「痛いことはしないから」と言って来院することは、もし痛い治療があった場合大人は嘘をつくと思われ次に従わなくなりますから、これもいけません。

歯科の治療はどうしてもどこかで痛みを伴います。それを我慢できるようにしてもらいたいのです。

 

治療が頑張って終われた時には、たくさん褒めてあげてください。

 

ご一緒にお子さんの口腔ケアをいたしましょう。

一般歯科 担当 岡田 一記

 

 

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日付:  カテゴリ:お知らせ・医院情報, 矯正歯科(歯並び・症状・治療法など), 赤ちゃん・子供の治療

赤ちゃん 歯ぎしり 成長の証

 

最近何かと、バタバタしています。睡眠も浅く「はっと目を覚ますことがありあます。」

 

ぎゅーうっと噛みしめてるのでしょうか?

 

 

 

 

しかし、それにも増して、隣で寝ているうち息子(1歳半)まだチビちゃんですが・・・ギリギリやってます、。

 

 

歯ぎしりは、ストレスが原因で、忙しく働く大人に起こる症状というイメージがあると思います。

 

しかし、実は歯ぎしりというのは大人だけに限って起こるではないのです。

 

そこで今回、「赤ちゃんの歯ぎしり」についてです。

 

乳歯が生え始めたばかりの赤ちゃんが歯ぎしりをすることがあります。さらに小学生低学年くらいの子供にも起こりうる症状なのです。

 

 赤ちゃんが行う歯ぎしりは成長過程において必要であることがほとんどなのでそれほど心配する必要はないようです。

 

個人差はありますが、おおむね生後6ヶ月~1歳前後の赤ちゃんは、まだまだアゴが不安定です。

 

歯ぎしりをすることにり、次に生えてくる歯の位置や顎の位置を定めようとしているといわれています。

 

赤ちゃんの場合は寝ている時だけでなく、起きている時も歯ぎしりをすることがあります。乳歯が生えそろうまでは続くことも考えられますが赤ちゃんの成長の証だと思って見守っていきましょう。

 

でも、赤ちゃんがいきなりグリグリ!キリキリ!歯ぎしりをはじめたら、お母さまは心配になってしまいますよね。

 

そんな時は、「噛みオモチャ」「歯がため」のような玩具を与えてみてはいかがでしょうか?

咬みオモチャ2 

いろいろなものがありますが、要は、赤ちゃんが噛み心地のよい、安心・安全なものであれば、何でもいいのではないでしょうか?

 

ただし、「おしゃぶり」などと同様に、それこそ1~2年というような長期間の使用はしないでください

(><;)歯並びやアゴの悪い癖に繋がる場合があります。

咬みオモチャ

まー、この時期の歯ぎしりは、一般的には一時的なものです。そんなに長期間使用することもないと思いますが・・・・・・

 

 

逆に注意して経過を見なくてはならないケースもあります。

 

  • 目で見て不正咬合(歯並びが悪い)の心配がある場合

 

  • 乳歯が生えそろった後でも、なお変わらず歯ぎしりをする場合

 

などです。こういったケースでは、乳歯が生えそろったころに矯正歯科医に相談してみてください。

 

歯ぎしりによって乳歯が擦り減り、割れてしまうこともあります。歯神経に炎症が起きてしまい、治療が必要な場合もあるでしょう。

 

比較的稀ですが、永久歯に交換しても歯ぎしりがクセになってしまい、日中はいいのですが、夜寝るときは変わらずギリギリしてしまい永久歯にも影響してしまうケースもあります。こんな時は早めの対処が必要です。

 

 

乳歯は抜けるもの!とあなどらないでください。

 

子供にとっても歯はとても大切なものです。

 

 

発育期では、顎の発育や歯列に影響していることも考えられますので少しでも気になる症状があるときには放っておかずに歯科や矯正歯科を受診することをおすすめします。

 

やはり、何ごとにも「予防!予防!」です。

 

皆さんのお子さんが、心配ないケースなのか?

ちょっと注意が必要なケースなのか?

早めの治療(噛み合わせや矯正治療)が必要なケースなのか?

 

1度、把握しておく事が、成長を見守る親としても安心できると思います。

 

ちなみにウチの息子は、ギリギリやってますが・・・・・・

ちょっと、歯並びが悪いです・・・・・(涙)

多分、治療が必要です・・・・・(0。0;)・・・・父・・・(苦笑) 

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子供の歯磨き アンパンマン 歯磨きグッズ

 

先週末は暖かいお出かけ日和でしたね。

花粉もだいぶ落ち着いてきたような気もします・・・・(油断は禁物ですが)

 

そんなこんなで、日曜日に息子を連れて近くで開催されていた

アンパンマンショー」に行って来ました。

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2部制でしたが、とにかくすごい混雑です。エレベーターになかなか乗れません(><)

 

当然、ベビーカーだらけです。

 

私たちは、妻が息子を抱っこ!自分はベビーカーを担ぎ!エスカレーターでサクサク屋上へ !

屋上へ到着すると、またまた、すごい混雑!すでに立ち見の人でステージが見えませ~ん

 

ちびっ子連れたお母さんお父さんだらけ!・・・

まー自分たちも、その中の1組なんですけどね・・・・・(0。0;)

とにかくすごい混雑!アンパンマン人気です。

子供たちの2人に1人はアンパンマンが好きなんじゃないでしょうか?

いや?それ以上?

 

 

第1部では、息子を担ぎあげ!ずっと肩に乗せて支えていました。肩車するには。まだ、じっと安定していられないので・・・・

ちょっと、中途半端な持ち上げかたで、腕がなかなかパンパンです(汗)

実は、第1部はだいぶ後ろの方だったので、第2部に備えて、そのまま前の方の座れる席を陣取り、第2部まで見ちゃいました。親の方が夢中になってるような・・・・・・・・・・

 

とにかく、ちびっこは、みんななぜか「アンパンマン」が大好きですね。

 

そんな子供たちが大好きなキャラクターをつかった歯磨きキットや絵本など昔からたくさんありますよね。

 

そこで、子供の歯磨きグッズなど

 

アンパンマンを中心にいろいろ調べてみました。

 

た~~くさんありました。

 

今自分が、親になり!歯科医師という職業に就き!いろいろ考えてみると、子供の興味を引くためには有効なアイディアなんだな~と改めて思います。

 

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歯ブラシとDVDのセット

 

 

♪楽しそうですね♪

 

ウチの息子はパソコンが好きです。パソコンでこんなDVD流したら、すごく喜びそう商品です。

 

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こちらは歯ブラシと歯磨きペースト

 

ちょっと調べただけで、たくさんたくさんの歯磨きグッズがありました。

 

 

「いちにのはみがき」アンパンマンチャレンジポップ★アンパンマンと一緒に歯をみがこう

アンパンマン

こんな絵本もありました

 

いい歳して色々探していたら、楽しくなりました。

 

今後も・・・

 

「これはいい!」 とか

「これは便利!」とか

「これはオモシロイ!」など

 

キャラクターを使ったお口のケアグッズがあったら、紹介したいと思います。

 

私もアンパンマンに負けないよう!皆さんにしっかり歯磨きしてもらえるよう!

日々頑張ります。

 

村田歯科医院村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

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赤ちゃん 噛むことの大切さ

 

私事ですが・・・

 

昨日、息子が赤ちゃん1歳6ヶ月検診赤ちゃんを受けに行ってきました。

 

1歳のときよりも体重は急激に増えて、順調に育っているなあ~

と実感しました。

 

歯の方も乳歯がだんだん増えて、食事のときもだいぶうまく噛めるようになってきたみたいです。

 

そこで、今回「赤ちゃんの噛むことの大切さ」についてです。

よく噛んで食べる事は、もちろん大人でも大事ですよね。

では、赤ちゃんの噛むことはどんな事に影響し、大切なのでしょうか?

 

赤ちゃんの時期をはじめとして、乳幼児~幼児期では、大人とは異なる点があります。

そう!

「成長・発育」に影響する事です!

 

「噛むこと」にどんな作用や影響があるか?挙げてみました。

 

1. 「噛む」ことにより唾液の分泌が盛んになります。唾液には大切な役   目が一杯です。また、「噛む」ことにより歯の表面に付着している汚れをある程度落とすことができます。口の中の衛生状態を保つ事に役立っています

 

2. 「噛む」ことをあまり意識しないでいると歯の大きさとアゴの歯が生えてくる部分との間で、アンバランスが生じ、歯並びが悪くなります。顎の筋肉の発育も悪くなります。よく噛むことはアゴの発達やそれにともない綺麗な歯並びをつくることに役立っています

 

3. 「噛む」ことが脳を刺激し発達させる顎の上下運動や筋肉運動が直接、脳を刺激します。また、唾液が増えて味覚が敏感になることでも脳への刺激が生じます。反対に様々な刺激を受けると脳は適度に興奮して、機能が向上するようになります。

 

4. 心の安定を保つ「噛む」ことは人間の本能的欲求でもあり、じつは、大人も子供も精神安定剤の役割をします。

 

5. 様々な情報センサーとしての役割口の中は指先以上に敏感な感覚になっています。髪の毛などの微細なものも、噛んだり、お口の中にいれていするとわかりますよね。取り入れた食べ物の中の有害物質を発見し、排除する役割があります。味覚の発達を促します。よく、赤ちゃんは何でもお口に入れてしまいます。そう!お口の中に入れて「調査」しているんです。

 

どうでしょうか?

ちょっと、挙げただけでも色々な作用や影響があります。

 

最近では、「噛みおもちゃ」や噛めるようにする専用の「トレーナー」なども市販されています。

 

日頃から、お子さんの「噛む」様子を意識して見てみてください。

 

もちろん、大人だって「噛むこと」は大切です。

 

赤ちゃんも大人も

 

「よく噛んで美味しく食べる」

 

これは、幸せなことですね。

 

 村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター   村田正人

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子供 悪い歯並び ③  - 開咬 - 

 

「悪い歯並び」シリーズ第3弾 ・・・・・Y(OO)Y

第5弾くらいまでつづけようかなあ・・・・とおもってます(汗)

 

今回は、「 開咬 」についてです。

開咬とは、カッち!っと噛んでも前歯が噛み合わず開いた状態のことを言います。他に前歯は噛みあっているのに奥歯が噛みあっていない開いた状態も開咬です。

 

開咬

開咬は発音の弊害、食べ物が上手く食べられないなどの弊害をもたします。

よくある原因としては、「おしゃぶり」や「指しゃぶり」、または、「舌の癖」やそれらが複雑に関係したものなど様々です。

 

そこで、主な原因の「指しゃぶり」と「おしゃぶり」について・・・・

 

まず、乳幼児期の指しゃぶりは開咬の大きな原因の一つです。口に入れた指によって上の前歯がだんだん前へ押し出され、下の前歯は内側に傾き、前歯の噛み合わせを悪くし、結果開咬へとつながってしまいます。

 

指しゃぶりの継続により、サ行、タ行、ナ行、ラ行の発音に支障をきたしたり、開咬により出来た隙間で口の中が乾燥してしまい、虫歯や歯肉炎などから歯周病の出来やすい環境になってしまいます。

 

指しゃぶりは通常5-6歳くらいまでには治まってくるものですが、早い段階から自然に止められるようにご家族が努めてあげましょう。

私は4歳ごろまでには、やめられるようにすすめています。6歳を過ぎると上アゴの成長が始まってきます。その時に指しゃぶりが影響すると骨格への影響が心配されます。いわゆる骨格性の開咬にもなりかねません。

 

早め早めの対処で「4歳までにはやめるようにしましょう」と言っています。もちろん、それよりも早い時期に無くなったらそれに越したことはありません。

開咬の場合、通常の矯正治療と筋機能療法という治療法を行うことが多いですが、骨格性の開咬になってしまったときは、「顎変形症」という病名になり、外科矯正手術を併用する場合があります。外科手術が必要な場合は顎の骨を切って調整する方法が用いられます。

 

次に「おしゃぶり」です。

おしゃぶりは鼻呼吸を促し、舌や顎の発達に良かったり、子供を泣き止ませたい時に便利ということで活用する親御さんは多いと思います。

使用する期間を誤らなければ問題はありませんが、長期にわたって使用すると歯並びや骨格形成に悪影響を与え、開咬や出っ歯の原因になってしまいます。

 

そうなると「指しゃぶり」のときと同様に噛み合わせや発音にも影響がでてきて、矯正治療が必要になります。

 

おしゃぶりは1歳を機に卒業できるように上手に活用しましょう。やはり早め早めの対処に越した事はありません。

 

また、時には鼻炎や蓄膿症など呼吸器系の疾患があると口呼吸になり開咬になりやすいとも言われています。実は近年、アレルギー性鼻炎の子供が増えて、このような原因による開咬も増えています。

 

開咬は放置しておいても良いことはありません。色んな所に支障をきたす前に早期予防!

そして、必要なら矯正歯科を受診して、早めに治しましょう。

鼻炎や蓄膿症など呼吸器系の疾患があれば、耳鼻咽喉科もあわせて受診が必要になります。

 

治療が難しくなる前に対処してくださいね。

 

村田歯科医院/村田歯科 横浜矯正歯科センター 村田正人

 

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口呼吸 歯並び 影響

2月3日は「節分」でしたね。「豆まき」した方やこれから夕飯に「恵方まき」を食べた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 最近は「恵方まき」もメジャーになってきましたね。

大きなお口をあけて、黙ってかぶりつく・・・・・(沈)

って感じです。

 

ところで、食べる時大きなお口をガーっと開けるのは良いのですが、普段、ゲーム・読書や携帯を見ているときなどに・・・・

 

「ポカーン」

 

とお口を開けている方多いと思います。

また、特に最近お子さんで「ポカーン」を開けている事が・・・・・(00;))

 

いわゆる 「 口 呼 吸 」 です・・・・・・

 

口呼吸は要注意です!大人も子供も!特に乳幼児期~成長期にある子供さんも口元には注意してみてください。

 

先日も通院中の患者さんから「お友達のお子さんが口を開けていて、矯正が必要になるかどうか?」悩んでいるというお話を伺いました。

皆さんまだまだ口呼吸が歯並びやかみ合わせにすごく影響するということをなかなかご存知ないようです・・・・・

 

そんな出来事もあり、今回「口呼吸」について掲載した背景もあります。

 

口呼吸を行なっている可能性がある場合は、鼻呼吸に変える必要があります。起きているときは鼻呼吸をしている方でも、寝ているときは口呼吸になっていることは多く、イビキをかいているときのほとんどは口呼吸です

 

鼻呼吸を行っていると小鼻がよく動き、酸素の交換も行われやすくなっていきます。それにより、鼻周囲のリンパや鼻毛などにより、ホコリや細菌など有害物質もろ過され、免疫系も活性化が期待できます。

 

そして歯並び・虫歯や歯周病にもすごく影響します。

 

前にも言ったように皆さん意外とご存知ないかたもおられるようです・・・・

 

 

特に歯並びとの関連性はすごくあります。 (ここ重要です)

 

実際、歯並びが悪いせいで「口呼吸」が誘発さた方

「口呼吸」により歯並びが悪く(開咬)なり、さらに口呼吸が定着した方

鼻の疾患により「口呼吸」から歯並びが悪くなった方

 

など様々です。

 

そこで、子供さんで口呼吸になりやすい場合やその兆候の代表を挙げてみます。

  1. 赤ちゃん~乳幼児のときに「おしゃぶり」を長期・長時間使用していた
  2. 乳歯から永久歯に生え変わる時に長期間前歯が生えてこなかった、または、虫歯などで早く乳歯の前歯が抜けてしまった
  3. 自然な状態にしていると口が半開きになって、しまりのない表情になる。
  4. 前歯が飛び出したり、歯にすき間が多い(ただし、まだ前歯が乳歯の時はすき間があっても構いません)
  5. 上下の歯の咬み合わせが逆になっている(受け口)
  6. いつも片側の歯でかむくせがあり、歯の咬み合わせも悪い
  7. 上の唇が下の唇より、かなり分厚い 
  8. かみ合わせても、前歯が咬みあわない(開咬)

その他にもたくさんケースはあります。

 

口呼吸は癖になってしまうと中々治りません。やはり早期発見・早期治療が必要です。

 

特にお子さんは、歯並びが悪くなる前、癖が定着する前に予防する装置があります。本格的な矯正歯科治療が必要になる前にできるだけ予防する手段があります。

 

そのほか矯正歯科では「筋機能療法(MFT)」という治療で、お口の周囲の筋肉や舌の動きにたいして、リハビリを行います。

 

どうぞ、お子さんやご家族・親戚の皆さんで「口呼吸」の兆候をチェックしてみてください。そして、気になるようであれば矯正歯科で相談を受けてみてください。

 

虫歯や歯周病だけでなく、歯並びも予防の時代です・・・・・

 

村田歯科医院 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

 

 

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赤ちゃん 歯磨き いつから  ?

 

「 赤ちゃんは 歯磨きいつ頃からがいいですか? 」

患者さんから、そんな質問が最近多いように思います。

 

いや、もしかしたら、私も1歳ちょっとの息子がいるから?人事ではないように感じてしまうから?

 

そう感じるのかも知れません\(0。0)

 

 

 

そこで、以前も「赤ちゃん 歯磨き」というタイトルで、ブログを書きましたが、今回は「 赤ちゃん 歯磨き いつから 」を言葉を追加して、実体験も含めてちょくちょくはさんで書きたいと思います

 

単刀直入に・・・・・・

 

赤ちゃん歯磨きは1本でも生えてきたら始めた方が良いと思います。

 

赤ちゃんの歯が生えてくるのは、だいたい生後5~7カ月(約6ヶ月)ごろからです。

 

口の中がムズムズしてきた様子が見られたら、そろそろ生えはじめるサインなのです。そのムズムズが始まると、すぐに物をお口に運び・・・・

 

「カミカミ!」赤ちゃん

「指をシャブシャブ」赤ちゃん

 

 

個人差はあれど、お口のなかをイジリ始めます。

 

はじめに下の前歯が2本、それから上の前歯が2本と生えはじめるのが通常です。

 

わたしの息子は今、前歯上下4本づつ8本が生えています

 

やっぱり、良くお口の中をイジッタリ、カミカミしますね。 

 

そんな初期でも、虫歯を防ぐには、やはり歯磨きです。

 

赤ちゃん用の歯磨きをしてあげましょう。

 

歯が生え始める生後6カ月ごろは、ちょうど何でも口に入れたがる時期でもありますので、このころに便乗して、歯ブラシに慣れさせておくと、後になって苦労が少ないかもしれません。

 

普通の子供用の歯ブラシを口の中に入れたり、歯ブラシで歯ぐきをなでたり、あるいは手に持たせるなどして慣れさせてあげてもいいです。

 

ただ、ブラシの毛先が嫌で!または、くすぐったくって!嫌がる赤ちゃんもいます。また、一般的な歯ブラシは、赤ちゃんに持たせるには危なすぎます。転んだら大変です(><;)。まー、皆さん、赤ちゃんが立ったまま持たせることはしないと思いますが・・・・・

 

またまた、我が家での話ですが、 息子の歯磨きデビューの時は、

 

赤ちゃん歯ブラシ「ぷうぴぃ」で、歯ブラシの毛先の感覚になれてもらいました。勿論、はじめはただ噛んでいるです。

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でも、カミカミしてるうちの慣れてきて、その後の歯ブラシもやり易くなるのではないでしょうか?

 

次のアイテム(方法)としては・・・・・・

 

ガーゼ や ペーパーです。

 

歯の数が少ないうちは、市販のガーゼや市販のお手入れペーパー・ティッシュなどを使って、歯の汚れを優しくふき取るようにしてあげて下さい。

 

上下8本ぐらい歯が生えたら、できるだけ歯ブラシで、赤ちゃん歯磨をしましょう。ただ、「ぷうぴぃ」はあくまで、ブラシの感覚になれるためで、あまり、清掃効果は期待できないかもしれませんね。

 

1才を過ぎたら赤ちゃん歯磨きの習慣づけに、歯ブラシを子どもに持たせて自分でみがかせたりします。

 

このとき、くれぐれも転んだりして喉に刺さらないように、歯ブラシガードの使用や持たせる時は座らせてくださいね。

 

もちろんまだ、自分ではみがけないので、歯が生えそろうまでは、ママがひざに寝かせてみがいてあげるようにします。

 

いやがるときはマネごとでもいいので、ともかくも習慣づけする事が赤ちゃん歯磨きには大切なのです。

 

さらに補助的なものも応用するのも良いかもしれません。

 

うちでは、「レゴビーノ」です。  フッ素剤です・・・・

 

ネットで見ると良い事悪い事色々と、賛否両論あるみたいですが、あくまで、補助剤みたいなものですし、適切な使い方なら私は良いとおもいます。

 

 

ちなみに、ウチの息子はお母さんの歯磨きをなんとかこなしたあと・・・

 

「シューシュー」っていうと・・・・・・・・(仕上げにレゴビーノです)

 

気に入ってるのか? 喜んで、レゴビーノをやるため「アーン」って大きなお口をあけます。何回もせがみますが、やりすぎは禁物!

 

適量です。

 

どんな時、どんな年代でも「食べたらみがく」が基本ですが、赤ちゃん歯磨きは食べ物の残りかすを取るのも大変です。

 

どうしても、食後できない場合もありますよね。

 

そんなときは、食後にこだわらず、特に大事なのは、オヤスミ前 zzzzz

 

特に寝ている間は唾液の量が減って、虫歯になりやすいので、できたら夜寝る前やお昼寝の前など、1日1回はてていねいに磨いててあげましょう。

 
そして、赤ちゃん歯磨きを無理やり行うことは良くないです。 

 

これ大事です!!

 

楽しい 雰囲気で磨いてあげましょう。歌でも歌いながら♪でもよいです。

 

そのお子さんの好きな・興味を持つものや遊び感覚で楽しめる方法を、お母さんが工夫してあげて下さい。

 

ぬいぐるみやお人形さんに歯磨きしてみせたり・・・・

歯磨きできたらご本を読んであげたり、歯磨きの本なんてのもあります。

赤ちゃんの好きな色や形を使ってあげたり・・・・

子どもの歯ブラシや歯磨きグッズは、お店で買うとき子ども自身に選ばせてあげる・・・・・

などなど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ウチでは、「しまじろう」が、活躍しています。

 

しまじろう

色々親子で楽しみながら赤ちゃん歯磨きの習慣づけを!

 

これが一番です。

 

歯磨きをいやがる原因は、「歯磨きが痛い」「歯磨きが気持ち悪い」と感じるからです。

 

親御さんも赤ちゃん用歯磨きをマスターしてください!

 

歯をみがくときは、ブラシ部分が歯に当たっているかどうか、注意深く確認をしながらみがいてあげてください。

 

無理やり続けていると、歯みがきが大嫌いなってしまいます

 

なるべく機嫌のいい時間帯に、楽しい雰囲気で行うようにしてあげましょう。

 

ウチ息子の今は、「ぷうぴぃ」は卒業しました。乳幼児用歯ブラシにガードをつけて使用中です。レゴビーノは相変わらず好きなようです。

レゴビーノ

赤ちゃん 歯磨き がんばってくださいね!

 

村田歯科医院村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

横浜の歯医者|村田歯科医院|横浜駅すぐの歯医者

日付:  カテゴリ:赤ちゃん・子供の治療, 歯周病(症状・治療など), 予防歯科・デンタルケア and tagged , ,

赤ちゃん 丈夫な歯 

 

1月も後半です!本格的にインフルエンザが流行ってきましたね。私の周りにも連鎖的に次々と体調が悪くなる人が出てきています。患者さんの中にも体調崩して予約変更!なんてことも多くなってきています。

皆さん、くれぐれもお気をつけください。

 

私は幸いにも、早いうちからワクチンを打っておりましたので、今のところは大丈夫なようです。

でも油断は禁物!ワクチン打っててもかかってしまった方もいます。手洗いとうがいは小まめにして、気をつけないとです・・・・

 

とくに小さいお子さんをお持ちの親御さんはホント!十分気をつけてください。ウチの息子もまだ1歳5ヶ月。すごく気をつけています。

 

さて今回は、先日、患者さんから質問されたことをお話します。

 

村田歯科 横浜矯正歯科センター」 で、矯正治療をされている患者さんのお母様から・・・・・・ちなみに現在、ご妊娠中です。

 

「この子が(←現在矯正治療中お兄ちゃん)、乳歯の時から虫歯になりやすく、歯が弱かったので、次の子も心配なんです。なんか生まれる前に心がけることや生まれた時注意することはないですか?」

・・・・・とのご質問・・・・・・

 

 そこで、今回 「 乳歯の生え始め と ケア 」 についてです。

 

赤ちゃんの歯は、だいたい5ヶ月頃から生え始めます。まず下の前歯です。中には、生まれた時に前歯がすでに生えている赤ちゃんも居ます(先天性歯といいます)。

 

通常は、1歳ごろまでには上下あわせて8本の前歯が生え、1歳半までには上下16本、2歳を過ぎると上下すべて20本生えそろいます。

しかし、歯の生える時期にはかなりの個人差があり、1歳になっても最初の歯が生えないこともあります。生えてくるのが遅いからといって、過剰に心配する事はないと思います。

 

では、赤ちゃんの丈夫な歯を作るために、生まれる前から何かできることはあるのでしょうか?

 

 あ り ま す 

 

【「マイナス1歳」からはじめるむし歯予防】なんて本も発売されてますね。

 

赤ちゃんの丈夫な歯をつくるには、お母さんのお腹の中にいるときから気を付けなければいけません。乳歯は妊娠約1ヶ月頃、まだお母さんのお腹の中にいるうちに形があらわれ始めます。

 

そして、妊娠10ヶ月頃には、原型はほぼ出来上がってしまいます。

広く知られていますが、歯はカルシウムを多く含んでいます。妊娠前と妊娠中に、カルシウムを含む栄養を十分とることは、赤ちゃんの丈夫な歯をつくるには大切なことです。

さらにカルシウムだけでなく、タンパク質、リン、ビタミンA・C・Dの栄養素を含む食品をバランス良くとることも大切です。

リンは主に歯が成熟して硬くなる(石灰化)ための材料として、たんぱく質は歯の基礎に、ビタミンAは歯の表面の土台に、ビタミンCは歯の象牙質の土台に、ビタミンDはカルシウムの代謝や石灰化の調節をしたりします。

 

カルシウムばかり摂っていれば良いという事でもありません。バランスよく意識して摂取!が大切ですね。

 

ここで、どんな食品にどんな栄養素が多く含まれるか?簡単ですが挙げておきます。

カルシウム : ひじき、チーズ、しらすぼし、煮干、納豆や牛乳

リン : 牛肉、豚肉、卵、米

タンパク質 : お魚(青物など)、豆腐、卵、牛乳、大豆

ビタミンA : 豚肉、レバー、にんじん、ほうれん草

ビタミンC : さつまいも、イチゴ、ほうれん草、みかん、

ビタミンD : バター、卵黄、牛乳 

 

すいません、すごく一般的になってしまいました。詳しくは栄養管理表など参考にしてください\(00;)

 

そして、生まれてからすぐ虫歯になりにくい丈夫な歯をつくるには、予防がとても重要になります。

 

食後や授乳後には、水や湯冷ましを飲ませて口の中を清潔にすること、栄養バランスの取れた食事を心掛けること、ダラダラ飲みやダラダラ食べをしないこと、あまり甘い味に慣れさせないことなどに気を付けましょう。

カルシウムを多く含んだ牛乳、とうふ、納豆、卵、魚(いわし、めざし、わかさぎ、海老)など、これらの食品をバランスよく食べさせるようにしましょう。バランスよく食べることが身体にも歯にとっても、もっと大切です。

 

また、なかなか仕方がない事だと思いますが、夜鳴きをする赤ちゃんやなかなか寝ない赤ちゃんを寝かしつけようとして、授乳するお母さんがいますね。

んーこれは、ある程度仕方がない事ですが・・・・ウチでも経験済みです(00;)

 

ただ、これは大人でいえば、食後歯磨きをしないで寝るということです。(勿論、母乳の成分には良いものがたくさん含まれていますが・・・)

 

個人差があると思いますが、生後ある程度したら少しずつ授乳による寝かしつけは減らしていった方がいいかもしれませんね・・・・

 

子育て奮闘中のお母さんは、難しい場合もありますが、この事↑をちょっと頭の片隅にでも置いといてください・・・・

 

村田歯科医院村田歯科 横浜矯正歯科センター  村田正人

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赤ちゃん おしゃぶり について 

 

だいぶ、外の空気もヒンヤリしてきましたね。もう気づけば11月です。冬もそこまで来てますね。

赤ちゃんや小さなお子さんをお持ちの皆様(自分も含め)、風邪・インフルエンザやマイコプラズマ肺炎など要注意な季節がやってきました・・・・

 外で遊ばせたり、人がたくさん集まる楽しい場所に連れて行くにもなんだか気が引けてしまうのではないでしょうか?

 

そんなあんまり外に出られない時、赤ちゃんがお家ですることといえば・・・・・

「おもちゃでひとり遊び?」「なんでも噛みカミ?」「おしゃぶりチュウチュウ?」

 

そこでこんかい、 「おしゃぶり」 についてです・・・・(ちょっと強引?)

 

皆さんは「おしゃぶり」に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?

特に子育て奮闘中のお母さんはすごく興味があるのではないでしょうか?

 

従来は、おしゃぶりを使用することで「顎・歯の育成を促し、鼻呼吸を促す」など良いことだとされてきました。ある先生の本によると、ヨーロッパのある会社の研究ではおしゃぶりを使った子供とと使わなかった子供では使った子供の方が顎の発育がよく、鼻呼吸も改善されたと書かれているようです。しかし、このことははっきりした医学的な根拠はありません。

 

アメリカのある団体の調査では・・・・・

 

 

眠っているときのおしゃぶりの使用で乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが減らせると発表されています。
 

また、寝具や柔らかなぬいぐるみなど赤ちゃんの窒息を引き起こしやすいものが顔にかかっても、おしゃぶりの付属品などが、顔への密着予防になっているなどが理由として挙げられています。

 

このようなことから、アメリカの小児科学会は、幼児突然死症候群(SIDS)の予防におしゃぶりを推奨すると発表しています。アメリカはもともとおしゃぶりに寛容で自立歩行ができる3歳児や4歳児までもがおしゃぶりをくわえて街中を歩いているほどです。

 

じゃあ、日本ではどういう考えなのか・・・・?

 

日本小児科学会や日本小児歯科学会などが発表した内容によれば、「おしゃぶりは出来るだけ使用しない方がよい」との意見で、就寝時に使うなど、長期間の使用で歯のかみ合わせが悪くなるなどの悪影響が重視されています。

 

どうしても使用するなら1歳までに常用をやめ、2歳半までには「卒業」するべきだという意見だそうです。歯が揃い始める時期である、この年齢の設定にも、「歯並び」に対する注意の高さがうかがえます。

 

現在、日本の赤ちゃん(24ヶ月未満)のうち、おしゃぶりを使っているのは約3割弱で、その用途はぐずりを落ち着かせる、鼻呼吸の練習、寝かしつけなどだそうです。寝かしつけに使っている場合は、必然的に使用は長時間で、頻度も高くなります。この状況からして、寝かしつけに使っている場合は、寝ぐずりがピークになる1歳までに常用をやめるというのは、なかなか難しいのが現状ではないでしょうか?
  

 

さらに、最近では、このようにおしゃぶりの長期連用が、不正咬合・口唇変形・顎顔面変形・口呼吸・発音構音不全・咀嚼不全などの重い症状を引き起こす原因にないうるということが言われるようにもなってきました。

 

まだ骨が柔らかく機能もまだ確立していない成長の最も著しい乳幼児期に、おしゃぶりのゴムやシリコンの微弱な圧力がその周囲の軟組織や骨の成長に影響するのです。

言わば矯正装置として作用してしまい、特に顎の成長が盛んな時期では顎骨を変形、歯列を悪化させ舌や口唇などの軟組織まで偏位、変形させてしまう可能性があるとまで言われてきています。

 

一時期は、育児用品メーカーの努力もあり、おしゃぶりも「決しては並びを悪くするわけではない、むしろ歯並びを整える」というようなおしゃぶり肯定の風潮も出ましたが、やはい最近の傾向としては、おしゃぶりの連用は良くないといわれる傾向にあるのではないでしょうか?

 

 

このようにアメリカと日本での違った見解・・・・どうすればいいのでしょうか?

 

 

矯正歯科専門医として意見は・・・・・・

 

個人的意見ですが、常用は1~2歳まで、なるべく3歳までには辞めた方が良いと思います。無理させても赤ちゃんのストレスが増しては良くないですからね。

 

学会の見解よりちょっと甘い設定ですかね・・・・・(汗)

 

確かにおしゃぶりをしているため不正咬合・口唇変形・顎顔面変形・口呼吸・発音構音不全・咀嚼不全などの重い症状を引き起こす原因になる可能性があります。

 

実際、自分の患者さんのなかでも、おしゃぶりを長期連用した子供さんが「重度の開口(咬んでも前歯が開いた状態)」になってしまったケースも診ています。

 

 

考え方も色々あると思います。諸事情により、おしゃぶりを使うとしても、その使い方、その使用時間の長さが問題なのかもしれません。長時間同じ状態で力がかかりつけるようなことは良くないと思います。

現在、おしゃぶりを使用されている方で、やめさせるタイミングがわからない方も多いでしょう。

おしゃぶりは、早い時期にやめさせようとすると、逆に指しゃぶりをはじめたりする場合が多くありますし、ついつい、赤ちゃんをおとなしくさせるため、おしゃぶりを与えてしまいがちです。たしかにその場では楽になりますが、あとあとやめさせるのが大変ですし、歯並びにもよくありません。

 

 

ですから、使用している方は、使用時間や使用をやめるタイミング設定して、みてはいかがでしょうか?赤ちゃんの個人差もあると思いますから、なかなか明確にするのは難しいでしょうが・・・・・

 

要は「期間限定」をなるべく明確に・・・・

 

また、赤ちゃんを一人でほおっておくのではなく、いろいろ遊んであげる事で、不安をとりのぞいたりすることもできます。後悔しないためにも、これらのことを頭にいれておいてみてはいかがでしょうか?

 

忙しい時間でつい気が回らなくなることもあると思います。ですがちょっとだけでも、より楽しく、安心させてあげる事を心がけて接してみれば、早くおしゃぶりも卒業してしまうかもしれません。

 

余談ですが・・・・・(恒例?)・・・・・ (00;)/☆

 

ウチの息子も1歳ちょっとです。最近、夜中に突然起きて、寝ぐずりします。妻が抱っこしたり、時には、まだ授乳します。

 

私も実は気にして起きてしまいます。

眠い目をこすりながら・・・・・(あ、あまりお役にたてませんが・・・・)

 

「あー、こんな時におしゃぶりを使うと安心するのかな・・・・」

「こんな時、おしゃぶりを使うと嫁さんも楽なのかな?」

 

と思ったりしてしまいます。

 

でも、ウチでは最初から「おしゃぶり使わない」派です。

 

理由はやはり、不正咬合・口唇変形・顎顔面変形・口呼吸・発音構音不全・咀嚼不全などの重い症状を誘発してします可能性があるから!と考えているためです。

上下のアゴの成長ピークは違います。特に上アゴの成長は早めに始まります(8歳ごろから)。もし、その前におしゃぶりを使用した事により、悪い症状を誘発する噛み癖や舌の癖、悪い飲み込み方(異常嚥下癖)がでたら困ってしまいます。

おしゃぶりは一生のうちほんの一時期です。噛んだり、食べたり、飲み込んだりは、一生続きます。

 

賛否両論はあると思いますが、ウチでは、こんな意見です。

 

その代わり、噛みおもちゃや歯磨き練習用歯ブラシを噛み噛みしてもらっています。アゴの発達の促しますし、ずっと同じ状態で咬むこともすくないですしね。

 

幸い、ウチの子は喜んで  カミカミ

 

以上、ご参考になりましたでしょうか・・・・・・

 

おしゃぶりを長期連用してしまい、歯並びにちょっと不安があるという方は、一度、矯正歯科を受診されてみてはいかがでしょうか?

 

不安なまま過ごすのも、親としてもストレスになって、子供にも影響してしまいますしね・・・・・・・・

 

 

村田歯科 / 村田歯科 横浜矯正歯科センター   村田正人

 

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